5回行ってみて考察!オールインクルーシブのメリット・デメリット

メキシコ
ビーバー君
  • オールインクルーシブってお得なの?
  • どんな人におすすめ?
  • 損する人ってどんな人?
  • どこでやってるの?
  • なにが含まれているの?
  • 子連れも大丈夫?

そんな疑問に、オールインクルーシブを5回体験してきたMoose(ムース)がお答えします。

オールインクルーシブは、旅行代金に飲み放題・食べ放題・遊び放題が含まれているので、

オールインクルーシブプランで損する人
  • 全くお酒を飲まない人
  • 好き嫌いが激しくあまりご飯を食べない人
  • あちこち出歩いて散策したい人

には向かないプランだと言えます。

逆に、

オールインクルーシブプランを満喫できる人
  • 色々なお酒や食べ物を試してみたい人
  • ビーチリゾートを堪能したい人
  • 新しい事に挑戦してみたい人

にはピッタリのプランです。

ロマンチックなハネムーンや女子旅、卒業旅行やお一人様旅行など、ほぼ全シーンで存分に楽しめますよ。

条件が一致する方はぜひ参加して欲しいプランです。

オールインクルーシブプランに含まれる物・含まれない物

まずは、実際のオールインクルーシブプランに一体何が含まれていて、何が追加料金となるのかまとめました。

料金に含まれる物
  • 滞在中の飲み物・食べ物
  • 海やプールで使用するタオル
  • ハウスキーピング
  • ホテル内の設備(ジムやプールなど)
  • ホテル内のアクティビティ参加(ワカモレ作り・サルサレッスンなど)

ざっと思いつくあたりで書き出しました。

ホテルによっては、ルームサービスも無料なので至れり尽くせり。

Moose(ムース)が実際に参加してみて楽しかったアクティビティは、アーチェリーです。

アーチェリーのアクティビティ

アーチェリーのアクティビティ

人生初のアーチェリーは、全く的に当たりませんでした(笑)

このようなアクティビティが無料で楽しめるので、お得感満載です。

でも、中には追加料金となるアクティビティもあるので注意しましょう。

追加料金が必要な物
  • 海やプールで使用する浮き輪や水中メガネ
  • オプショナルツアー(市街観光やジェットスキーなど)
  • プレミアムリカー(シャンパンなどお高い部類に入るお酒)
  • リゾート内のスパ
  • 海辺の特別ロマンチックディナー
  • リゾート内にて無料で撮ってもらう写真のデジタルコピー

水中ゴーグルなどが追加料金だと事前に分かっていれば、荷造り時にスーツケースに詰め込みますよね。

でも、リゾート内で撮ってもらう写真なんかは欲しくなっちゃいますよ。

理由は、カラフルなオウム?や可愛い手乗り猿、イグアナなどトロピカル感満載な動物達とツーショット写真を撮ってくれるからです。

オールインクルーシブリゾートでの追加料金の例~ミニ猿とツーショット~

オールインクルーシブリゾートでの追加料金の例~ミニ猿とツーショット~

ええ商売してますわ(笑)

でも、猿が可愛いかったから購入して満足してます。

このように、全て含まれていても追加料金が発生する場合があるので、お土産代として少し予算を設けている方が賢明ですよ。

オールインクルーシブプランに含まれている物・いない物が分かった所で、メリット・デメリットも紹介していきます。

オールインクルーシブプランのメリット

バレンティン インペリアル リビエラ マヤ オールインクルーシブの無料バー&スイーツ

バレンティン インペリアル リビエラ マヤ オールインクルーシブの無料バー&スイーツ

現地の料理やお酒を色々試したい人や、ビーチリゾートを堪能したい人に向いているとお伝えしましたが、具体的にどう向いているのか説明しますね。

初めての食べ物に追加料金なく挑戦出来る

サポジラの実

サポジラの実

サポジラの実の他言語表示

サポジラの実の他言語表示

旅行へ行くと、未知の食べ物に出くわしますよね。

全く食べた事のない料理に、結構な金額を払って挑戦しようという方はあまりいないはず。

でも、オールインクルーシブプランだとビュッフェスタイルなので、少量だけ自分のお皿にとって試す事が出来ます。

自分の口に合うのかどうか、お金を無駄にすることなく確認出来るので、試さない方が損ですよね。

Moose(ムース)
Moose(ムース)はメキシコでサボテンの実を初めて食べました。ドキドキでしたが、美味しくてお代わりするほど気に入りました。

サボテンの実

サボテンの実

逆に、ドミニカ共和国ではサポディラという謎の果物に挑戦し、敗北しました(笑)

バーで飲んだことないカクテルを無料で注文出来る

Bar de Esperaで作ってもらったカクテル

Bar de Esperaで作ってもらったカクテル

バーでカクテルなんて、飲みなれていないと何を注文したらいいかわかりませんよね。

しかも、注文したら料金が発生しますし、気に入らない味だった時は悲惨です。

でも、オールインクルーシブプランだと無料でバーテンダーさんにお願い出来ちゃいます。

いつも注文しないようなカクテルに挑戦する事が出来るので、新しいお気に入りが見つかるかもですね。

オールインクルーシブプランは基本財布要らずですが、チップは払った方がスマートです。毎回でなくていいので、$2~3アメリカドルくらいをスッと差し出しましょう。特に、バーに座って色々なカクテルを注文するなら尚更です。チップなしでもサービスは受けられますが、やはり人間なのでチップを払った人の方がより良いサービスになります。

ビーチリゾートならではのアクティビティが無料で楽しめる

ホテル内にあるプールでは、時間ごとにビーチバレーや泡パーティーなど、色々な催しが開催されます。

さらにプールサイドでは、ワカモレ作り体験やスペイン語講座など子供と一緒に楽しめるようなアクティビティも開催されています。

ワカモレ作り体験アクティビティ

ワカモレ作り体験アクティビティ

海辺では、シュノーケリングやジェットスキーなども体験できます。

ホテル内の施設では、ヨガ教室やパドルボートなど書きつくせない程色々なアクティビティが用意されています。

中には追加料金のあるアクティビティもありますが、ほぼ無料でかなり遊び尽くす事ができます。

結果お財布に優しい

オールインクルーシブプランを提供しているホテルの宿泊料金は、決して安くはありません。

でも通常の旅行だと考えて、1日3回の食事代×宿泊日数、さらにお酒を飲んだと考えると飲食代は結構な額になります。

さらに、リゾート内で無料で使用できる施設やアクティビティの事を考えると、計算しなくてもわかりますよね。

そう考えると、オールインクルーシブプランは飲み放題・食べ放題・遊び放題なので、結果的にお財布に優しいのです。

オールインクルーシブプランのデメリット

いい事だらけのオールインクルーシブプランですが、残念ながら冒頭でお伝えしたタイプの方々にはデメリットの方が多くなります。

オールインクルーシブプランで損する人
  • 全くお酒を飲まない人
  • 好き嫌いが激しくあまりご飯を食べない人
  • あちこち出歩いて散策したい人

飲み・食い・アクティビティにそこまで興味がないと逆に損

オールインクルーシブプランの売りは、飲み放題・食べ放題・遊び放題です。

好きな時に食べて、好きな時に飲んで、好きな時に好きな事をして遊ぶのが醍醐味。

それらを含めた金額がオールインクルーシブプランの少しお高い料金の理由です。

もし、1日中ずっとホテル室内でゆったりして、ご飯もアルコール無しで2食しか食べない×宿泊日数となると・・・損ですよね(笑)

近隣の遺跡や観光地を複数巡ると費用がかさむ

セノーテ

セノーテ

超アクティブな旅行者の方に多いかもしれませんが、せっかくなかなか来ない場所に来たので色々探検したいと思いますよね。

滞在するリゾートホテルに近い観光地1か所くらいなら、オプショナルツアーとしてホテルから出ているツアーに現地で追加料金を払って参加できます。

でも、2か所、3カ所と行きたい場所が増えるようなら、オールインクルーシブプランは逆に高くつくのでやめた方がいいでしょう。

2週間などの長期滞在は飽きる

1週間くらいならリゾート内で食事もアクティビティも充分満喫できますが、2週間ともなると少し退屈してきます。

理由は、食事とアクティビティのマンネリ化です。

朝食と昼食は、ビュッフェスタイルのレストランとなりますが、1週間経つとまた同じメニューに戻ってしまいます。

どういう事かと言うと、

月曜火曜水曜木曜金曜土曜日曜
メキシコ料理イタリア料理北米料理フランス料理バーベキューインターナショナルアジア料理

という風に、例えばですが曜日ごとにビュッフェのメニューが変わるようになっています。

2週間いれば、一周回ってまた同じメニューという事です。

アクティビティも同様です。

なので、1週間以上滞在する予定の方は、飽きがこないようにする工夫が必要になってきます。

子連れでも楽しめる?

もちろんです。

オールインクルーシブプランのメリットでもお伝えしましたが、子供と一緒に楽しめるアクティビティも沢山用意されているのでお子様を飽きさせません。

また、プールには浅い水浴び用エリアや大きなスライダーなどが設置されていたり、全体的にカラフルな仕様になっています。

北米在住のご家族は、ビーチリゾートでよく子連れバカンスを楽しまれていますよ。

ただ、あまり小さいお子さんだとお昼寝タイムが必要だったりで、ご両親様の時間がなかなかとりにくくなりますよね。

そんな場合は、ルームサービスが無料のオールインクルーシブリゾートを選ぶと安心です。

ご飯の時間(特に夕食)を逃す心配がないので、ホテル室内でゆっくりお子様とお昼寝できちゃいますよ。

逆に、子供抜きで楽しみたいという方はアダルトオンリーのオールインクルーシブもあるので参考にしてください。

アダルトオンリー・オールインクルーシブがおすすめなたった1つの理由

オールインクルーシブプランがある観光地は?

プラティナ ユカタン プリンセス アダルツ オンリー オール インクルーシブのビーチ

プラティナ ユカタン プリンセス アダルツ オンリー オール インクルーシブのビーチ

オールインクルーシブプランは、残念ながら全ての国や地域で提供している訳ではありません。

よく知られているオールインクルーシブプランのある観光地は、海外のビーチリゾートでしょう。

メキシコやジャマイカなどカリブ海周辺諸国、モルディブも有名ですね。

海外のオールインクルーシブがどんな雰囲気か覗いてみたい方は、Moose(ムース)の体験記を参考にどうぞ。

プラティナ ユカタン プリンセス アダルツ オンリー オール インクルーシブ本音口コミ

最近では日本国内でも、オールインクルーシブプランを提供しているホテルやリゾート地を見かけます。

個人的に気になっている国内オールインクルーシブプランで言えば、世界遺産の熊野古道も楽しめる熊野倶楽部ですかね。

ビーチリゾートとどう違うのか、すごく興味があります。

帰国時にはぜひ行ってみて、違いを記事化したいと思います。

オールインクルーシブプランがあるかどうかは、ホテルや旅館の絞り込み検索で調べることが出来ます。

オールインクルーシブプランのあるホテル選びのポイント

5回のオールインクルーシブ経験から、ホテル選びのポイントをお伝えしたいと思います。

ポイントその1・24時間対応ルームサービス

「え、食べ放題なんやからいらんくない?」と思いませんか?

実はこの24時間対応のルームサービス、かなり重要です!

最大の理由としては、リゾートへの到着時間によって食事の時間を逃してしまう可能性があるからです。

もちろんスナックバーなどは開いていますが、やはりスナックなのでいまいち満足しません

しっかりとした食事が食べたい場合にとても重宝します!

特に、飲んでいると食べたくなりますよね、〆的ななにか(笑)サンドイッチやフライドポテト以外にもなにか食べたくなるので、この24時間対応のルームサービスは必要だと経験から実感しました
さらに、部屋から出たくない朝などにも利用できます。

海外の映画やドラマにあるようなブレックファーストinベッドができちゃいます!

ポイントその2・ロマンチックディナーオプションがある

オールインクルーシブプラン追加料金のロマンチックディナー例

オールインクルーシブプラン追加料金のロマンチックディナー例

リゾートによっては別途料金になりますが、ロマンチックディナーを提供しているかチェックしましょう。

ハネムーンや記念日に訪問を予定している方は、さらに思い出に残る特別な時間を過ごすためにも大切な項目です。

ロマンチックディナーの内容は、浜辺でのムードあるディナーであったり、特別なテーブルセッティングであったりと様々です。

ポイントその3・リゾート内アクティビティの種類

何日リゾートに滞在するかで変わってきますが、だいたい1週間もいるとビーチとプールとレストランの往復に飽きてきます。

そこで重要なのがリゾート内アクティビティです。

もちろんオプショナルツアーを利用してリゾートの外へ探検に出てもいいのですが、せっかく料金を多めに払って、いいホテルに滞在しているのですから、リゾートを満喫し尽くしたいですよね!

基本的にどのリゾートでも、プールやビーチでは毎日いろいろなイベントを行っています。

そういったプールやビーチでのイベント以外にもなにか遊べるアクティビティを提供しているリゾートは飽きなくてよかったです。

ヨガ教室やアーチェリー、パドルボートなどリゾートによっていろいろ提供していますので、そこもしっかりチェックしてみて下さい。

ビーチリゾートへ行くならオールインクルーシブプランがお得

オールインクルーシブプランのメリット・デメリットをお伝えした上で、どんなホテルを選ぶべきかも合わせて紹介しましたが、役に立ちそうですか?

日本国内のビーチリゾートではあまりないオールインクルーシブプランですが、もし海外のビーチリゾートへ行く際には、ぜひ挑戦してもらいたいのでこの記事を作成しました。

少しでも皆様の旅が素敵なものになるお手伝いが出来れば嬉しいです。