カナダと言えばスモークサーモン=鮭って勝手なイメージが出来上がっていますが、みなさまはカナダにそんなイメージがありますか?
今回は鮭と白菜を発見したので、クリーム煮に挑戦してみました。コンソメスープの素がなくてもバッチリ美味しく簡単に出来上がりますので、海外のスーパーで白菜を見かけたらさっそく挑戦してみて下さい。
近年アジアの食材が増えつつあるローカルスーパー
カナダに来た当時(約10年程前)は、近所のスーパーでアジア食材を見かけることなんてなかなかありませんでした。あっても微妙なブランドの醤油とかぐらいでしたね。
でも、最近はブロッコリーの隣にどっさりと白菜が売られています。ご覧の通り、白菜はNapa Cabbage(ナッパキャベツ)となっています。Chinese Cabbageと呼んだりもします。ちなみに購入している人に遭遇したことは1度もありません(笑)
どうしてNapaっていうんでしょうね?菜っ葉だから?それともアメリカ産なので、あのワインで有名なNapa Valleyが生産地でそこからきてたりするんでしょうかね?
海外で日本食自炊レシピ・鮭と白菜のクリーム煮
トロントの冬は寒いです。そして長い!そんな冬はぽかぽかあったまるメニューが恋しくなりますよね。
今回は、コンソメスープの素なしでも美味しいクリーム煮が簡単に作れることを証明したいと思います。
食材を買いに行ったローカルスーパーは、NOFEILLS(ノーフリルズ)です。それではさっそく調理していきましょう!
ローカルスーパーで買いそろえる材料
- 白菜
- 鮭(鶏肉でも美味しい!)
- 玉ねぎ
- ほうれん草(ジャガイモやブロッコリーなどなんでもアリです。)
- 牛乳(豆乳でもアーモンドミルクでも生クリームと半々でもなんでもアリ。)
- 固形ブイヨンの素
ちなみにめっちゃ気になったこの魚のブイヨンの素。出汁っぽくなるのかなと思い原材料を見たら、Tunaとありました。
「カツオじゃないんや・・・。」とちょっとがっかり。まだ試したことはありませんが、近々挑戦してみますね。
調理開始&手順
まず、白菜と玉ねぎをテキトーに切ります。ブロッコリーやジャガイモなど、切る必要のある野菜はみんなこの段階で切っておきます。
次に鮭を切ります。鶏肉にされた方はここでザクザク切っておきます。
切った鮭、または鶏肉に下味をつけます。塩と胡椒をしっかりふります。
大きめの深いフライパンか鍋に油をひきます。そこに白菜の芯やジャガイモなど、火の通りにくいものから入れて炒めていきます。
野菜類に塩コショウをしていきます。
葉っぱの部分にちょっと火が通りかけたら、鮭投入です。
Moose(ムース)は面倒くさがりなので、ここで一気に一緒に炒めてしまいます。炒めている最中に鮭の身が崩れても気にしません。出来栄えや鮭の食感にこだわる方はどうぞ、お好きなようにこだわって下さい。
しっかり小麦粉に火が通ったら、水とブイヨンの素をいれます。水を入れない人はここで乳製品をいれます。(水なしでほうれん草を入れる人は、乳製品の前に入れましょう。サラダ用のBaby Spinachなのですぐ火が通ってしまいます。)
ほうれん草はすぐに火が通るのでブイヨンが溶けたらどっさりと投入します。
次に乳製品を入れます。牛乳と生クリーム半々の人はとってもまろやかな感じになります。豆乳やアーモンドミルクの人はけっこうあっさりした味になります。
これはもう好みで、好きなようにやっちゃって下さい。
乳製品投入後、ぼこぼこと沸騰させるのは避けましょう。
最後に投入した鮭やほうれん草に火がしっかり通っていれば、出来上がりです!
結構ハイスピードで、チャチャっと簡単に出来上がる白菜のクリーム煮が完成です!
パンに浸して美味しく頂きました。トロントの有名ブリュワリーミルストリートのバニラポータービールと合わせて完食しました。
まとめ
小麦粉がダマになりさえしなければ大成功のクリーム煮は、いろいろな具で作ることができます。鮭の代わりにベーコンを入れたり、きのこ類を入れても美味しいですよ。
近所のスーパーNOFEILLS(ノーフリルズ)だけでそろう材料で、簡単に出来る日本食自炊レシピをお伝えしました。日本を思い出す料理が今晩の食卓を彩れば嬉しいです。