【体験レポ】チューリッヒ空港Aspire ONEラウンジ(シェンゲン内)を徹底紹介!軽食・ドリンク・混雑状況もレビュー

【体験レポ】チューリッヒ空港Aspire ONEラウンジ(シェンゲン内)を徹底紹介!軽食・ドリンク・混雑状況もレビュー
【体験レポ】チューリッヒ空港Aspire ONEラウンジ(シェンゲン内)を徹底紹介!軽食・ドリンク・混雑状況もレビュー
スイス

チューリッヒ空港にはいくつかのラウンジがありますが、シェンゲン内フライト利用時に入れるプライオリティパス対応ラウンジが「Aspire ONE Lounge(アスパイア ワン ラウンジ)」。

今回Moose(ムース)は、ヨーロッパ域内便の出発前にドラゴンパスを使って、このAspire ONEラウンジを実際に利用してみました。

本記事では、場所・入室方法・食事・雰囲気・混雑具合を、写真付きの実体験ベースで詳しく紹介します。

Aspire ONEラウンジとは?場所・営業時間・利用条件

チューリッヒ空港Aspire ONEラウンジ(シェンゲン内)

チューリッヒ空港Aspire ONEラウンジ(シェンゲン内)

チューリッヒ空港のAspire ONEラウンジは、イギリスの大手ラウンジ運営会社「Aspire Lounges」が手がける共用ラウンジで、プライオリティパスをはじめとする複数のカードプログラムに対応しています。

スターアライアンスやSWISS航空の上級会員専用ラウンジとは異なり、有料でも利用できるオープン型ラウンジという点が特徴です。

場所|チューリッヒ空港シェンゲンエリアのどこにある?

Bゲートへ向かう途中にあるAspire One ラウンジ

出国審査を終えてすBゲートへ向かう途中にあるAspire One ラウンジ

Aspire ONEラウンジ(シェンゲンエリア)は、チューリッヒ空港のターミナルA/BのBゲート近くにあります。

出国審査を抜けて徒歩数分でアクセスできるため、搭乗ゲートがBエリアにある便を利用する人には特に便利。

Aエリアからでも10分~15分ほどで到着できますが、搭乗時間には余裕をもって移動するのが安心です。

詳しいマップは公式サイトからどうぞ。

営業時間と対応時間帯

Aspire ONEラウンジ(シェンゲン側)の営業時間は、毎日05:30〜21:00頃まで(※季節や便のスケジュールにより変動あり)。

早朝発のフライト前にも利用できるのが嬉しいポイントです。

朝は、出張客やヨーロッパ各都市への短距離便の利用者で混み合う時間帯。

一方で、昼過ぎ〜夕方前(13〜16時頃)は比較的空いており、落ち着いた雰囲気で過ごせます。

滞在時間は最大3時間までとありますが、実際Moose(ムース)は4時間ほど利用しました。

特に、係りの人からなにか言われるという事も無かったです。

混雑時は入室制限がかかることもありますので、事前予約出来る方は予約をおすすめします。

利用方法(プライオリティパス・ドラゴンパス・有料・航空会社ラウンジ提携)

Aspire ONEラウンジは、以下の方法で利用可能です。

  • プライオリティパス(Priority Pass)&ドラゴンパス(Dragon Pass)&ダイナースクラブ(Diners Club)&ラウンジキ(LoungeKey)
    → 無料または回数制限内で利用可。カードと搭乗券を提示すれば入場できます。
  • 有料利用(Walk-in)
    → 約40〜45CHF(変動あり)で、現地受付または公式サイトから事前予約も可能。
  • 航空会社の上級会員やビジネスクラス搭乗客
    → ステータスカードや搭乗券を見せると入場できます。

いずれの場合も、搭乗券の提示が必須です。

入室制限がかかることもあるため、繁忙期や朝のピーク時は少し早めの訪問や事前予約をおすすめします。

実際に利用してみた!ラウンジ内の様子

左隣にあるMarhaba Lounge

左隣にあるMarhaba Lounge

さっそくMoose(ムース)が実際に利用してきたラウンジ内の様子をレポートしていきます。

Bゲート付近にあるラウンジの看板を目印にエレベーター、または階段で2階にあがるとAspire One ラウンジとMarhabaラウンジの2つのラウンジの受付が見えてきます。

どちらのラウンジも、Moose(ムース)が持っているドラゴンパスで利用が可能でしたので、直感で右側のAspire One ラウンジに決めました。

中に入ると、木目を基調とした落ち着いた空間が広がります。

Aspire One ラウンジ内のソファー

Aspire One ラウンジ内のソファー

明るすぎず、静かで居心地の良い雰囲気。

窓側の席からは、滑走路を一望することができますよ。

座席タイプ

Aspire One ラウンジ内部の様子

Aspire One ラウンジ内部の様子

Moose(ムース)はラウンジの真ん中にあったテーブル席を利用しましたが、ラウンジ内には他にも以下の座席タイプがあります。

  • ソファ席
  • カウンター席
  • テーブル席

Wi-Fiは無料で高速、席によっては電源コンセントもあります。

PC作業をしている人も多く、ビジネス利用にも最適だと感じました。

食事・ドリンクの内容

Moose(ムース)個人的に1番大事な内容です(笑)

ラウンジによって本当に違うので、行ったことのないラウンジは他の方のブログで事前リサーチをしちゃいます。

なので、このブログもMoose(ムース)と同じような方の役に立っていれば嬉しいです。

 軽食・ホットミール

Aspire One ラウンジ内の料理が並ぶ台とドリンクバー

Aspire One ラウンジ内の料理が並ぶ台とドリンクバー

食事はビュッフェ形式で、軽食といった感じ。

4時頃にラウンジに来たからなのかなと思っていましたが、8時頃までメニューは変わりませんでした。

朝食のメニューと昼食から夕食の時間帯メニューは違う事を期待したいです。

ちなみに、Moose(ムース)が訪れた時は以下の内容でした。

  • スープ1種(トマトビスク)
  • ホットミール2種(ピラフみたいなパラパラご飯、野菜のトマト煮、麺料理)
  • サラダ、フムス、キャロットラぺ、パン各種
  • 果物(バナナ、オレンジ、リンゴ、キウイなど)
  • ヨーグルト各種
  • サンドイッチ(チーズ&ハムなど)
  • ナッツ類各種
  • スイーツ(マフィン、クッキー、グミなど)
Aspire One ラウンジ内の温かいご飯例

Aspire One ラウンジ内の温かいご飯例

Aspire One ラウンジ内の温かいご飯例-麺類

Aspire One ラウンジ内の温かいご飯例-麺類

サラダ系もありましたが、スイス空港なので勝手に期待していた、スイスチーズの盛り合わせみたいなのは無かったです。

Aspire One ラウンジ内のサラダ類

Aspire One ラウンジ内のサラダ類

出発前に軽く食べたい人には十分なラインナップ。

Moose(ムース)はトマトビスクスープをおかわりしちゃいました。

やっぱり温かいスープは、1月の旅行という事もあったでしょうが、乗り継ぎの身に染みわたります。

おかわりしてしまったAspire One ラウンジ内のトマトビスクスープ

おかわりしてしまったAspire One ラウンジ内のトマトビスクスープ

もし、このラウンジをお腹が空いた状態で利用するのを想定していると、少しガッカリかもしれませんね。

なんたってメインのお料理チョイスは、ご飯と野菜のトマト煮か、よくわからない麵類のみ。

なんとも言えない味のAspire One ラウンジ内の麺料理

なんとも言えない味のAspire One ラウンジ内の麺料理

スープ?のようなソースがたっぷりで、カレー風味かと思いきや、そういう味ではなく・・・。

とにかく微妙な麺料理でした。

ドリンクバー

Aspire One ラウンジ内のドリンクバーの様子

Aspire One ラウンジ内のドリンクバーの様子

ドリンクコーナーには以下が用意されています。

  • コーヒーマシン(エスプレッソ・カプチーノ)
  • ソフトドリンク(コーラ、ジュース、水など)
  • アルコール(ワイン、ビール、スピリッツ類)
Aspire One ラウンジ内のドリンクバーの一例

Aspire One ラウンジ内のドリンクバーの一例

Aspire One ラウンジ内のワイン例

Aspire One ラウンジ内のワイン例

Aspire One ラウンジ内のセルフドリンクバー

Aspire One ラウンジ内のセルフドリンクバー

結構沢山の種類のワインが用意されていました。

ビールは生ビールはなく、ボトルタイプのみ。

でも、そのビールが大正解!!

フェルトシュレスヒェン(Feldschlösschen)のオリジナルビール

フェルトシュレスヒェン(Feldschlösschen)のオリジナルビール

スイスの地ビールで、めちゃくちゃ美味しかったです。

4時間もラウンジにいてわかった事ですが、やはりフライトによってラウンジ利用者の数に波がありますね。

他ラウンジとの比較(スイス航空ラウンジとの違い)

チューリッヒ空港には、Aspire ONEのほかにスイス航空のビジネスラウンジ等合わせて9つほどあります。

ただしスイス航空ラウンジはスターアライアンス系ビジネス・上級会員専用のため、一般旅行者は利用できません。

Aspire ONEはプライオリティパス(Priority Pass)など民間カードで入れる点が最大のメリット。

食事はやや軽めですが、静かで居心地が良く、一般旅行者でも気軽に利用できるバランスの取れたラウンジです。

以下にチューリッヒ空港のラウンジをまとめておきましたので、参考にしてください。

ラウンジ名ターミナル/エリア主な利用条件備考
ASPIRE Lounge(Airside Centre)Airside Centre(シェンゲン/出発側)プライオリティパス等のラウンジパスまたは有料入室可。食事・ドリンク充実。ビジネス利用にも適。
ASPIRE Lounge(Terminal E)Terminal E(非/国際出発エリア)同上エリアEの便利用者向け。
Marhaba LoungeAirside Centre(シェンゲン)同上。小規模ながら快適。荷物預かりサービスあり。
Primeclass LoungeTerminal E(Gate E46付近)同上。屋外テラスやシャワーあり。
SWISS Lounges(First/Senator/Business等)Terminal A・E・D など航空会社上級会員/ビジネスクラス利用者対象豪華設備(シャワー、テラス、ウィスキーバーなど)あり。
VIP Service LoungeAirside Centre有料/問い合わせ制。Flughafen Zürich非常にラグジュアリーなオプション。

※入場条件は変更されることがありますので、必ずお持ちのカード、またはラウンジの公式サイトで確認してください。

チューリッヒ空港シェンゲン内ならAspire ONEラウンジが最もバランス良し!

チューリッヒ空港シェンゲン内のASPIREラウンジは、食事よりも静かさと快適さを重視したい人におすすめ。

プライオリティパスでの利用も便利で、トランジット時の休憩に最適なラウンジです。

  • プライオリティパスやドラゴンパス対応で入室可能
  • 軽食・ドリンクが揃い、静かで快適な空間
  • アクセスが分かりやすく、保安検査後すぐに利用できる立地

トランジット中にちょっと休みたい人や、出発前に軽く食事を取りたい人にぴったり。

シェンゲン内フライト利用時は、ぜひAspire ONEラウンジで快適な時間を過ごしてみてください。

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