プエルト・バヤルタの寿司には○○が欠かせない件

メキシコ

メキシコのビーチリゾートとして有名なプエルト・バヤルタ。太平洋に面しており、新鮮なシーフードを年中楽しむことが出来ます。新鮮なシーフードと聞けば、日本人なら絶対刺し身と寿司でしょう!ということで、メキシコの地で食した衝撃の寿司事情を紹介いたします。

わざわざメキシコまで行って寿司を食べようなんて人は少ないと思いますが、万が一食べてみようと考えている方にぜひ読んでもらいたくて記事にしました。最後までどうぞお付き合いください。

海外の寿司たち

まず、海外で食べる寿司について軽くおさらいしておきたいと思います。そもそも外国の人がイメージする寿司は、日本人の私たちがイメージする寿司と少し違います。

日本でも少し名が知れているカリフォルニアロールなどの様に、海苔とご飯が反対になって巻かれているお寿司が一般的な”寿司”です。やはり生で食すというのが苦手な方も多く、寿司自体をカリッと揚げているものもあります。

海外の一般的な寿司の例

海外の一般的な寿司の例

また、巻かれている具材ですが、天ぷらにされたエビや白身魚など、調理されているものが多いのも特徴の1つです。さらに、マヨネーズにスパイシーソースを混ぜ合わせたスパイシーマヨを好んでつけて食べる人が多いのも、日本と少し違うところです。

プエルト・バヤルタの寿司

Moose(ムース)も旅先でプチホーム料理シックになって、色々な国でお寿司を食べたりしましたが、メキシコのプエルト・バヤルタの寿司には驚愕しました。

プエルト・バヤルタの寿司

プエルト・バヤルタの寿司

写真の色が悪く、分かりにくいかもしれませんが、こちらのお寿司すべてにクリームチーズが入っているのです!!

お隣の席のメキシカンカップルも、ちょっと離れた席のファミリーもみーんな!!クリームチーズを単品で追加注文していました・・・。まるでガリを食べているかのように、追加のクリームチーズをお寿司にのっけてパクリ。

寿司レストランだけでなく、ウォールマートというショッピングセンターの中のお惣菜コーナーにあるお寿司でさえも、クリームチーズ入り!!

フィラデルフィアロールというクリームチーズとマンゴーのお寿司は知っていましたが、ここまで徹底してすべての寿司にクリームチーズが入っている都市は初めてです。

クリームチーズ入り寿司のお味はもちろん、マズイ!!(注:個人的な感想です。)

クリームチーズ入りの寿司

クリームチーズ入りの寿司

生のマグロにクリームチーズ、さらにアレンジの加わった醤油をつけて頂きます。すべてのハーモニーが1度に口いっぱいに広がって・・・とてつもなくミスマッチ(笑)

プエルト・バヤルタのアレンジ版寿司用醤油

プエルト・バヤルタのアレンジ版寿司用醤油

付けタレも一風変わっていて、写真左の醤油はちょっとポン酢を甘くしたような感じで、斜め上がメキシコらしくハラペーニョ入り醤油。横のボトルは、アナゴにつける様な甘だれとスパイシーマヨです。

メキシコ プエルト・バヤルタのクリームチーズ入り寿司

メキシコ プエルト・バヤルタのクリームチーズ入り寿司

見栄えはとても美しいのですが、肝心のお味がちょっと日本人の思う寿司からかけ離れすぎていました。さらにこのお寿司、辛い!!

わさびでつ~んと辛いとかでなく、ハラペーニョで辛いんです!!刻んだハラペーニョがマヨネーズと一緒に入っているらしく、めちゃくちゃ刺激的(笑)

でも、一緒に行った友人のお母さんとその旦那さん(メキシコシティ出身)はとっても御満悦。やはりこの味が、メキシコで当たり前の″日本の寿司”なのでしょう。

ちなみに旦那さん、鶏どんぶりも注文していました。親子丼がくるのかと思いきや・・・!!

プエルト・バヤルタのなんちゃって丼ぶり

プエルト・バヤルタのなんちゃって丼ぶり

チャーハンの上にトンカツとクリームチーズが乗っかった料理が登場しました!!

味見させてもらいましたが、ぜひ単品として別々に頂きたかったです(笑)お味はふつーでした。

プエルト・バヤルタの新鮮な魚は現地の調理法で頂こう!

当たり前ですが、やはりメキシコまでやってきたのですからぜひメキシコ料理を頂くようにしましょう(笑)好奇心+プチホーム料理シックになって行った寿司屋でしたが、よりホーム料理シックになりました。

やはり餅は餅屋です。サルサやタコス・セビーチェなどのメキシコ料理にぜひ挑戦してみて下さい。皆様のメキシコ旅行が素敵な思い出になりますように。