ファーストクラスで日本へ里帰り出来たらどんなにいいだろうと思ったことはありませんか?トロントに住んでいると、里帰り時に体験する13~14時間のエコノミークラスでのロングフライトは年々苦痛になってきます。
エコノミークラスでも軽く10万円を超えることもしばしばあり、アップグレードなんて夢の夢です。ましてや、ファーストクラスの金額なんて庶民の私達では簡単に手がでる額ではありません。往復金額でもう1回、かる~く旅行が出来てしまうくらいです。
そこで!!
今回は、カナダでエアロプランを必死こいて貯めた、プチ陸マイラーの成果をシェアして、がんばれば誰だって1度はファースト/ビジネスクラスに(片道でしたが)搭乗できるぞ!というモチベーションアップを図りたいと思います。
カナダでプチ陸マイラーになる
まず、マイルを貯める為に必要なプログラムへの登録からはじめます。
カナダでも陸マイラーになる為の方法はいくつかあります。しかし、どのマイルを貯めるにしても、陸マイラーにとって大切なのは、国内のキャンペーンがどれだけ活かせるかです。
カナダでは、エアカナダとウエストジェットが国内の主な航空会社になり、いろいろなキャンペーンを見かけます。
エアカナダかウエストジェットか
迷うことなく、ここはエアカナダです。もちろんウエストジェットを選んで、頑張ってマイルを貯めていただいてもいいのですが、ウエストジェットは2020年現在、日本への直行便は飛んでいません。
さらにどのアライアンスにも加盟していないので、貯めたマイルを里帰り(日本行き航空券)に使用することはできません。
エアロプランでマイルを貯める
エアカナダと提供しているマイレージプログラムであるエアロプランでマイルを貯めていきます。実際にMoose(ムース)が実践した方法はこちらから。
最近では、エアロプランを提供しているAimia社とエアカナダとの間で提供中止というニュースが流れましたが、現在では引き続きエアロプランはエアカナダとのマイレージプログラムを継続するとのことです。
ファースト/ビジネスクラスに必要なエアロプランマイル
陸マイラーの私達にとって、とても重要な項目です。エアロプランでは、トロントー羽田間往復で150.000マイルが必要となっています。片道だと、75.000マイルです。2人だと、単純計算で2倍の300.000マイルです。
ちなみにヨーロッパだと、トロントーパリ間で往復110.000マイル、片道55.000マイルとなっています。
ビジネスクラス搭乗記
憧れの人生初ビジネスクラス搭乗記です。コツコツせっせと貯めれば、片道でしたがビジネスクラスも夢ではありません!
ビジネスクラスの搭乗券を持っている人は、ラウンジを使用することができます。エアカナダでトロント出発の方は、メープルリーフラウンジが使用出来ます。ラウンジ利用体験記はこちらから。
さらに優先搭乗ができますので、長い列で待たなくてもすいすい進んでいきます。
Moose(ムース)はラウンジの無料アルコールに惹かれて、最終案内ごろまでゲートへ向かいませんでしたので、優先搭乗の良さを実感していません(笑)
機内の設備
機内の座席の様子を紹介していきます。今回は窓際席でした。
こちらが夢にまで見たビジネスクラスの座席です。シートはもちろん180度フルフラットになります。
ヘッドフォンもノイズキャンセリング仕様のものが使用できちゃいます。
機内のスクリーンもこんなにデカい!!全ての方の搭乗が済むまで、スパークリングワインを出してもてなしてくれました。
このスパークリングワインの入っているグラス、プラスチックではなく本物のグラスでした!
機内用のものはすべてプラスチックだと思っていたので、(エコノミークラスだとそうですよね)衝撃でした。
アメニティキットと機内用スリッパなど、エコノミークラスとは大違いです。
足元もしっかり伸ばせるくらいのスペースが確保されています。
機内食
楽しみにしていた機内食についてお伝えします。離陸してしばらくすると、おつまみと飲み物のサービスがはじまりました。
ワクワクしながらワインリストも載っているメニューブックを開きます。シェフスペシャルメニューなど色々選べます。
メニューの選択ですが、離陸前にフライトアテンダントさんがそれぞれの乗客に注文をとってまわっていましたので、この時点で注文済です。
温かいお手拭きを持って来て頂きました。どんどんと人生初のビジネスクラス機内食への期待が高まります!
夕食のメニュー
Moose(ムース)が人生初のビジネスクラスの食事として選んだのは、和食(笑)他にも鶏のグリルやステーキなど北米っぽいメニューが並んでいましたが、あえてここは和で。
前菜の小鉢は、そこそこいけました。言わなくてもあたたかい緑茶が一緒に出てきて、早くも日本に帰った気分。
メインディッシュは、ギンダラと高菜ご飯でした。お味噌汁もついてきてかなりお腹いっぱいになりました。
もちろんこのスプーンやフォークもプラスチックではありませんでした。衝撃です(笑)
お腹がいっぱいなのに、こんな素敵なデザートカートがやってきました!!ポートワインまで準備されていて、至れり尽くせりです。
ちゃっかり取り分けて頂きました。
さらにデザートのチョコレートケーキ。紅茶にベイリーズと飲み放題食べ放題状態です。
この数時間ですでに数キロ、確実に太りました。食後はゆっくり180度フラットの座席で寝ころんで休みます。座ってではありませんよ、寝ころんで!です。
夜食メニュー
さらに衝撃だったのが、このお夜食!!エアカナダのエコノミークラスに搭乗したことのある人は必ず食べたことのある、あのカップラーメンです!
こんな豪華なことになって出てくるなんて、夢にも思いませんでした!!
朝食メニュー
そして気がつけばもう朝食です。朝食メニューの前菜はフレッシュフルーツの盛り合わせとヨーグルト、パン各種です。
パンはクロワッサンやバターロールなどで、かごに入れてフライトアテンダントさんが回ってきてくれます。
メインディッシュは、卵料理かお粥の2択。エコノミークラスと同様にカートに乗せて運ばれてくるので、目の前でどちらにするか選びます。
エコノミークラスで出てくるあのいつものまずそうなお粥(失礼ですが)をチョイスしたのですが・・・、なんか美味しいんですけど!!!
至れり尽くせりとはまさにこのことで、13時間という長時間のフライトにも関わらず体は楽だししっかり休めたしで大満足です。この経験はちょっと癖になりそうです。
無料特典航空券でのファーストクラス体験は最高
あの苦痛な13時間は、あっという間に過ぎ去ってしまいました。恐るべしビジネスクラス。こんな快適な旅を知ってしまったら、もう2度とエコノミークラスでエアカナダに乗れなくなりそうです!!
次はあなたが、この素晴らしいビジネスクラスを体験して下さい!コツコツ貯めれば絶対乗れますよ!!
Moose(ムース)がビジネスクラスに搭乗できる理由
庶民であるMoose(ムース)がビジネスクラスに搭乗できる理由はズバリ、マイルのお陰です。
特別なことはしていません。地味に貯めるだけで、50万円~100万円相当の無料特典航空券が手に入ってこんなに素敵な体験が出来るのです。さっそく今日からあなたも一緒に貯め始めましょう!
2018年:トロント~東京(成田)間・人生初のビジネスクラス里帰り(片道)
2020年:トロント~マレーシア(クアラルンプール)間のビジネスクラス旅行(片道)
2020年:東京(成田)~トロント間のビジネスクラス帰国(片道)