国内最速と言われるConoHa WING(コノハウィング)のデメリットと評判を実際にレンタルして確かめました。
- コノハウィング(ConoHa WING)を契約しようか迷っている人
- 実際に使ってる人の本音口コミが知りたい
この記事を書いているMoose(ムース)は、海外レンタルサーバーでのブログ運営歴6年目になる中堅ブロガーです。
最近国内のレンタルサーバーの質が良くなったということで、1度借りてみて海外レンタルサーバーとの違いを見てみようと、思い切って契約しました。
実際にコノハウィング(ConoHa WING)を使ってみないと分からない事や噂の真偽を徹底的にお伝えしますので、どうぞ最後までお付き合いください。
コノハウィング(ConoHa WING)のデメリット
Moose(ムース)が実際に使ってみて、使い勝手が悪いなと思った点をデメリットとして挙げます。
- 電話・チャットサポート時間が限られている
- お試し期間がない
- 契約後に満足できなくても先払いなので実質途中解約できない
利用していて感じたデメリットはこの3点です。
サポート体制が24時間じゃない
これがコノハウィング(ConoHa WING)を契約してみて1番不便だと思った点です。
当然よくある質問系は公式サイトに答えが載っていますが、実際に起こるトラブルは「よくある質問」で解決できた試しがないですよね(笑)
なので、サポート時間が限られているのはかなり不便です。
ちなみにコノハウィング(ConoHa WING)の電話とチャットでの問い合わせは、10時~6時平日のみです。
メールでの問い合わせは24時間受け付けていますが、もちろん返信は直ぐに返ってこないので意味ないです。
ただ、このデメリットはコノハウィング(ConoHa WING)に限ったことではありません。
日本のレンタルサーバーは、エックスサーバーも含めて基本的には営業時間内のみのサポート体制が主流のようです。
実際に起こったトラブル
Moose(ムース)が実際に体験したトラブルを1つお伝えします。
コノハウィング(ConoHa WING)で契約して、いざブログ運営をしようと設定していた時でした。
上記の画像のように、「利用権限がありません」とかいう謎の試練が課されました。
ね?「よくある質問」に答えなんてないでしょ?(笑)
このトラブルは、Moose(ムース)が海外に住んでいるからです。
恐らく日本に住んでいてこのエラーに出くわす方は、まぁいないでしょう(笑)
お試し期間が無い
コノハウィング(ConoHa WING)にしよう!と決めて契約したので、全く思いもしませんでした。
が、
実はこれ不便。
レンタルサーバーは実際に使ってみないと、「自分で使いこなせるのか」とか色々問題が出てくるんですよね。
特に多いのは契約した後でブログの移行とか設定とかに起こるトラブル。
これは本当に契約してみないと分からないので、無料お試し期間がないのはイタイと感じました。
- Bluehostは1か月無料お試し
- エックスサーバーは10日間無料お試し
全額先払いのため途中解約による返金がない
先ほどの無料お試し期間がないことと少し関係しますが、もし自分に合わないと分かってもウィングパック契約の人は契約時に全額一括払いなので返金されません。
しかし、返金されないのはコノハウィングだけではありません。
Bluehostもエックスサーバーも、途中解約はできますが返金はありません。
ただ、無料お試し期間中は返金の対象です。
コノハウィング(ConoHa WING)の口コミ
Moose(ムース)個人の意見だけでなく、他の人の意見も参考のために紹介します。
悪い口コミ
どなたかサーバーのConoHa Wingとワードプレスについて詳しい方いませんか?ワードプレスでサイトを作成しようと思いますが、ドメイン取得画面から進めません。ご教示下さい。
— Terry (@terry3desu) September 15, 2020
コノハウィング、立ち上げようとしてもクレカ登録のところで失敗する。
クレカの利用額は問題ないし。。
問い合わせても返信が遅い。
はやくブログしたいのになぁ。— つし@ノマドワーカーになりたい (@bst_web) November 3, 2020
勢いでブログ作ったら登録した国がジャージー島。FAQを確認したところ国コードは後から変更できないそうです。
連休明けそうそうサポートの人の手を煩わせてしまう事になります。コノハウィングさん、ごめんなさい。解決できると嬉しいな。
— おす♂@資産190万円 FP3級 (@rdkt9) September 22, 2020
やっぱり、悪い評判は対応時間外のサポートに関するものが多いようです。
でも、営業時間内だとしっかり対応してもらえるようなので日本に住んでいれば問題はなさそうですね。
また、気長にサポート時間が開始するまで待てる人には満足度が高い傾向にありました。
良い口コミ
【ConoHa WINGに移転したら、いろいろ改善した話】https://t.co/Cv71vTeSCN
✅スピードが改善
✅サーバー落ちが激減半年以上経過しますが、すこぶる快適です。#ConoHaWING#コノハウィング#サーバー移転 pic.twitter.com/hUoX6jz3Lo
— 1201@個人的横浜 (@1201yokohama) October 10, 2020
今日はワードプレスでブログを開設しました。選んだレンタルサーバーはコノハウィング。
・機能、速さ→エックスサーバー、mixhost、コノハウィング
・独自ドメイン無料→mixhost、コノハウィング
・最安→コノハウィングの流れで絞っていきました。本当に10分でワードプレスインストールできた。
— やっこ (@_yakko_chan) September 9, 2020
コノハウィングのサイトサポートの人かなり丁寧に教えてくれた!
あきらめかけてたけど、サポートの人が粘ってくれて無事ログインできるようになりました!
サイトガードが問題だったみたいです!
優しさを受けて、入れなかったのにめちゃくちゃハッピーな気持ちになった!再度がんばるぞ!!!
— けーすけ@和太鼓パーソナルトレーナー (@dempayo) September 2, 2020
良い口コミは、スピードや価格に対するものが多い印象です。
もちろん、お問い合わせ時間内のサポートに関する口コミも複数ありました。
悪い口コミでもお伝えしましたが、営業時間内だとかなり丁寧にサポートしてもらえるようで満足度が高いです。
コノハウィング(ConoHa WING)のメリット
では、実際にコノハウィング(ConoHa WING)を使ってみて感じたメリットをお伝えします。
- サイトの表示速度が速い
- 料金が安い
- 有名ブロガーさん推奨の安心感
サイトの表示速度が速い
同じサイトで比較できていないので、本当にレンタルサーバーを変えたからスピードが上がったのかはわかりません。
ただ、サイト立ち上げ時のスピードが違うのは実感しました。
SEO対策に不可欠なスピードは、プラグインなどでも改善できます。
でも、サーバーを変えるだけでスピードが上がるなら簡単でいいですよね。
GTmetrixとPageSpeed Insightsで確認
主観だけではスピードがわかりませんので、実際にどこまで早いのか実証してみました。
使用したのは、無料でスピードテストができるGTmetrixとPageSpeed Insightsいうサイトです。
テーマを導入してサイトを立ち上げた時点でのスピードです。
モバイルファーストと言うだけあって、携帯の表示速度が速いですね。
もちろん改善の余地はまだまだありますが、立ち上げ時点でこのスピードはいい感触だと思いました。
料金が安い
料金ですが、当然プランによって値段は変わります。
が、Moose(ムース)が海外レンタルサーバーで使用しているプランに近い金額だったので満足しています。
海外レンタルサーバーBluehostの実際の費用を知りたい方はBluehostの費用と5年契約の継続費用公開【実証】海外レンタルサーバーはお得だった件をどうぞ。
契約期間が違うので1年の費用計算をするとだいたいコノハウィングは7680円、Bluehostは6668円(2020年11月の為替レート)でした。
国内のレンタルサーバーは高いというイメージがありましたが、これなら許容範囲内です。
有名ブロガーさん推奨の安心感
コノハウィング(ConoHa WING)は、ブログを書いてる人は絶対に1度は聞いたことのあるブロガーさん達が推奨しています。
レンタルサーバー選びで決め手になる1つとして認知度と安心感がありますが、有名ブロガーさんが推奨している事でこの2つの信頼感が一気に増しますよね。
また、困った事があればこの方たちのブログを読めば解決するというのもメリットになり得ます。
コノハウィング(ConoHa WING)評判の真相
もちろんMoose(ムース)の意見だけでなく、ネット上のメリットに関する噂は事実かどうかも確認しました。
- 接続が安定している
- 自動バックアップと復元無料
- ドメインの独自SSL化無料
- ワードプレス有料テーマ割引
- 管理画面が見やすい
- 料金プラン変更ができる
- ワードプレス移動が簡単
- 初期費用が無料
- 料金が安い
接続が安定している
コノハウィング(ConoHa WING)の接続が安定しているのは本当です。
その根拠は3つありました。
nginx
接続安定の1番大きな理由は、nginxというソフトを採用しているからです。
同時大量アクセスの高速処理に優れているので、アクセス集中によるサイトダウンや混み合う時間帯にスピードが落ちるという心配がありません。
リザーブドプラン
コノハウィング(ConoHa WING)にはいくつかプランがあるのですが、このプランは共有サーバーでも自分専用のCPUやメモリが使用できるので、他の利用者に影響されません。
こういったプランも選択肢にあるという点からも、コノハウィング(ConoHa WING)は接続の安定性に自信があります。
サービス品質保証(SLA)
このサービス品質保証(SLA)は、サーバーが正常に稼働していない時間をしっかりと保証してくれるという内容です。
例えばサーバー障害などで1ヶ月のうち0.01%でも稼働していなければ、返金してくれます。
返金を保証するほど、コノハウィング(ConoHa WING)は接続の安定性に自信があります。
そこまでされると、かなり安心できますよね。
自動バックアップと復元無料
自動バックアップをしてくれるレンタルサーバーは沢山あるようですが、コノハウィング(ConoHa WING)は、2019年4月から復元費用が無料になっています。
これは嬉しいサービスだと言えますね。
バックアップがあっても、復元出来なければ意味がないので。
- コノハウィング(ConoHa WING)は過去14日間。
- エックスサーバーは7日間。
- Bluehostは申し込むプランによって違います。
ドメインの独自SSL化無料
SSL化は、最近では絶対に必要な点なのでそれが無料なのはすごくメリットだと思いました。
全プラン対象というのもいいですね。
これはエックスサーバーもBluehostも提供しているので、無いと逆にこのサーバーにしないという決め手になりかねます。
ワードプレス有料テーマ割引
ブログを初めて立ち上げる人は必見!
ワードプレス有料テーマの割引があるなんて知りませんでした。
ジンやサンゴはかなりのブロガーさんが使っている有料テーマなので、レンタルサーバーを契約するだけで一緒に割引があるなんてかなりお得です。
管理画面が見やすい
2つのレンタルサーバーしか使用したことありませんが、管理画面は全く普通だと思います。
そもそも管理画面ですることって、あんまりないんですよね。
なのでこれがメリットになるとは思えませんでした。
料金プランが変更できる
コノハウィング(ConoHa WING)では、申し込み後でも料金プランの変更ができます。
これにはビックリしました。
ディスク容量が越えている場合はダウングレードできませんが、それ以外は変更がいつでも可能です。
これは嬉しいですよね。
ワードプレス移動が簡単
これはMoose(ムース)は行っていないので感想を言えません。
が、ワンクリックで簡単に行えるようです。
詳しくは公式ホームページに移行ガイドがあるので、そちらを参考にしてください。
初期費用が無料
これはとってもよかったです。
正直、初期費用がかかるって意味が分かりません。
複数の国内レンタルサーバーは初期費用がかかるので、契約前にしっかり確認しましょう。
- Bluehostは初期費用が無料です。
- エックスサーバーは初期費用がかかります。
料金が安い
値段だけで言うと、他にも安いレンタルサーバーがあるので1番安いとは断言できません。
ただ、接続の安定性や安全性、サービスやスピードを考慮するとコノハウィング(ConoHa WING)はかなりお安い部類に入ります。
転送量による速度制限がかかったり、アクセス集中によるスピード低下などは格安サーバー利用者からによく聞くトラブルです。
余計な手間をかけたくないなら、ある程度定評のあるサーバーを選ぶのが賢い選択だと思います。
コノハウィング(ConoHa WING)おすすめのプラン
コノハウィングのプランは通常プラン・WINGパックプラン・リザーブドプランの3つあります。
新規サイトを考えている人はWINGパックのベーシック一択
新しくサイトを立ち上げたい人にMoose(ムース)がおすすめするプランはWINGパックプランのベーシックです。
WINGパックプランは3か月から36か月の契約となりますが、独自ドメインがセットになっています。
WINGパックプラン契約中はドメイン更新料が無料なのでかなりお得です。
契約が嫌な人には向かないかもしれませんが、ブログ運営を長期的に計画している人は結局のところ節約になります。
ドメインを好きに設定出来て、料金もお得ならそのプランにしない理由がないですよね。
レンタルサーバー乗り換え組は通常プランのベーシック
すでにドメインを持っている人は、通常プランのベーシックから始めるのがおすすめです。
コノハウィングは後でプランを変更できるので、ベーシックから始めて物足りなければステップアップできます。
通常プランは使用時間で料金が請求されます。
ベーシックだと1時間2円から、最大で月1200円とかなりお得です。
さらに契約ではないというのも、縛りがなくていいですよね。
リザーブドプランはアクセス集中が多い人向け
よほどアクセス集中があって、いつも制限がかかったりやスピードが落ちるという方以外は必要ないです。
先ほどもお伝えしましたが、コノハウィングはいつでも契約プランを変更できるのでリザーブドプランを途中で試したくなってから検討しても間に合います。
VPS
コノハウィングにはもう1つ、仮想専用サーバーのサービスがあります。
共有レンタルサーバーと違い、自由度が増すので少し本格的な事が可能になるサーバーです。
例えば独自アプリを利用したオンラインゲームのサーバーやアプリサーバーなどを運営する場合などです。
独自サーバーを独り占めするのでスピードなどの問題はなくサクサク動きますが、全て自分で設定しなくてはいけないというデメリットがあります。
知識の無い方には難易度が高くなりますよ。
コノハウィング(ConoHa WING)解約時の注意事項
コノハウィング(ConoHa WING)解約時の注意事項は2点。
- 自動更新の解除
- 退会前に全てのサービス削除
1番の注意点は、自動更新設定になっている事です。
解約をしたい場合は、管理画面から自動更新を必ずオフにしましょう。
また、退会手続きの前に全てのサービスを削除しなければ退会できません。
移行などは全て済ませてから削除してください。
コノハウィング(ConoHa WING)がおすすめの人
デメリット・メリットをお伝えした上で、コノハウィングをおすすめする人は以下の方々です。
- サイトを高速化したい人
- レンタルサーバーの乗り換えを検討している人
- 安くてもセキュリティ面で安心のサーバー
海外レンタルサーバーを利用しているMoose(ムース)ですが、コノハウィング(ConoHa WING)の値段・サーバーの安定性・サービスの面からも結構満足しています。
海外レンタルサーバーを契約した3年前は、日本のレンタルサーバーは高いしサービスもイマイチでした。
でもコノハウィング(ConoHa WING)を契約してみて、国内のレンタルサーバーはイマイチという意見を変えなくてはいけないくらい満足させてくれました。
サポートセンターの時差さえなければ文句はありません。
国内に住んでいるなら、1度コノハウィング(ConoHa WING)を検討してみても損はないと思いますよ。