- バンクーバー空港で乗り継ぎ時間がかなりあるけど、どうすればいい?
- ラウンジにアクセスできないけど、横になって仮眠とれる?
そんな疑問にお答えする記事を用意しました。
バンクーバー空港で乗り継ぎ時間がたっぷり出来てしまった際のオプションは4つ。
- トランジット観光に出かける
- 空港内散策
- 仮眠
- ラウンジ滞在
どの空港でもほぼ同じオプションだと思いますが、空港によって楽しみ方がかなり違います。
今回は、カナダのバンクーバー空港での乗り継ぎ時間の暇つぶし方法に焦点を当ててお伝えいたします。
バンクーバー~成田間の国際線5時間乗り継ぎと、トロント~バンクーバー間の国内線での予期せぬ9時間の乗り継ぎが発生したMoose(ムース)の実体験をもとに執筆していますので、信憑性はあると自負しています。
どうぞ最後までお付き合いください。
バンクーバー空港での乗り継ぎ時間のつぶし方4選
冒頭でもお伝えしましたが、空港での乗り継ぎ時間の潰し方は4つ。
どの空港でも出来る事はだいたい同じですが、やはり空港によっては市街から離れていたり、ハブ空港でターミナルが沢山あったりと特徴が違います。
なので、実際は4つあっても出来る事や内容がかなり変わってくるのです。
では、バンクーバー空港はどうなのかを詳しく見ていきましょう。
バンクーバー空港から市内へのトランジット観光
バンクーバー空港から市内へのトランジット観光は、可能です。
バンクーバー市内への詳しいトランジット観光については別記事でご紹介しますが、スカイトレインという電車に乗れば約30分で市内に到着します。
ただし、入国審査の時間や予期せぬ交通機関のトラブルなど不測の事態も考えて、最低でも7時間以上乗り継ぎがある方にしかおすすめしません。
ラウンジ滞在
バンクーバー空港には、プライオリティパスで使用できるラウンジが2つ。
その他のラウンジは、以下となっています。
- メープルリーフラウンジ
- スカイチームラウンジ
- キャセイパシフィックラウンジ
- プラザプレミアムラウンジ
残念ながら、プライオリティパスで利用出来るプラザプレミアムラウンジは、国際線及びアメリカ線の乗客は使用することが出来ません。
最近はクレジットカードの特典も改悪され続け、Moose(ムース)のような庶民にはなかなかラウンジにアクセス出来にくくなっています。
でも、なんだかんだで陸マイラーとして頑張っているMoose(ムース)は、ポイントで航空券を買ってラウンジ利用していますよ。
バンクーバー空港のメープルリーフラウンジの様子が知りたい方は
の記事をどうぞ。ラウンジ滞在して時間潰し出来るのがベストですが、出来ない事の方が多いですよね。
特にバンクーバー空港では、プライオリティパスで使用出来るラウンジが少なすぎるので、エコノミーやプレエコのチケットだと難しいです。
バンクーバー空港内散策
バンクーバー空港内の散策は、ウィンドウショッピングも含めると軽く1時間くらいは時間をつぶす事が出来ますよ。
- レストラン・ショッピング・スパなど数多くの店舗
- 先住民アート
- 水槽
- 展望エリア
- キッズプレイエリア
皆様の興味があるものによって過ごし方が違いますが、ティムホートンのコーヒー片手に水族館気分でのんびり魚を眺めてもいいですし、空港内のあちこちにある先住民アートを博物館感覚で見て回るのも面白かったですよ。
仮眠
とりあえず、長時間フライトなどで疲れている方が一番やりたい事ではないでしょうか。
時差ボケもあるかもしれませんし、予期せぬフライトキャンセルで空港泊を余儀なくされてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
空港によっては、仮眠ポットが設置されている空港もありますが、バンクーバー空港内にはありませんでした。
では、バンクーバー空港内でどうやって仮眠をとるのか・・・。
それはもちろん、椅子です。
空港によっては上記写真のように、ひじ掛けが絶妙に邪魔な位置にあって、ゆっくりと寝れない場合が多々あると思います。
ラッキーな事に、バンクーバー空港内の待合用のイスは色々なタイプがありました。
ベンチは腰が痛くなりそうですが、真っ直ぐ足を伸ばして寝ころべると思えば悪くないですね。
中にはクッション性がありそうなソファーで、ひじ掛けもないという素晴らしいベッド候補まで(笑)
もちろん、座りたい方が沢山いらっしゃる中で、3席分ほど占拠して足をあげて椅子に寝転ぶというのはかなりのマナー違反です。
ですが、使用していないゲート前などあまり邪魔にならない場所で数時間の仮眠は許してもらえるのではないでしょうか。
バンクーバー空港内での時間つぶし実体験レポート
では、Moose(ムース)が実際に行った暇つぶしを紹介したいと思います。
国内線と国際線で出来る事が少し違いますので、そちらも分けてお伝えしますね。
国際線
国際線は、かなり色々な見どころがあったので時間つぶしが楽でした。
まずは免税店。
ここでかなりの時間を費やす事が出来ましたよ。
お土産用のお菓子やバンクーバー市内でもなかなか見かけないパッケージのアイテムもあったりして、見てるだけで結構時間が過ぎました。
色々なショップを見ていると、水槽に出くわしました。
この水槽は、バンクーバー水族館が管理しています。
貼り付けたサイトにどんな魚がいるのか載っていますので、興味のある方はどうぞ。
水槽とは違いますが、水が張ってある場所が続き、中に硬貨が投げ入れてあったりしました。
先住民アートも空港内の至る所にあるので、博物館気分でした。
ちなみにバンクーバー空港内の先住民アートコレクションは、北西部沿岸部で最大規模。
これが無料で見れるって、なかなかにお得ではないでしょうかねぇ。
さて、ぶらぶらしているとお腹が空いてきましたので、レストランを物色し始めました。
バンクーバーで有名なジャパドッグがないかな~と探していましたが、残念ながらセキュリティー後にはない様子。(リンクは、空港公式サイトの案内に飛びます。)
でも、かなり沢山のレストランやお店があるので、チョイスには困りませんでしたよ。
結局、値段もかなり高いのでメープルリーフラウンジで食事を済ませる事にしました。
さらに散策を続けていると、子供用のプレイエリアがありました。
子供連れ旅行者の方には有難いのではないでしょうか。
そうこうしているうちに、Moose(ムース)はこのバンクーバー空港の国際線側で一番の発見をしてしまいました!!
それは、こちら。
お湯が無料!!!!!
ここは大きな声で言わせてください(笑)
なにを大袈裟にとお思いの方もいらっしゃると思います。
でも、空港内で自由にお湯が手に入るなんて、なっかなか無いんですよ。
インスタントコーヒーやティーパックを持参しても、お湯をレストランなどで頼んでもらわなければいけない事がほとんど。
レストランが無料でお湯を入れてくれる時はいいですが、最近は料金が発生したりします。
だったら、コーヒーショップで買うのと変わりませんよね。
まあ、当然お湯なので値段は安いですが、お金を節約しようとティーパックなど持参している訳ですから、お金を使っては本末転倒ですよね。
なので、このお湯無料スポットに本当に感動したのです!
そうこうしているうちに、乗り継ぎ時間がきてしまいました。
国際線はかなり見どころがあるので、暇つぶしは余裕だったなというのがMoose(ムース)の感想です。
国内線
国内線の暇つぶしには、正直苦労しました。
国際線と比べると、レストランやショップの数がかなり限られますので、ウィンドウショッピングでの時間潰しがすぐに終わってしまいました。
免税店も当然ありませんので、仕方がないですよね。
次に行ったのは、先住民アート巡り。
これはいい暇つぶしになりましたよ。
空港内を歩きますので、フライトでなまった体を動かすのに丁度いい運動となりました。
アート巡りと共に、お腹が空いた時用のレストラン調査も同時進行。
ただ、Moose(ムース)が食べたいと思うお店が全て国際線に集中していたのは残念でした。
やっとの思いで飲みたいと思えるスープを見つけて購入。
あっさりしたモノも欲しかったので、フルーツ盛り合わせも買って食後に食べました。
これがラウンジなら、ここまで苦労はしなかったのになと思う気持ちを抑えながら、高かった食べ物のレシートをただただ眺めました(笑)
お腹も満たされて、あとはもう正直何もする事がありません。
かなり疲れていたし、アジア圏からの時差もあったので仮眠する事にしました。
仮眠に選んだのは、搭乗が予定されていないゲート付近のイス。
お行儀が悪いですが、靴を脱いで椅子の上に足を伸ばさせてもらいました。
みんな考える事は同じの様で、Moose(ムース)と同じフライトの方も近くで仮眠していました。
仲間がいると、なぜか安心しますよね(笑)
仮眠中は、誰かが触れば目が覚めるよう貴重品は握りしめて、手荷物にはロックをかけました。
自分では起きると思っても、意外に起きない事もあるのでロックは必須です。
空港泊などを考えている方は、過信しないで荷物には鍵をかけましょう。
椅子のひじ掛けにロックを繋いでおくと安心ですよ。
軽く2時間は仮眠をとる事ができました。
ホテルのベッドの上で寝ているように熟睡は出来ませんが、この空港のイスなら頑張って空港泊もいけそうな感じでしたよ。
国際線の無料暇つぶしなら余裕、国内線はラウンジ狙いがおすすめ
バンクーバー国際空港内での時間つぶしのめどは立ちましたか?
国際線は先述の通り、かなり色々な見どころがあるのですぐに時間が潰せるでしょう。
問題は、国内線です。
やはりここは、プライオリティパスなどを使用して無料でラウンジを利用するなど、賢い事前準備があるといいのではないでしょうか。
でも、仮眠に関しては無料で国内線でも国際線でもとれそうなので、最悪寝て過ごすのもありですね(笑)
ただ、荷物の管理など安全面には必ず気を付けるようにしてくださいね。
いくら空港内だからといっても、油断してはいけません。
荷物盗難で、パスポートなど貴重品が無くなっては楽しい旅が台無しですから。
この記事で、皆様の旅が素敵になるお手伝いが少しでも出来れば嬉しいです。