- 旅の費用を安くしたいけど、英語サイトの予約は自信がない
- 英語でチャレンジしてみたけど、途中で挫折した
思い当たることはありませんか?
今回は、そんなお悩みに答える記事を用意しました。
さらに、この記事を作成しようと思った上記以外の理由として、Moose(ムース)自身が実際にウィーンからハルシュタットへの切符を購入する際に、「あ、コレ間違ったら後悔するヤツや!」って思った点がいくつかあったからです。
実体験込みなので、きっと皆さまの引っかかりポイントも網羅しているはず。
なるべく詳しく日本語で徹底解説していますので、ぜひ参考にして下さいね。
これでもうÖBB(オーストリア連邦鉄道)は敵じゃない!(笑)
ÖBB(オーストリア鉄道)予約手順~ウィーンからハルシュタット編~
それでは早速始めていきましょう。
まずはÖBB(オーストリア連邦鉄道)の公式サイトへ行きます。
サイトリンクは英語に設定していますが、もし英語でない場合は右端にある矢印①番のENを選択してください。
次に目的地を選択します。
矢印②番に行き先を打ち込んで、曜日と時間設定をします。
今回の出発地はウィーンなので、Wienと打ち込みます。
利用したい駅が決まっているならそこを選択してオッケーですが、1番上のWienを選択すればウィーンから出発する色々なオプションが出てきますよ。
次に行き先ですが、ハルシュタットなのでHallstattと入力します。
こちらも行き先と同様、絶対に利用したい駅がない限り1番上を選択してオッケーです。
あとはカレンダーマークから日付を選択し、大体の時間を入力して③番の矢印をクリックします。
クリックすると下記の画面に飛びます。
自分で入力した項目が合っているか確認して、矢印のFind Servicesをクリックします。
すると上から順に、
- 片道チケットか1日チケット
- ウィークリー(週)かマンスリー(月)チケット
- シート予約のみ(チケットなし)
となっているので1番上の片道または1日チケットを選択します。
画面が切り替わって、チケットを選択する画面になります。
選択した日付が上のカレンダーの所で赤くなっています。
もし選択した日付を変えたい場合は、このカレンダーの変更したい希望の日付をクリックするだけで出来ちゃいます。
あとはお好みの列車を選択してクリックするだけです。
ちなみに、もし入力した時間よりも早い時間や遅い時間を検索したい場合は、選択画面の上下にあるEARLIER(早め)かLATER(遅め)とある灰色のタブをクリックして下さい。
乗り換え有無の見分け方と列車の種類
選んだ切符に乗り換えがあるかないかは、赤線を見ればとても分かりやすいです。
画面の見方ですが、左端から出発時刻。
次に所要時間と乗り換え駅名、出発駅と到着駅。(乗り換えがない場合は出発駅と到着駅のみ)
最後に到着時刻、値段となっています。
列車の種類ですが、RJ・IC・R・RLX等々呪文が並んでいます。
- RJ・・・高速列車レイルジェット
- IC・・・直通列車インターシティー
- R・・・普通列車リージョナル
- RLX・・・普通(快速)列車リージョナルエクスプレス(停車駅がリージョナルと比べて少なめ)
乗り換えが不安な方は、直通列車のIC一択ですね。
ただ、乗り換えと言ってもウィーンからハルシュタット間の乗り換え駅であるアッタナン・プッヘハイム駅 (Attnang-Puchheim Bahnhof) は、そこまで大きなターミナルではありません。
なので迷子になることはないですし、時間も5分あれば余裕で乗り換えできます。
エレベーター・エスカレーターもついているので、大きなスーツケースがあっても安心ですよ。
RとRLXの乗り継ぎ選択で迷った場合は、RLXの方がJRでいう快速電車なので、所要時間が短くなると思って下さい。
好みのチケットを見つけたら、クリックして次の画面にすすみましょう。
チケット詳細(座席・車両)選択
この画面では、チケットの詳細を選択していきます。
左上には選択した時間と行き先、その右横にはチケット枚数と合計金額が赤枠で載っています。
チケットはデフォルトで、緑のチェックマークがあるキャンセル不可の1番安い値段になっています。
よっぽど日付の変更などありそうな方以外は、1番上のSparschieneでいいと思います。
ちなみに上から、
- Sparschiene
時間と日付変更、キャンセル不可チケット。
- Sparschiene Komfort
時間と日付変更不可、キャンセルは無料で出発日15日前まで可。
その後1日前まで1人50%の運賃でキャンセル費がかかります。
- Standard-Ticket
出発日の出発時間を変更できます。
キャンセルは1日前まで可能。
- Ticket Already Exists
チケットを持っているので、予約だけ取りたい方用。
となっています。
1番下は追加で、ファーストクラスにアップグレードしたい方は10€追加。
その下は座席予約で、3€追加となります。
座席予約をしたい方は、ボックスにチェックを入れると上記画像のようにRESERVATION DETAILS(予約詳細)という枠で囲っている文字が出ますのでクリックして下さい。
クリックすると、下記の画面になります。
ここで選択するのは、車両と座席の希望(窓側とか)です。
リクエストとあり、文面にリクエストと違う場合もあるとか書いてあるので、追加で3€払う意味があるのか疑問に思いました(笑)
ちなみに①は車両選択。
②は席のリクエストとなっています。
その下に丸く囲んでいるのは、テーブルが必要かどうかです。
必要な方は、ここにチェックを入れるのをお忘れなく。
車両選択では上から順に、
- オープンプラン車両2等車
- コンパートメント車両2等車
- 障害のあるお客様への優先座席
となっています。
座席のリクエストでは上から順に、
- 座席の好み無し
- 窓側の座席を好む
- 通路側の座席を好む
- 窓側の席を要する
となっています。
ここまで来て、追加料金払って座席の好み無しとか(笑)
そんな選択肢がある事が面白いと思ったのは、Moose(ムース)だけでしょうか。
支払い方法選択
気を取り直して、チケットの購入をつづけましょう。
右上の赤枠で囲ってあったAdd to Basket(カゴに入れる)をクリックし、チケット使用者の名前を入力していきます。
シンプルに名前と苗字をローマ字で入力し、Next(次へ)をクリックします。
名前入力が終わって次へを押すと、入力した名前と共に、写真つきIDをチケットと一緒に見せる必要があります。と注意書きが出ます。
パスポートは顔写真付きIDなので、それを乗車時に見せればオッケーです。
最後は、支払い方法の選択とe-mailの入力です。
上記画像の矢印の部分にe-mailアドレスを入力し、支払い方法を選択します。
支払い方法は上から順に、
- クレジットカード
- オンライン銀行振替
- ペイパル
となっています。
チケットの発券方法
購入後は、登録したe-mailアドレスに確認のメールがきます。
この確認メールは、チケットではありませんので注意してください。
乗車チケットを発行するには、メール本文の太字になっているGet tickets now(チケットを今すぐ手に入れる)をクリックしましょう。
すると、下記画像に飛びますので、チケットを発行したい方法を選択します。
発券ですが、PDFを選択される方はキャンセルが出来なくなると書いてあります。
もうね、このサイトびっくりですわ(笑)
もし追加料金払って、キャンセルできるチケットにしてた人、最後の最後で泣くんですよ・・・。
ありえないです。
現地の駅で発券する方を選んだ方は、ここで必要なコードを発行してくれるので、それを駅にあるセルフサービスマシーンに入力します。
ちなみに、オーストリアは英語も話してくれるけど公用語はドイツ語。
現地の発券機を扱えるか不安だったのと、元々キャンセル不可のチケットを購入したのでMoose(ムース)はPDFを選択しました。
ここは、皆様のご都合と自信で選んでくださいね(笑)
PDF発券を選ぶと、e-mailでも送られてくるのでリンクからダウンロードして印刷して下さい。
e-mailはちょっと分かりにくかったので、上記画像で分かりやすくクリックする場所を囲っておきましたので、参考にして下さい。
サイトからも、もちろんPDFをダウウンロードできます。
事前予約と当日購入どっちが得か
みんな大好きお金の話(笑)
この質問の答えは、もちろん事前予約。
1か月以上前までに予約すると、早割りがある場合も。
なので、事前予約がお得になるのです。
当日購入の場合は1番高いチケットになる可能性があるし、現地の自動発券機だと日本のクレジットカードがはじかれる可能性も大。
出発時刻に間に合わない等の余計なトラブルを回避するという点でも、事前予約する事を強くおすすめします。
ÖBB(オーストリア連邦鉄道)購入サイトはちょっとトリッキー
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
列車のチケットは買えましたか?
サイトが英語表記しかないと不安になりますよね。
今回は少しでも皆様が楽にチケットを購入出来るように、日本語解説でÖBB(オーストリア連邦鉄道)チケット購入方法を紹介しました。
この記事が少しでも皆様の役に立てば幸せです。