モンテネグロはワインの名産地として知られていますが、実はビールも非常に人気が高く、旅行中に何度も飲むことになるお酒のひとつです。
特に夏のモンテネグロは気温が30℃を超える日も多く、アドリア海沿いのレストランや旧市街のテラス席で飲む冷えたビールは、まさに格別の一杯。
しかも価格は非常に安く、スーパーなら2ユーロ前後、レストランでも5ユーロ程度と、ヨーロッパの中でもトップクラスのコスパを誇ります。
とはいえ、初めて訪れると
「どのビールが一番おすすめ?」
「スーパーで買えるビールでも美味しい?」
「クラフトビールも飲むべき?」
と迷う方も多いはずです。
Moose(ムース)が実際に現地のスーパーやバーで複数のビールを飲み比べ、日本に持ち帰って改めて味わってみました。
その中で分かった本当におすすめできるビールをこの記事で紹介します。
- モンテネグロで絶対に飲むべき定番ビール
- 近年人気のクラフトビール
- スーパーで買えるおすすめ銘柄
- 価格相場やお土産情報
モンテネグロ旅行でビール選びに迷わないよう、現地旅行者目線で分かりやすく解説します。
モンテネグロのビール文化と特徴
モンテネグロで絶対飲むべき定番ビール
モンテネグロを訪れたら、まず試してほしいのが国民的ブランドビール・ニクシッチコ(Nikšićko)。
ニクシッチコ(Nikšićko)は1896年創業、モンテネグロ第2の都市ニクシッチにあるトレビイェサ(Trebjesa)醸造所で作られています。
現在は大手ビール企業であるMolson Coorsグループの一員となっており、品質も安定しています。
市場シェアの大半を占める、モンテネグロで最も有名な銘柄で、スーパー、レストラン、バーはもちろん、ビーチ沿いのカフェでもほぼ100%置かれています。
実際に現地のスーパーを覗くと、ビール売り場の大半がNikšićkoで占められていることも珍しくありません。
それだけ国内で圧倒的なシェアを誇り、日常的に飲まれているビールです。
価格も非常に安く、気軽に試せるのも魅力です。
▶スーパーで買えるお土産としても非常に優秀なので、「安くて喜ばれる食品」を探している方は
→ モンテネグロのスーパーで買えるおすすめお土産(内部リンク)
もぜひ参考にしてください。
Nikšićko Svijetlo(ニクシッチコ)|モンテネグロの国民的ビール

Nikšićko Svijetlo(ニクシッチコ)
定番のお味であるニクシッチコのラガーは、いわゆる「王道のヨーロッパラガー」で、日本のビールに慣れている人なら間違いなく美味しく感じる味。
山の湧水を使用しており、苦味と爽快感のバランスが良いピルスナースタイルです。
- タイプ:ラガー
- アルコール度数:約5%
- 味:軽くてスッキリ
- 苦味:弱め
- 飲みやすさ:日本のラガーに慣れている方は非常に飲みやすい
クセが少なく、暑い日にゴクゴク飲めるタイプなので、ビーチやレストランでの1杯目にも最適です。
Moose(ムース)も現地で早速、生で頂きました。

生樽から頂くNikšićko Svijetlo
訪れた時期が冬(1月)だったため、モンテネグロ自慢の海を望みながら・・・とはいきませんでしたが、のど越しサッパリの軽~い1杯でした。
初めてモンテネグロでビールを飲むなら、まずこれを選べば間違いありません。
Nikšićko Gold(ゴールド)|コクと飲みやすさのバランスが絶妙

Nikšićko Gold(ゴールド)
Nikšićko Goldは、通常のNikšićkoラガーよりもコクと深みを強化したプレミアムタイプです。
厳選されたホップを使用したことで、より洗練された味わいを感じられます。
見た目は美しいゴールドカラーで、モルトの風味がよりしっかり感じられるのが特徴。
とはいえ重すぎることはなく、ラガーらしいスッキリ感もきちんと残されています。
実際に飲み比べてみると、通常版よりも
味に厚みがある
満足感が高い
ビールらしいコクがある
という違いをはっきり感じられます。
「軽すぎるビールは少し物足りないけど、スタウトほど重いのは求めていない」
そんな方にちょうどいい中間的な存在です。
レストランで料理と一緒に飲むなら、通常版よりGoldの方が相性が良いと感じました。
特に肉料理やグリル料理と合わせると、モルトのコクが料理の旨味を引き立ててくれます。
価格も通常版とほぼ同じなので、見かけたらぜひ飲み比べてみてください。
- タイプ:ラガー
- アルコール度数:約5.2%
- 味:モルトのコクがしっかり感じられる
- 苦味:中程度(強すぎずバランス型)
- 飲みやすさ:軽すぎず重すぎず、ビール好きほど満足度が高い
Nikšićko Tamno(ダーク)|黒ビール好きなら絶対これ

Nikšićko Tamno(ダーク)
黒ビール好きの方にぜひ試してほしいのが、こちらのローストモルトを使用したダークラガーNikšićko Tamno。
黒ビール特有のコクと苦味がありながら、後味はラガーらしくスッキリしているのが最大の特徴です。
実際にMoose(ムース)がスーパーでお土産として持ち帰って飲んでみたところ、まず驚いたのが最初の一口目のインパクト。
エスプレッソのようなローストの苦味と香ばしさが、口に入れた瞬間ガツーンと広がります。
黒ビールらしいロースト感とコクがあり、「軽めのスタウトやで」と言われたら、口に含んでいる間は信じてしまうかも・・・。
グラスに注いだ時からあまり泡が立たなかったので、ビール特有のあの炭酸の爽やかな感じが少ないのもスタウトと勘違いしそうになる理由の1つ。
それくらいしっかりしたボディのビールですが、後味は非常にクリーン。
IPAや本来のスタウトのように苦味やコク感が長く残ることはなく、スッと引いていきます。
「あ、やっぱりラガーなんやな」と分かる、絶妙なバランスが罪なビール。

Nikšićko Tamno(ダーク)の缶裏
この最初にガツーン、でも後味はスッキリという特徴のおかげで、重すぎず、気づけばぐびぐび飲めてしまう危険な美味しさがありますよ。
黒ビールは好きだけど、「重すぎるのは苦手」「スタウトは疲れる」という方には、特におすすめです。
価格も非常に安く、スーパーなら約1〜1.5€程度で購入できます。
お土産としても満足度が高い1本でした。
- タイプ:ダークラガー
- アルコール度数:約6.2%
- 味:ローストモルトのコクとエスプレッソのような苦味
- 苦味:中〜やや強め(ただし後味はスッキリ)
- 飲みやすさ:スタウトのようなコクがありながら、ラガーらしくスムーズに飲める
モンテネグロのクラフトビールもおすすめ

Mammut(マンムト)のラインナップ例
ここ数年、モンテネグロではクラフトビール文化が急速に発展しています。
以前はNikšićkoがほぼ唯一の国産ビールでしたが、2010年代後半以降、小規模ブルワリーが次々に誕生し、個性的なビールが楽しめるようになりました。
特に首都のポドゴリツァではクラフトビールバーや専門店が増えており、
IPA
ペールエール
ヴァイツェン
アンフィルタード(無濾過)ビール
など、ヨーロッパらしい本格的なスタイルを楽しめます。
クラフトビールは、一般的なラガーよりも
香りが豊か
個性が強い
ビール好き向け
という特徴があります。
価格はやや高めですが(約3〜6€)、ビール好きならぜひ試してほしいジャンルです。
また、一部のスーパーでも缶や瓶が販売されているため、お土産として持ち帰ることも可能です。
Mammut(マンムト)|自然素材 × 多彩なスタイル ×本格クラフト

Mammut(マンムト)のPrime
Mammut Craft Breweryは、近年注目を集めているニクシッチ発のモンテネグロを代表するクラフトブルワリーの一つです。
比較的新しいブルワリーですが、自然由来の素材を使った品質の高さと洗練されたデザインで、地元のビール好きから高い評価を得ています。
特にIPAやペールエールに定評があり、柑橘系のホップの香りとしっかりした苦味が特徴です。
Nikšićkoのような伝統的ラガーとはまったく異なり、「香りを楽しむビール」という印象が強くなります。
普段からクラフトビールを飲んでいる方なら、ヨーロッパのクラフトと比べても遜色ないレベルだと感じるはずです。
レストランやクラフトビールバーで見かけたら、ぜひ試してみてください。

Fabrika(ファブリカ)|ヨーロッパらしい無濾過ビールが魅力
Fabrika Craft Breweryは、リサン(Risan)発のクラフトブルワリー。
Boka Kotorska(コトル湾)地域で最初期のクラフト醸造所のひとつとして知られています。
伝統的なヨーロッパスタイルをベースにしながら、ホップの香りや飲みやすさを重視したスタイルを主力として展開しています。
中でも、アメリカン・ウィート(El Hefe)が人気。
ラベルもなかなか個性的なので、見ていて飽きませんよ。
小さなブルワリーなので、現地でボトルを見つけたらぜひ試してみてください。

モンテネグロでビールを買える場所
モンテネグロでは、ビールは非常に身近な存在で、スーパー、レストラン、バーなど、さまざまな場所で気軽に購入できます。
旅行者にとって特に便利なのは、「スーパー」と「レストラン・バー」の2つです。
それぞれ価格や楽しみ方が異なるため、目的に応じて使い分けるのがおすすめです。
また、スーパーで購入したビールはお土産として持ち帰ることもできるため、旅行中だけでなく帰国後も楽しめます。
スーパー(最も安い)
ビールを最も安く購入できるのがスーパーです。
価格目安:
瓶ビール:約2ユーロ前後
レストランの半額以下で買えることも多く、節約したい旅行者にとって非常にありがたい存在です。
おすすめポイント:
お土産に最適(缶は持ち帰りやすい)
種類が豊富(定番からクラフトまで揃う)
とにかく安い
特にNikšićkoはほぼすべてのスーパーで販売されており、GoldやTamnoなど複数の種類から選べます。
また、クラフトビールも缶で販売されていることがあり、日本では手に入らない珍しいビールをお土産として持ち帰ることも可能です。
▶ スーパーで買える具体的なおすすめ銘柄やお土産向け商品は
→ モンテネグロのスーパーで買えるおすすめお土産(内部リンク)
で詳しく紹介しています。
レストラン・バー
レストランやバーでは、冷えた状態のビールをすぐに楽しめます。
価格目安:
約4〜6ユーロ
スーパーより価格は上がりますが、旅行ならではの体験を楽しめるのが最大の魅力です。
メリット:
しっかり冷えた状態で飲める
グラスで美味しく楽しめる
景色と一緒に味わえる
特に、アドリア海沿いのレストランや旧市街のテラス席で飲むビールは格別です。
世界遺産の街並みや海を眺めながら飲むNikšićkoは、単なる「ビール」以上の旅行体験になります。
どのビールを飲めばいい?実際に飲んでわかった旅行者向けおすすめ
吞兵衛のMoose(ムース)がおすすめするのは、やはりNikšićko Tamno(ダーク)の黒ビール1択です!
もしMammut(マンムト)のIPAとか飲めてたら、おすすめ順は変わったかもしれません。
でも、みんながみんなビールが大好きというわけではないと思うので、一般ウケしそうな順番をお伝えしますので、迷ったらコレで。
おすすめ順:
- 位:Nikšićko(まずはこれ)
- 位:Nikšićko Gold
- 位:クラフトビール
- 位:Nikšićko Dark











