- ハルシュタットのホテルってどんな感じなん?
- 実際にハルシュタットのホテルに宿泊した人の宿泊記が読みたい
そんな疑問にお答えする記事を用意しました。
今回の旅でMoose(ムース)が宿泊したのは、ヘリテージホテル・ハルシュタット(Heritage Hotel Hallstatt)です。
ハルシュタットの入口であるボート乗り場の目の前にある立地最高のホテルは、部屋からの眺めもレストランの料理も最高な宿でした。
Moose(ムース)がオーストリア滞在中に泊まったホテルの中で、ダントツでおすすめするホテルです。
この記事が、ハルシュタットでの宿泊先を探している方の宿選びの参考になれば嬉しいです。
ヘリテージホテル・ハルシュタット(Heritage Hotel Hallstat)について
ヘリテージホテル・ハルシュタットは歴史ある湖畔のホテルで、全部で3つの建物からなります。
ホテルの受け付け・レストランがあるKainz house棟、ハルシュタットで最も古い建物(遡ること500年以上)であるStocker house棟、丘の中腹に位置し、現地の方の生活に一番近い体験ができるSeethaler house棟の3棟です。
選んだ理由
正直、あまり深く考えずに予約しました。
そもそも、冬場はあまり宿のチョイスがなく、値段もどこのホテルも高かったので適当に選んだのですが、大正解でした(笑)
場所
ヘリテージホテル・ハルシュタットは、湖畔を行き来する船着き場の目の前にあります。
電車でウィーンやザルツブルグからハルシュタットへ向かった方は、必ずこのホテルが目につくはずです。
チェックインとチェックアウトの時間
チェックインの時間は3時で、チェックアウトの時間は11時となっています。
最終チェックインは夜9時30分で、フロントデスクは朝の8時から夜9時30分までしかやっていません。
もし、ハルシュタットに到着するのが8時以降になる際は、必ず事前にホテルに連絡する必要があるの注意しておいてください。
値段
みんな大好きお金の話です(笑)
Moose(ムース)が滞在したのはスーペリア・ダブルルームのレイクビュー、ジャーマンツインベッドでした。
予約はエクスペディア・フォーTD※で行い、1泊のお値段は2023年1月時点で183.18カナダドル+税金・地方税や諸々を含め合計205.43カナダドル。
1泊2万円クラスのホテルなので、Moose(ムース)のいつもの宿の平均からするとかなり高額なお値段のホテルでした。
でも、朝食も含まれていたのでそこまで高い!!という事は無いですね。
ヘリテージホテル・ハルシュタット実体験レビュー
それでは早速、この素敵なオーストリアの湖畔ホテルを紹介していきますね。
ヘリテージホテル・ハルシュタット(Heritage Hotel Hallstat)は、ハルシュタットの入口である船着き場の目の前にあるので、立地が最高でした。
今回Moose(ムース)は電車と船でハルシュタット入りしたので、ホテルが到着後目の前にあったので荷物を引きずってホテル探しをする必要がなく、かなり助かりました。
雨が降っていたので、ホテル内に入りさっそくチェックインを済ませます。
受け付けにはプラスチックのボードがあり、まだ少しコロナ渦の足跡を感じました。
でも、ワクチン接種証明を求められるとかは無く、サクッと受け付けを済ませることができました。
チェックイン後は、さっそく部屋へ向かいます。
お部屋の鍵はカード式でした。
Moose(ムース)が滞在するのはKainz house棟のようです。
受け付けを通り過ぎると左側にバー、右側にレストランがあります。
そこを通り過ぎるとKainz house棟のみにあるエレベーターが見えてきますので、エレベーターに乗って部屋へ向かいます。
大きな荷物を持って階段を上ったり石畳の坂道を行くのはこたえますので、Kainz house棟の部屋で有難かったです。
エレベーターの横にはもちろん階段もありますので、健康志向の方はどうぞ(笑)
お部屋はスーペリア・ダブルルームのレイクビューということで、ドキドキしながらオートロックのドアを開けます。
客室の様子
客室内の様子ですが、まず目に飛び込んできたのは、広々としたお部屋です。
ドアからベッドまでの通路がかなり狭いホテルに何度も宿泊したことがあるので、この広さにちょっと感動しました(笑)
通路には姿見とクローゼット・壁かけコートラックがありましたよ。
スーツケースを置く棚の下には、濡れた靴を置くトレイも用意されていて、さすが雪国だなと感心しました。
クローゼットの中には、金庫とハンガー・室内用スリッパも完備。
お次は気になるベッドです。
今回のお部屋は、ジャーマンツインベッドということで、見かけはダブルかクイーンっぽいですがツインベッドが2つ引っ付けてあるのです。
パッと見では分かりませんが、真ん中で贅沢に寝ようとするとベッドとベッドの隙間が気になりますよ(笑)
べッドからはテレビも見えるように設置されています。
テレビの下には机とイス、あとリラックス用の1人がけようソファーが2脚用意されていました。
テレビ画面が飛行機内のモニターみたいでビックリしました(笑)
ちなみに机の下のキャビネットには、ミニ冷蔵庫が用意されています。
冷蔵庫内の物は有料ですが、コーヒーや紅茶に入れるフレッシュや牛乳などは無料です。
冷蔵庫の横には栓抜きが用意されていて、至れり尽くせり。
後で購入しておいたビールを飲もうと思います(笑)
さて、1番大事な窓からの眺めですが・・・。
ちょっと目線を下にやると駐車場が目につきますが、とても素晴らしい眺めです。
隣の部屋のバルコニーとの距離がかなり近いのが気になりましたが、冬だし雨だしで誰もバルコニーに出ている人はいませんでした。
なので、問題なし(笑)
夏場で、素敵な風景を眺めながらバルコニーでゆったりしたい人には、かなりマイナスだと思いまのでご参考までに。
トイレとお風呂の様子
清潔感のある使い心地のいいトイレとお風呂でした。
洗面所にはヘアドライヤーやティッシュ、ごみ箱が完備。
お風呂には湯舟があって、シャワーヘッドも取り外せるタイプで私たち日本人には嬉しい仕様でした。
お湯も温かかったし、水圧も文句ありませんでした。
アメニティー
ヨーロッパのホテルは、基本あまりアメニティーが充実していませんが、このヘリテージホテル・ハルシュタットは違いました。
まず、ご覧の通りネスプレッソと紅茶が数種類用意してありました。
また、お水もフラットとスパークリングの2種類用意されていましたよ。
それと一緒にチョコレートも。
こんなに色々ついてきたヨーロッパのホテルは久しぶりなので、結構テンションがあがっていましたが、これだけでは終わりませんでした。
なんと、お風呂のアメニティーが全てロクシタン!!
これにはもう、テンションMaxです。
残念ながら、持って帰ろうとする人が多いのでしょうか、シャンプーとシャワージェルは盗難防止用にしっかりと固定されていました。
本当にいい香りだったので、持って帰りたくなる気持ちはわからなくないですが、それをやっちゃあおしまいですよね。
朝食
ヘリテージホテルハルシュタットの朝食会場は、レストラン・カフェでもあるIm Kainzです。
ホテルの受付を通り過ぎてすぐにバーがあり、バーのすぐ右側にレストランの入口があります。
時間
朝食時間は朝7時30分から10時30分となっています。
ホテルの朝食としては遅めの開始時間だなと思いました。
ハルシュタットの早朝出発を考えている方はご注意ください。
朝食メニュー
ヘリテージホテル・ハルシュタットの朝食は、かなり豪華な朝食でした。
- ヨーグルトとコーンフレークそれぞれ数種類づつ
- ドライフルーツとナッツ類
- 果物(キウイ・オレンジ・りんご)
- 魚の燻製(スモークサーモン等)
- チーズ各種
- ベーコン・ソーセージとハム数種類づつ
- 野菜(キュウリ・トマト・パプリカ)
- ピクルス
- パン各種
- 温かい野菜炒め
- スクランブルエッグ
- カイザーシュレーマン
- クネーデル
- ジュース各種
- コーヒー・紅茶・エスプレッソ・ラテ・カプチーノ
オーストリアの名物であり、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の大好物でもあったカイザーシュレーマンや魚の燻製、チーズもかなり色々な種類が用意されていました。
沢山チョイスがあって、朝からお腹いっぱい欲張ってしまいましたよ(笑)
飲み物は、泡(アルコール)が入口に用意されていたのでオレンジジュースと割るミモザが注文できそうでした。
でも、朝食ビュッフェに含まれているのか分からなかったので注文しませんでした。
ヘリテージホテル・ハルシュタット(Heritage Hotel Hallstat)で決まり
ヘリテージホテル・ハルシュタットの素晴らしさは伝わりましたでしょうか?
本当なら予算を抑える為にお値段控えめな宿に泊まるのですが、今回は冬という事もあり、あまり宿のチョイスが無い中での選択をした結果、大当たりでした。
もし旅の予算が潤沢なのであれば、検討してみる価値はあると思います。
この記事が、これからハルシュタットの宿探しをする方の参考になれば嬉しいです。