- トロントでカレッジに入学したいけど語学力が足りない!
- 指定されている英語力判定テストで点数があとちょっと足りない・・・。
今回はそんなお悩みをお持ちの方をお助けする記事を用意しました。
留学といえば、TOEFL・MELAB・IELTS・iTEPなど様々な英語力測定テストの内どれか1つで、一定のスコアを叩き出さなければなりません。
この時点で、敷居が高いとはじめから諦めてしまう方もいらっしゃるでしょう。
または、何度か挑戦して、本当にあと1歩、スコアに届かず悔しい思いをされた方もいらっしゃると思います。
Moose(ムース)もその1歩に届かなかったうちの1人でした。
今回はそんな皆様にお届けする、カレッジ入学に必要な語学力に満たない時の打開策をお伝えします。
カレッジ入学必須語学力
まずは、簡単に必要語学力をおさらいしておきましょう。
カナダのトロント近郊のカレッジを例に取り上げてみました。
学校名 | 必須語学力 (Certificate and Diploma programs) |
George Brown College | TOEFL 80 (Internet-based) minimum of 20 in each skill band IELTS 6.0 minimum 5.5 in each skill band |
Centennial College | TOEFL 550 (Paper-based) 80+minimums of 20 for the internet-based IELTS 6.0 with no band score less than 5.5 |
Humber College | TOEFL 560 (Paper-based) 84 internet-based with no single test score below 21 IELTS overall minimum score 6.5 with no single test score below 6.0 |
御覧のように、TOEFLではPaper-basedで最低550点、Internet-basedでは80点、各セクションで最低20以下のスコアが無い事が条件です。
IELTSでは全体平均6.0で、各セクションで5.5以下のスコアが無いことを条件にしています。
どれくらいの難易度なのか
点数だけ見ていても分かりにくいと思いますので、日本人の平均点と比較してみましょう。
IELTS主催団体が発表した2022年度の日本人平均点は、Over all 5.8。
TOEFL主催団体が発表した2022年度の日本人の平均点は、73点となっています。
各カレッジが要求している必須語学力に、あと一歩届いてないことがわかりますね。
届きそうで届かないのが、カレッジが要求している必須語学力なのです。
カレッジ入学を考えていた2008年当時のMoose(ムース)も、この必須語学力に届かないうちの1人でした。
では、一体どうすればこの条件をクリアする事ができるのでしょうか。
実体験をもとにお伝えしますね。
打開策
打開策は、現地トロントで知り合った日本人の友人から教えてもらいました。
やはり何をするにも、情報網やコネクションはとても大切だと思い知らされた一件でした。
友人曰く、語学学校の中にはカレッジ進学準備プログラムがあり、そのプログラムを一定の成績を修めて卒業すれば、提携しているカレッジへの英語のスコア提出を免除されるとのこと。
語学学校にそんな美味しいプログラムがあるなんて全く知らなかったMoose(ムース)は、早速その友人が通っていた語学学校へ問い合わせてみました。
後々調べてみると、トロントにはカレッジと提携しているこの進学準備プログラムを提供している語学学校がいくつかあることがわかりました。
渡航前からカレッジ入学を決めていた訳では無かったので、全く下調べもしていませんでしたし、そんなプログラムがあることすら知りませんでした。
無知って本当に損をしますね・・・。
カレッジ進学準備プログラムとは
このカレッジ進学準備プログラムは、カレッジ進学に必要なスキルを実践重視で集中して学ぶことの出来るプログラムです。
英語力はもちろん、進学後に必要となるプレゼンテーション力やエッセイ・レポートの書き方など、カレッジ生活で必要になるスキルを身につけていきます。
このコースを取るためには、各語学学校が課している語学力テストで、一定のスコアを取らなければいけません。
またまた英語のテストでスコアを出さなければならない訳ですが、スコアが足りなくてもガッカリしないで下さい。
語学学校はしっかりあなたの面倒を見てくれます!
スコアの足りない方にはプレ準備コース等もあり、必要な語学力に達するように指導してもらえます。
興味のある方用に、進学準備プログラムのあるトロントの語学学校のリンクを貼っておきますね。
インターナショナル・ランゲージ・アカデミー・オブ・カナダ(英語の公式サイトに飛びます)
イングリッシュ・スクール・オブ・カナダ(英語の公式サイトに飛びます)
Moose(ムース)がこの記事を書きあげたのが2018年ですので、2024年現在の時点でコロナのせいで色々と変更が出ているようです。
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無料でもらえる必要な情報は、どんどん収集するべきです。
カレッジ進学準備プログラムのメリット・デメリット
では、どうしてこのプログラムが打開策になるのか、デメリットも含めてしっかりお伝えしたいと思います。
メリット
- TOEFLやIELTS等の英語力測定テストの対策をしなくてもよくなる
- 語学力が足りなくてもしっかりサポートしてもらえる
- プログラム卒業後は、ほぼカレッジ進学が確定している
- エッセイやレポートの書き方など実践重視で後々役に立つ
打開策の最大の理由として、TOEFLやIELTSのテストを受けなくてもよくなるという点が挙げられます。
英語の勉強だけでも大変なのに、TOEFLやIELTSのテストは傾向対策をしないとなかなか点数が伸びません。
Moose(ムース)もなかなか必要スコアに手が届きませんでした。
さらに試験日当日のぶっつけ本番になるので、緊張の為自分の力を十分に発揮できない可能性も出てきます。
しかし、そんなわずらわしさをカットしてくれたのが、このプログラムでした。
このプログラムなら、一度受講してしまえば後は努力あるのみ!
カレッジ入学というゴールに向かって突き進めば良いだけです。
語学学校側からのフルサポートもあるので、なにかつまずくようなことがあっても安心です。
また、実践重視という点も見逃せないメリットです。
入学後もそうでしたが、エッセイの書き方には苦戦します。
日本語の論文にもあるように、英語のエッセイにも様々な定型文や言い回しがあり、それを知らないとかなり苦労します。
そう言った点でも、この進学準備プログラムはかなりお勧めです。
デメリット
- 語学力が足りないと時間とお金がとてもかかる
デメリットはこれしかありません。
時間とお金、とてもかかります!!
特にお金がヤバイ(笑)
プログラムの期間は自身の英語力によって左右されますし、金額もそれに伴って上がっていきます。
実力が足りないと、時間とお金がかかるということですね・・・。
ちなみにMoose(ムース)は、プレコース無しの12週間(3か月)のプログラムで、約CAN$4500(2009年当時の金額です)程支払いました。
まとめ
Moose(ムース)の実体験から、TOEFLやIELTSのテストだけがカレッジ進学の方法ではないことがお分かりいただけましたか?
テスト対策に行き詰ってしまった方は、一度違う方法を試してみるというのはいかがでしょう。
人生一度きりです。
お金と時間が許す限り目一杯楽しみましょう!
この記事で、皆様の夢をかなえる為のお手伝いが少しでも出来れば嬉しいです。