アジア旅行に欠かせないハブ空港の1つであるスワンナプーム空港には、沢山のラウンジがひしめき合っています。
今回はそんな数あるラウンジの中からタイ国際航空のラウンジであるロイヤルシルクラウンジをピックアップ。
スワンナプーム空港にあるロイヤルシルクラウンジの中でも少し特別なコンコースDラウンジの利用価値を調査してきました。
今回の旅も、マイルを貯めたご褒美である無料特典航空券でビジネスクラスを利用しています。記事の最後にマイルの貯め方も紹介していますので、みなさまの参考になれば嬉しいです。
バンコク・スワンナプーム空港内にあるタイ国際航空のラウンジ
スワンナプーム空港にあるタイ航空のラウンジは合計で7つもあります。
- Domestic Thai Royal Silk Lounge:コンコースA (国内線エリア)
- Thai Royal Silk Lounge:コンコースC
- Thai Royal Silk Lounge:コンコースC
- Thai Royal Silk Lounge:コンコースD ※ビジネスクラス利用時のみ
- Thai Royal First Lounge:コンコースD ※ファーストクラス利用時のみ
- Thai Royal Silk Lounge:コンコースE
- Thai Royal Orchid Lounge:コンコースE
ロイヤルシルクとロイヤルオーキッドの違い
タイロイヤルシルクラウンジとタイロイヤルオーキッドラウンジの違いは、利用者条件が少し違う事以外は正直言ってあまりないです。
私たち日本人が1番よく利用するスターアライアンスのゴールド資格保有者(SFC会員)にとっては、全く違いはありません。
用意してある料理や飲み物を見てみると、強いて言えばロイヤルオーキッドラウンジの方が種類に関して少ないですが、正直ここは好みの問題です。
営業時間
すべてのラウンジの営業時間は同じで、午前5時~深夜2時です。
利用条件
ロイヤルシルク・ロイヤルオーキッドラウンジの利用条件は、コンコースDのラウンジを除いては以下の通りです。
- タイ航空のビジネスクラス利用者(同伴不可)
- スターアライアンス系列のビジネスクラス利用者(同伴不可)
- スターアライアンスゴールドカード(SFC会員)資格保有者(スターアライアンス便に搭乗する同伴1名のみ可)
ですので、エコノミークラス利用のSFC会員は残念ながら利用できません。
今回の旅は無料特典航空券でビジネスクラスを利用していますので、ビジネスクラス搭乗予定者しか利用できないコンコースDのラウンジをチェックします。
コンコースDのロイヤルシルクラウンジ実体験レポート
スワンナプーム空港に沢山あるロイヤルシルクラウンジの中でも少し特別なコンコースDのラウンジは、果たしてその価値があるのかしっかり確認していきたいと思います。
コンコースDのラウンジは縦長で、出入口が2か所あります。メインの入口は、タイ航空ビジネス・ファーストクラス専用の保安検査場を抜けてすぐのエスカレーターを降りた側にあります。
ラウンジ内の雰囲気
ラウンジ内には沢山の座り心地のいいソファーが置かれていました。Moose(ムース)が利用した日はコロナウイルスの影響とバレンタインデー当日ということもあり、あまり混雑していませんでした。
ラウンジ内は本当に広く、端から端までかなりの距離があります。さすが最大463名収容できるラウンジです。
かなり大きなラウンジなので、飲食エリアは数か所に分けて設置されています。
ラウンジ内の設備
気になるラウンジ内の設備をチェックしていきます。その前に1つ押さえておきたいポイントがあります。
それは、このコンコースDのラウンジには他のラウンジにあるシャワー室がありません。どうしてもシャワーを利用したい方は、初めから他のラウンジを選択しましょう。
軽食
ラウンジ内の食べ物をチェックしていきます。まずは小腹を満たしたい人にピッタリなサンドイッチやミニバーガー、デニッシュなどを発見しました。他にも新鮮なサラダやフルーツも用意されています。
サンドイッチの横にあった、タイの伝統菓子カオタムマット(バナナの葉のもち米巻き)は気になりましたが、お腹がいっぱいで挑戦できませんでした。
アイスクリームの食べ放題もありました。バレンタインデー当日だったので、ハート型のケーキも用意されていましたよ。
温かい料理にはタイらしく、パッタイが用意されていました。横にライムや生もやしなどのトッピングも用意してあり本格的です。
もちろんパッタイ以外にも、カレーなど他の料理も用意されていましたよ。
基本的にタイ料理が中心かと思いきや、蒸し器の中にはシュウマイや海老蒸し餃子、肉まんなどの中華系もありました。
温かい料理の中でも1番気になったのは、オーダーしたその場で調理してくれるエリアです。訪れた日のメニューはなんとカオガンマイ。
もうさすがタイ!ツボを心得てます。このラウンジに居るだけで、なんだかタイ料理レストランで食べ放題をしている気分でした。
アルコールを含む飲み物
飲み物ですが、ジュース類はちょっとお洒落なガラス製の注ぐ入れ物に入っていますので、自分で好きなだけグラスに注ぎます。炭酸飲料系は缶で、冷蔵庫内にはいっています。
ビールは生ビールはありませんが、缶ビールなら数種類用意されています。タイのビールチャーンやシンハーなどもバッチリです。
実はこのコンコースDのラウンジには、専属バーテンダーとバリスタが待機している場所があるのです。
チップは必須でしょうが、ちょとお洒落なカクテルやエスプレッソマキアートなどを注文したい方はぜひこのバーを訪れてみて下さい。
ビジネスエリアと専用無料Wi-Fi
ビジネスエリアは、各テーブルにデスクトップパソコンが設置してありました。さらにさらに、プリンターもそれぞれのパソコンに!
今まで利用したラウンジ内で、このコンコースDのロイヤルシルクラウンジが設備的に1番整っています。
Wi-Fiは受付時にラウンジ専用のパスワードをもらえばバッチリつながります。
電話ルーム
個室に固定電話がついている電話部屋も用意されています。
プライベートな会話もこのブースでできちゃいますよ。
雑誌&新聞コーナー
新聞はタイの地元紙が複数社そろえてあり、雑誌は英語の雑誌が数種類おいてありました。
個人的にラウンジの雑誌コーナーは、日本のラウンジ以外は気にも留めないんですよね。英字新聞で世界の情勢を!なんてかっこよくビジネス旅行してみたいです(笑)
トイレ
お手洗いはかなりキレイでした。
洗面台には、胡蝶蘭の鉢植えがあってタイ航空のトイレ使ってんだなって思わされました。
まとめ
スワンナプーム空港のコンコースDにあるロイヤルシルクラウンジは、ガッツリご飯が食べたい人にピッタリのラウンジです。
他のロイヤルシルクラウンジにも軽食として温かい料理もありますが、目の前で料理してくれるエリアはありません。
ラウンジの規模も大きいので、広々とした開放的なラウンジでゆっくりと食事がしたい方に向いています。
ただ、シャワー利用を考えている人は別のロイヤルシルクラウンジを利用しなければなりませんので注意してください。