そんな飼い主さん方に読んで頂いて、ちょっとでも安心して欲しいのでこのマダニ記事を書きました。
ちょっとポカポカ陽気になると出てくるマダニ。
愛犬との楽しいはずのお散歩が地獄絵図と化します。
- 事前予防が大切
- 獣医さんで薬をもらう
マダニ対策には予防が必須。
獣医さんで必ず事前に予防薬をもらいましょう。
それでもマダニがひっついて来た時に焦らないように、Moose(ムース)が実際に行った民間対処法と体験談も紹介します。
他人のマダニ体験を知って少しでも飼い主さんの不安が和らげばと思って書きましたので、最後までお付き合いください。
犬のマダニ対策
飲み薬か首の後ろに垂らすタイプが主流で、獣医さんと相談しながらそれぞれの愛犬に合った方法で処方されます。
これはカナダの獣医さんでも日本の獣医さんでも同じです。
うちの子(ポメラニアン)は、都市部に住んでいた時から首の後ろに垂らすタイプを使用しています。
地域によって予防したい虫が違う!?
最近コロナの影響で都市部から少し田舎へ引越ししたのですが、そこで獣医さんから衝撃的な事を聞かされました。
それは、住んでいるエリアによって生息が活発な虫(マダニの種類)が違うので予防薬もちょっと違うという事実です。
今まで使っていたブランドの首から垂らす予防薬だと、ライム病の病原菌をもっているマダニに効かないと言われてしまいました。
知らないって恐ろしい!!
愛犬のマダニ(Tick)体験談
Moose(ムース)のマダニ体験談は、少し暖かくなり始めた4月中旬ごろ。
愛犬たちと一緒に近場のハイキングへ出かけることにしました。
桜も咲いたりしていて、愛犬共々とても楽しい時間を過ごしました。
「さぁ、帰るか!」と車に乗り込んだ時に、パッと見、蜘蛛のような、手の小指の爪半分位の大きさの虫が相方の肩を這っているのを発見。
虫が大っ嫌いなMoose(ムース)は叫びながら相方を車外へ追い出し、その蜘蛛を払いのけるよう指示しました。
とりあえず蜘蛛もどきを肩から払いのけさせ無事帰路についたのですが、車を自宅駐車場に止めていざ愛犬を降ろそうとした時に、また同じ蜘蛛もどきを車内に発見!
「え!もう1匹おるやん!?」と叫びながら相方召喚。
蜘蛛だと思っていた相方はティッシュで潰そうとしたのですが、意外と外側が固く潰れないと報告されました。
とりあえず車外へ落として踏み潰すことにしました。
蜘蛛もどきが愛犬にも付着
「キモかったな!」と話しながら自宅内へ入り、愛犬のハーネスとリードを取り外していた時にまたまた例の蜘蛛もどきを愛犬上に発見!
ここでやっと蜘蛛じゃない気がして、インターネットで検索魔と化しました。
すると蜘蛛もどきは、マダニだという事が判明。
そこからは壮絶なマダニ大捜索に乗り出しました。
愛犬の体をくまなく素手で触り倒し、数匹発見。
虫嫌いのMoose(ムース)は失神寸前でしたが、可哀想な愛犬のために頑張って捜索を続けました。
人間の衣服内にも侵入
30分くらい愛犬の触診をしていると、Moose(ムース)の足首付近になにかが這っている感触がありました。
ふと目をやると、犬についていたサイズより小さいマダニがいるではありませんか!
ッ!!!!!
声にならない絶叫でした。
ネットで見るとマダニは人間も嚙むそうで、下着や髪の毛の中、脇の下などを好むと書かれていました。
「いやいや、流石に下着には付着してへんやろ。」と相方は半信半疑でしたが、とりあえず大急ぎで相方ともどもその場ですっぽんぽんになり脱いだ服を凝視しました。
すると、相方の下着に1匹ひっついていました!!
しかもデカいやつ。
さらにはMoose(ムース)の着ていたTシャツにも小っちゃいのが1匹!
キモすぎて着ていた服すべてゴミ袋に入れて密封。
即、洗濯機に熱湯を入れて洗いました。
さらに速攻熱いシャワーを浴びて洗髪。
今思い出しただけでも鳥肌が立つほど気持ち悪かったです。
犬に付着したマダニの取り方
発見が早い段階だと、マダニはまだ犬の地肌までたどり着いておらず吸血していません。
ピンセットでつまむ→消毒液アルコールに漬けて殺す
セロテープに貼り付ける→そのまま外のごみ箱に捨てる
ここで、素手で潰してしまうと卵が飛散するとか書かれていたりしますが、簡単に手でぷちゅっとは潰れませんでした。
とりあえず手で潰すのはNG。
ピンセットでつまむか、セロテープに引っ付けて外のごみ箱に捨てるのがベストです。
個人的にセロテープで引っ付けてってのは、まだ生きていて安心できないので却下でした。
ピンセットで頭をしっかりとつまむ→消毒液アルコールに漬けて殺す
獣医さんに任せる
吸血中のマダニを犬から取る時に1番気を付けたいのは、マダニの頭部を犬の体に残さないことです。
マダニが吸血する時は、ある物質を体内から分泌して犬の皮膚とマダニの頭を固定します。
なので、無理矢理マダニをむしり取ろうとするとマダニの頭部が愛犬の体内に食い込んだままという事が起こるのです。
なので、吸血しているマダニを取る時はピンセットで頭をしっかりとつまんで愛犬から引きはがしてください。
家で簡単にできるマダニ対策
ホームレメディーとして、マダニ対策スプレーの作り方を紹介しますね。
Moose(ムース)はこれを使って、愛犬の毛に隠れていたマダニを表面におびき出せたと信じています(笑)
愛犬が舐めても大丈夫な酢ベースのスプレー
- アップルサイダービネガー 240㏄
- ぬるめの水 120㏄
- 塩 小さじ1/2
- 重曹 小さじ1/2
- 100均のスプレー容器
まず、塩と重曹をスプレー容器に入れます。
その後、ぬるめの水とアップルサイダービネガーをゆっくりと注いで出来上がりです。
アップルサイダービネガーとありますが、酢で代用してもいけると思います。
日本のリンゴ酢だと、酸っぱさが違う気がするのはMoose(ムース)だけでしょうか・・・。
リンゴ酢は飲む酢で美味しいから勿体ない気がするので、アップルサイダービネガーが無い場合は酢でいきましょう(笑)
その場合は他のサイトでもよく見る「水1:酢1」がいいかもですね。
愛犬にスプレーする時は、目・口・敏感部分などに直接スプレーしないように注意してください。
お出かけ前にできるマダニ対策まとめ
お出かけ前のマダニ対策として、愛犬用と人間用両方をまとめました。
- 獣医さん処方の薬を事前に使用する
- 外でお酢スプレーをかける
- マダニ予防の首輪やバンダナなどをつけてあげる
愛犬のマダニ対策で一番重要なのは、事前の獣医さんの薬ですね。
飲み薬でも首の後ろに垂らすのでもいいので、絶対にしてあげてください。
お酢スプレーでは完全に防ぐことは無理なので。
- ハイキングに行く時は、カラフルな服を着る
- なるべく長袖を着る
- 草がぼうぼうに茂っている場所は避ける
- ハイキング後、車に乗る前に軽くチェックする
マダニの色は暗いので、明るい服を着ていると草むらに入った後に引っ付いてきてもすぐ見つけられます。
当然草むらを避けるのがベストですが、それが無理な場合はなるべく長袖シャツを着用するようにしてください。
さらに、家に持ち帰らないためにハイキング後は軽くボディーチェックを行う事をおすすめします。
マダニがいたらする事まとめ
もしマダニを持ち帰ってしまったらしておく事をまとめておきますので、あせらずに全部してください。
- 着ていた衣類を全部洗濯する
- すぐに熱いシャワー、またはお風呂に入る(髪の毛もよく洗う)
- 出来たらシャンプーしてあげる(無理ならお酢スプレー)
- マダニを見つけたらピンセットで駆除
マダニ予防は気温が上がる3月から
可愛い愛犬がマダニに苦しまないためにも、気温が上がる3月頃から対策をするのをおすすめします。
獣医さんにしっかり相談して、お住まいの地域の虫に効く薬を処方してもらいましょう。
Moose(ムース)のように万が一持ち帰ってしまったら、お酢スプレーでマダニをおびき出してピンセットで頭からしっかりと引っ張って除去してください。
除去したマダニは、マキロンなどの消毒液に漬けて殺すかセロテープに張り付けて外のごみ箱に捨てましょう。
マダニで不安になっている飼い主さんの役に少しでも立てれば嬉しいです。
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心配なるやん!愛犬マダニ体験談知りたい。
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