みなさま、こんにちは。今回はご好評いただいております「ローカルスーパーだけでそろう日本食レシピ紹介」の第3弾となります。
季節によってスーパーに並ぶ食材が変わるのは、どこの国へ行っても同じですね。旬の食材を使って故郷の味を海外の地でも味わうべく紹介する今回のレシピは、シシトウの甘辛です。
シシトウってなんやねんという方から、あー夏の定番!と思いにふける方まで、めちゃくちゃ簡単で美味しいレシピをお伝えします。
調理時間はわずか15分なので、あともう一品という時に大助かりです。
海外でのシシトウ事情
シシトウを知らない方や、知ってても食べたことのない方の為に、簡単にシシトウについて紹介します。シシトウの正式な名前は獅子唐辛子で、ちっこいピーマンのような姿形をしています。
栄養うんぬんはサイト違いなので紹介しませんが、ビタミンたっぷり辛味成分ありの夏のお野菜です。
時々ものすごく辛いシシトウに当たることがありますが、基本的にはちょっと苦みがあるだけのピーマンのような味の野菜です。
こちらのレストランのマッシュルームとチョリソ(ソーセージの事です)の鉄板焼きは激うまで大人気ということで立ち寄ったら、焼く前のマッシュルームの横に大量のシシトウが!!
この時に初めて日本以外でシシトウを見ました。ちなみにこのレストランでは、シシトウは素揚げで出てきます。
これがまた激うまでしたよ!!思い出しただけでよだれがでます・・・。
8月中旬になると特売になります。なにせ、カナダ人食べたことない人が多いから売れ残るんでしょうね・・・。(周りの友人みんな食べたことないです。)
海外で日本食自炊レシピ・シシトウの甘辛
今回選んだ近所のスーパーは、トロント在住者で知らない人はいないであろうチェーン店スーパーMetro(メトロ)です。
さっそく、Metro(メトロ)だけでそろう夏の旬の食材を使った自炊レシピを紹介しましょう。
ローカルスーパーで買いそろえる材料
- シシトウ
- 砂糖
- 醤油
- 酒(Metroには売ってませんが、LCBOに売ってますよ。)
調理開始&手順
袋に、「シシト―ペッパー」って書いてあって、シシトウって言ったら英語が通じることに驚きました。この前のナッパキャベツみたいな感じですかね。
さっそく袋から取り出して、サッと水洗いします。洗った後は、包丁で真ん中あたりにザクっと切れ目を入れていきます。
この切れ目を入れる作業は、加熱した時に破裂するのを防止する為です。シシトウの頭の部分のヘタは、Moose(ムース)は取らずにそのまま調理しますが、気になる方はどうぞとってください。
切れ目を入れ終わったら、フライパンに油をチョロッといれて熱し、シシトウをドバーっと投入します。
ちょっと炒まってきたら、砂糖をテキトーに投入します。量は本気で目分量です。
写真を撮った日に作ったシシトウの甘辛は、ちょっと甘めでした。同じくらいの量のシシトウを使用する方は、写真より気持ち少なめが◎
次に醤油をいれます。ちょっと控えめに、これまた目分量で入れます。
さらに酒をチョロっと入れて、ひと煮立ちさせます。(無い方は飛ばしてオッケー!)味見をした際に甘すぎたり醤油辛すぎたら、お酒をちょっと多めにするとコクがアップ。
後は、砂糖をしっかり溶かして炒め煮をすれば完成です。ちなみにそんなにしっかり炒めなくても大丈夫ですよ。
こーんな感じになれば、出来上がりです。食材を洗う所から含めて調理時間約15分の驚異のスピードメニューです!!
ちなみに甘辛にしない時は、油たっぷりを使って素揚げも美味しいです。揚げ終わったらお塩を軽く振って出来上がりです。写真はスペインで頂いたシシトウの素揚げです。
まとめ
ローカルスーパーMetroだけでそろう材料で簡単に出来る日本食自炊レシピ、シシトウの甘辛。素揚げにしても美味しい夏野菜シシトウを見かけたらぜひ作ってみて下さい!!
日本を思い出す料理が今晩の食卓を彩れば嬉しいです。