【ワイン通必見!】アレンジ自在のナイアガラワイナリー巡りVol1

カナダ

ワイナリー巡り。素敵な響きですよね。お店で買えるワインも魅力的ですが、産地へ出向いてそこでしか味わえないワインを味わう。そんなとても贅沢なナイアガラワイナリーツアーへ今日はお連れ致します。おススメのワイナリーの情報と共に、ナイアガラワインの魅力をたっぷりお届けしますよ。

ナイアガラ オンザレイクワイナリー

ナイアガラのワイナリーのワイン樽

ナイアガラのワイナリーのワイン樽

カナダのオンタリオ州が誇るワイン生産地の1つナイアガラ。滝で世界的に有名ですが、ワインも負けていません。ナイアガラのワイナリーはナイアガラ オンザレイクに集まっています。

1991年に、ナイアガラワインのパイオニアであるInniskillin Wineryが、アイスワインで世界最大のワイン・スピリッツ見本市ヴィネスクポ・フランスでthe Grand Prix d’Honneurの受賞をきっかけに世界の注目を集め始めました。

世界で注目を集めたナイアガラワインは、現在では、大小さまざまなワイナリーが素晴らしいワインを製造しています。

ツアー内容

Vol1ということで、今回ご紹介するのは、Megalomaniac WineryTawse WineryRidgepoint Winesの3つです。

とても近いワイナリー同士なので、ツアーにはもってこいのワイナリーです。地図を見ていただいても分かるように、Megalomaniacを真ん中に上下にあるのがTawseとRidgepointです。

では、さっそくワイナリーツアーへご案内いたします。

Tawse Winery

Tawse Wineryの入口

Tawse Wineryの入口

こちらのワイナリーは、バイオダイナミック有機栽培農法を使用したこだわりのワインが自慢です。2000年にオーナーが土地を購入し、2005年に最先端技術を駆使したワイナリーをオープンしました。

栽培されている品種は、一番古いもので1976年に植えられたリースリング、次に1981年に植えられたシャルドネです。もちろん他にもカベルネ・フラン、シラー、ガメイ、ピノ・グリ、ピノ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノア―ル、カベルネ・ソーヴィニョンが栽培されています。

それぞれの品種は、5つのブドウ園で栽培されています。詳しくはこちら(公式ホームページ)

現在は、約200エーカー(東京ドーム約17個分以上)の敷地で、年間30,000ケースのオーガニックワインを生産しています。このオーガニックワインに使用されているすべてのフルーツは、もちろん手で収穫しています。

オーガニックワインに興味のある方は必見のワイナリーですよ。

営業時間とテイスティング費用

Tawse Winery店内の様子

Tawse Winery店内の様子

営業時間は、5月から10月は10am-6pm、11月から4月は月曜日から金曜日まで10am-5pm、土日は10am-6pm時までとなっています。季節によって営業時間が少し違うので必ずチェックしてから訪問して下さいね。

テイスティング費用は、4つで$8ドルです。ワインを2本購入するとテイスティング費用が無料になります。

ワインテイスティング

こちらが、2018年のワインテイスティングメニューです。(少し光ってしまって見にくいですがご了承下さい。)

2018年度版Tawse Wineryテイスティングメニュー

2018年度版Tawse Wineryテイスティングメニュー

テイスティングしたワインリスト
  • 2014Spark!Chardonnay(泡)
  • 2013Estate Chardonnay(白)
  • 2013Lenko Chardonnay(白)
  • 2015Redfoot Gamay Noir(赤)
  • 2012 Lauritzen Pinot Noir(赤)
  • 2013Redfoot Cab Franc(赤)
  • 2012 David’s Block Merlot(赤)
  • 2012Meritage(赤)

一番最初のスパークリングは、メニューには載っていませんが、黒板に書いてあったニューリリースワインです。新しいものってつい惹かれますよね。(笑)

やや辛口のスパークリングは、とっても爽やかなお味でした。

次の2013Estate Chardonnay(白)、2013Lenko Chardonnay(白)は、同じ年に収穫したブドウですが、収穫したブドウ園の場所が違う(こちらのワイナリーは、5つのブドウ園があります。)のと、ブドウの木の年齢が違います。こうした違いで、仕上がりに違いが出るのがワインの楽しいところですね。

お味は、フレンチオーク樽で1年間熟成させている為、トースト香のあるなめらかなお味でした。どちらもとっても美味しかったです。

味見したすべての赤ワインもとっても美味しくて、ついワインクラブメンバーに入会してしまいました。

Tawse Wine Clubメンバーとは

Tawse Wineryのワイン

Tawse Wineryのワイン

Tawseワイナリーのクラブメンバーは、年間4ケースのワインを購入することを条件に様々な優待サービスが受けられます。

ワインクラブによっては、購入するワインを選べない所もあるのですが、こちらのTawseワイナリーは、すべて自分で選ぶことが出来ます。例えば、ハウスパーティーなどを予定している方が、そのパーティー用に1ケースすべて同じ赤ワインにする、というように自由にチョイスできるのです。

他にもワイン好きにはたまらない沢山のサービスが、メンバー限定で提供されます。詳しく知りたい方はこちら(公式ホームページ)

Megalomaniac Winery

2つ目のワイナリーは、とてつもなく広大な敷地に豪邸が建っている!というような外観のワイナリー、メガロマニアックです。(名前が凄いですよね・・・。)

2007年に創業を開始したこちらのワイナリーは、現在110エーカー(東京ドーム約9個分以上)の敷地年間40,000ケースものワインを出荷するほど大きくなりました。

ワイナリーは、なんともゴージャスな内装で見とれてしまいます。何回か訪れているので写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました・・・。

ワインのエチケット(ラベル)は、オーナーの友人がデザインしたというお洒落で目を引くものです。

Megalomaniac Wineryのワインエチケット一例

Megalomaniac Wineryのワインエチケット一例

営業時間とテイスティング費用

Megalomaniac Wineryのワイン

Megalomaniac Wineryのワイン

営業時間は毎日11am-6pm。

テイスティングは4つで$10です。$40以上お買い上げで1人分のテイスティングが無料になります。Moose(ムース)はいつも仲良し3人組でワインテイスティングへ行くのですが、いつもシェアしてます。

シェアするとコストが抑えられるのはもちろん、たくさんあるワインを全種類飲み比べることも出来るんです。

注意19才以下は残念ながらテイスティングルームへの入室禁止です。また、ペットも禁止です。

ワインテイスティング

肝心のワインのお味は、近々アップデート致します。

Ridgepoint Wines

Ridgepoint Wines店内入口

Ridgepoint Wines店内入口

Megalomaniac Wineryから車で2分もかからない所にある小さなワイナリーです。小さすぎて車で通りすぎた事が何回もある程です。

Ridgepoint Wines外観

Ridgepoint Wines外観

Ridgepoint Winesは、1995年にオーナー姉弟が購入した20エーカーの土地からその歴史が始まりました。2015年には、ワインをThe Table, The Estate, The Heritageの3つのシリーズに一新しました。

Ridgepoint Winesの併設レストラン

Ridgepoint Winesの併設レストラン

ワインを十分に堪能してもらうには料理が欠かせないという考えのもと、レストランも併設しています。

建物の入り口を入って左はテイスティングルーム、右側はレストランになっています。(まだ1度も食べたことはありません。)レストランのメニューはこちら(公式ホームページ)

営業時間とテイスティング費用

Ridgepoint Winesのテイスティングルーム

Ridgepoint Winesのテイスティングルーム

営業時間は、火曜日を除く11am-5pm。

テイスティングは4つで$5です。(Merlot Appassimento, Nebbioloはそれぞれ$2かかります。)ワインを2本以上お買い上げでテイスティング費用は無料となります。

ワインテイスティング

こちらが2018年・夏のワインリストです。

2018年度版Ridgepoint Winesテイスティングメニュー

2018年度版Ridgepoint Winesテイスティングメニュー

試してみたいワインはありましたか?お気づきかと思いますが、この一番高い$75のワイン$2だせば試し飲みできるんですよ。

テイスティングしたワインリスト
  • 2017年White Cabernet(白)
  • 2017年Old Vines Riesling(白)
  • 2012年Pinot Noir(赤)
  • 2016年Cabernet Merlot Ripasso(赤)
  • 2012年Merlot Ripasso(赤)
  • 2010年Nebbiolo(赤)
  • 2017年Frizzy (泡)

家に以前購入した2011年Cabernet Merlot Ripasso(赤)があるので、今回試飲はパスしました。

実際に購入した2018年度版Ridgepoint Winesのワイン

実際に購入した2018年度版Ridgepoint Winesのワイン

White Cabernet(白)はやや辛口で美味しかったです。Old Vines Riesling(白)は程よい甘みがあって飲みやすかったですよ。この2本は、夏によく冷やして美味しく頂きたいです。

1番楽しみにしていた2010年Nebbiolo(赤)は、残念ながらまだちょっと若すぎる味でした。もう少しねかせてから再試飲したいです。

2012年Pinot Noir(赤)、2016年Cabernet Merlot Ripasso(赤)、2012年Merlot Ripasso(赤)どれも美味しかったのですが、早朝試飲のせいか(言い訳です。)心動かされ購入するまでには至りませんでした。(いつもケース買いして帰ります。)

2017年Frizzy (泡)は、やや辛口のスパークリングワインで美味しかったです。

ユニーク従業員さん
このワイナリーの従業員の1人で、とてもユニークなテイスティングをさせてくれる人がいます。彼女は、赤も白も順番まぜまぜの彼女流ブラインドテイスティング(銘柄がなにか事前に教えないテイスティング)をいつも行います。 初めは、「えぇ!」と思いますが、びっくりする程はまります。知識もとても豊富でユニークな彼女をぜひ指名してみて下さい。

紹介ワイナリーへの行き方

トロントからは、車で約1時間程でつきます。ナイアガラの滝からも車で約30分程です。

ツアーをお探しの方は、こちらのサイト(英語)にMegalomaniac Wineryが含まれていましたよ。

また、こちらのサイトでは好きな旅程をカスタムメイドできちゃいます。Vineland-Canadaで検索して下さい。

個人的には、レンタカーで好きなように回るのがおススメです。レンタカーの予約は値段が比較検索できるイージーレンタカーがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?Vol1ということで、シリーズ化の予定です。今回ご紹介したワイナリーでなにか気になる事や質問がありましたら、答えられる範囲でお答えしますのでお気軽にお問い合わせくださいね。