- ウィーンからブラチスラバへの行き方は?
- どれが1番お得?
オーストリアから隣国スロバキアへ、日帰り旅行を考えている人が出くわす疑問に答える記事を用意しました。
- 値段だけをとるなら断然バス。
- 現地での交通費も含んだ、お得で融通が利く方法がなら鉄道。
- 優雅に景色も楽しみたい方は船。
という、Moose(ムース)個人の見解となっています。
実際にウィーンからブラチスラバへ行ってみたMoose(ムース)の体験談も交えて、詳しくお伝えしたいと思います。
ぜひ最後までお付き合い下さい。
ウィーンからブラチスラバへの行き方
オーストリアの首都・ウィーンから、60キロしか離れていない隣国の首都・ブラチスラバ。
日帰り旅行にもピッタリなこのルートは、バス・鉄道・船・車の4つの方法で行き来可能です。
バス | 鉄道 | 船 | 車(レンタカー) | |
所要時間 | 約1時間30分 | 約1時間 | 約75分 | 約56分 |
料金 | 往復12€~16€前後 | 往復16€(ブラチスラバ市内の交通費込み) | 2023年5月の料金で往復25€~ | CAN$67(1日レンタル) |
上記金額は、2023年2月調べとなっています。
それぞれの行き方にはそれぞれのいい所がありますので、皆さまの旅程にそって1番都合のいい方法を選んで下さい。
それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
バス
値段最優先の方は、バス一択で間違いなしだと思います。
バスの場合は、1時間30分ほどでブラチスラバに行くことができます。
バスだと観光地の近くである市街地付近で降りるので、駅からトラムやバスに乗る必要がありません。
バスの運行会社はいくつかあるので、お好みで選んで大丈夫です。
- Flixbus
- Eurolines
- Polskibus
- Slovaklines
オーストリアの出発地は、ウィーン中央駅からも出ていますし、ウィーン国際空港からも出ています。
ブラチスラバの到着場所はSNP橋(Most SNP)で、ドナウ川にかかる新橋と言う意味。
写真では少し遠いですが、確かに巨大な橋がかかっていたので、納得でした。
ここで下車すると、ブラチスラバ城も旧市街地も徒歩圏内。
バス会社によっては、停車するバス停が違うので注意が必要です。
なので、チケット予約時に必ず確認して下さいね。
バスのチケット代金ですが、片道5.95€~7.95€前後でした。(2022年12月24日調べ)
バスの値段は、早くから購入する方は安いチケットがあるようですよ。
Moose(ムース)は3か月前くらいから探しましたが、残念ながら格安バスチケットを見つける事が出来ませんでした。
Flixbusの予約方法の日本語解説が知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
鉄道
ウィーンからブラチスラバまでは、オーストリア国鉄(ÖBB)で行くことが出来ます。
列車での所要時間は約1時間。
列車は、ウィーン中央駅(Wien hbf / Wien Hauptbahnhof)から出発します。
目的地、ブラチスラバの下車駅は「ブラチスラバ中央駅(Bratislava hl.st. / Bratislava Hlavna)」です。
下車後は、バスやトラムで市街地へ向かいます。
ブラチスラバにはもう1つ「ブラチスラバ・ペトルジャルカ駅(Stn. Petržalka / Bratislava-Petržalka)」という駅もあります。
こちらの駅も、市街地へはバスで簡単にアクセスできる便利な駅です。
勿論、どちらの駅からも徒歩で市街地へ行くことができます。
ただ、その場合だと、両駅とも軽く40分以上歩きますので、その覚悟をお忘れなく。
Moose(ムース)はブラチスラバ中央駅から無謀にも歩いて観光に向かってしまいました。
駅から徒歩で観光に向かった際の体験記はこちら。
料金ですが、予約する列車にもよるのですが、片道€10.20~€16.40となっています。(2023年2月調べ)
バスと比べると割高ですが、それは通常の往復チケットを購入した場合。
もし電車を選択するなら、ブラチスラバチケットが断然お得なので超絶おすすめします。
ブラチスラバチケットとは、ウィーン往復のチケット+ブラチスラバの公共交通機関乗り放題付きで€16というめちゃくちゃお得なチケットの事です。
このチケットだと、行きたい時間や帰りたい時に、列車さえあれば予約無しで飛び乗ってOK。
出発時刻と帰宅時刻に縛りが無いのは、かなり魅力的じゃないですか?
ただ、ブラチスラバで公共交通機関に乗らないという人には割高となってしまいますので、ご自身の旅スタイルに合わせて頂ければと思います。
- ウィーン・ブラチスラバ間が往復で16€
- 1日乗車券なので、ウィーンからの出発便も帰路便も予約なしで好きな時間に乗れる
- ブラチスラバの市内交通費用も含まれている
- 基本的に事前予約の必要がないので思いついたらすぐ行ける
- もちろんネットで事前に購入可能
ブラチスラバチケットのオンライン購入方法が知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
レンタカー
レンタカーは、BudgetやAvisなどで借りれます。
車のピックアップ場所は、ウィーン中央駅や市街地などそれぞれの営業所へ行って借りることになります。
費用については、借りる時期や車のサイズなどに左右されるので一概にいくらと断定できないのですが、2023年2月現在だと1日レンタルで以下の金額でした。
そこにガソリン代と現地での駐車代もかかってきますので、合計で1万円は超えると思います。
ただ、レンタカー最大のメリットは好きな所に自分のペースで行き放題という点です。
途中素敵な景色があったり、立ち寄りたい場所があったら、ぷらりと行けるのが最高ですよね。
ライドシェア
ライドシェアは、UberやBolt、Free nowなどのアプリを利用してシェアする人を見つけます。
金額はウーバーしか分からないので申し訳ないのですが、ウーバーだとUberXで€123.65となっていました。(2023年2月調べ)
運転に自信が無い人は、レンタカーよりも安心なライドシェアでもいいかもしれませんが、個人的に片道でそこまでの金額を払うなら、バスで十分だと思います。
船
カタマラン船でドナウ川クルーズをしながら優雅に隣国へ。
なんかめちゃくちゃいい響きじゃないですか?
Twin City Linerから出発している船を利用して、ウィーンからブラチスラバまで行くことが出来ます。
乗り場は、地下鉄U-Bahnのシュヴェーデンプラッツ(Schwedenplatz)駅を出ればすぐに見つけられます。
市街地から徒歩でも簡単にアクセスできる場所です。
所要時間は約75分間で、チケットは現地窓口、またはオンラインで購入できます。
往復チケットの値段は、2022年9月現在で24~50€となっており、日付や座席によって料金が変わります。
席は、指定席です。
終着地は、オソブニー桟橋(Osobný prístav)に到着します。
写真はTwin City Linerの乗り場ではないのですが、ブラチスラバのクルーズ船乗船場です。
雰囲気は伝わるでしょうか?
他の移動手段と比べて値段は少し張りますが、ドナウ川クルーズ兼移動と考えれば、観光も出来るしお得ですね。
予算が許すなら、せっかくの機会なので優雅なドナウ川の旅を楽しんじゃいましょう。
ウィーン・ブラチスラバ間は予算と目的に合わせた交通手段が選べる
目的と予算で、色々な交通手段が選べるのが魅力なウィーン・ブラチスラバ日帰り旅行。
ウィーン観光の際は、ぜひお隣の国にも足を延ばしてみてください。
魅力たっぷりなスロバキアの様子は、また別の記事で紹介したいと思います。
この記事で、皆様の素敵な旅のお手伝いが出来れば嬉しいです。