
- センテンドレの日帰り観光は何時間必要?
- 個人で行く日帰り観光のモデルコースが知りたい!
- 冬でも日帰りで楽しめるの?
今回は、そんな疑問を持つあなたに向けて、実際に冬のセンテンドレへブダペストから日帰り旅をしてきたMoose(ムース)が、滞在時間や移動手段を徹底比較!
3時間ほどで回ってきたモデルコースをリアルに紹介します。
センテンドレってどんな街?日帰りで行けるハンガリーの可愛い小都市

センテンドレのお土産物屋さん
センテンドレは、“中世の街並み×アート”が融合したブダペスト近郊でもっとも人気の高い日帰り観光地。
可愛い芸術の街として知られ、色とりどりの建物が並ぶ旧市街がフォトジェニックな人気スポットです。
夏は観光客で賑わいますが、冬は静かでかなり落ち着いた雰囲気。
3〜5時間あれば主要エリアを十分に巡れますよ。
センテンドレへのアクセスは、車・フェリー・電車のいずれかで向かう事ができます。
詳しいアクセス方法はこちらの記事で完全解説!
実際どうだった?冬のセンテンドレ観光モデルコース

センテンドレのSzentendrei Evangélikus templom
Moose(ムース)が実際に回ったコースを紹介していきます。
時間帯 | 行動内容 |
---|---|
10:18 | ブダペスト中心部を出発(H5線・Batthyány tér駅から乗車) |
10:58 | センテンドレ駅着・旧市街まで徒歩移動(約10分) |
11:08 | 旧市街観光スタート|雑貨屋・美術館・教会めぐり |
11:50 | ランチ(センテンドレ中心地のカフェ・レストラン) |
12:30 | センテンドレ駅へ向けて徒歩移動(約10分) |
12:40 | センテンドレ駅からブダペストへ戻る |
1:10 | ブダペスト到着・解散 |
10時 バッチャーニ広場駅からHÉV(へ―ヴ)/センテンドレ線5番に向かう

HÉV/センテンドレ線5番の切符売り場
ブダペストの地下鉄ブダ側にあるM2バッチャーニ広場(Batthyány tér)で下車し、そのまま紫色のHÉV(へ―ヴ)/センテンドレ線5番のホームへ向かいます。
改札などはないので、ここで緑色の電車に乗り込む前に必ず15Km以内の郊外チケットを必ず購入してください。
ブダペスト市内の乗車券だけでは、郊外列車のHÉV(へ―ヴ)は乗車できません。
購入した郊外チケットには、Békásmegyer→Szentendreと表記されます。理由は、ブダペストを超えて最初の駅の名前がBékásmegyerだからです。なので、バッチャーニ広場(Batthyány tér)と表示されていなくても焦らなくて大丈夫。
Moose(ムース)はハンガリーパスを購入していたので、この郊外チケットは不要♬
でも、本当に不要かかなり不安だったため、上記写真の窓口のお姉さんに再確認しときました(笑)

HÉV/センテンドレ線5番のめちゃくちゃ小さい駅のホーム
ホームが小さいので、乗り間違えの心配が少ないのが嬉しいですね(笑)
センテンドレ行きの列車ホームが「2」とあるので、その列車に乗り込んで出発を待ちます。
10時18分 センテンドレへ向けてブダペスト出発

HÉV/センテンドレ線5番郊外列車の車内の様子
かーなり古い感じの車内で、清潔感も乏しいです。
Moose(ムース)は冬の旅でしたので、足元から温かい暖房を感じましたが、夏はクーラーなんてついてるんでしょうかね・・・。
冬の平日、ラッシュアワー後の時間でしたので、かなりがら~んとした車内でした。
センテンドレへ向かう途中いくつか停車駅を過ぎますが、目的地は終着駅なので、乗り越しを気にせずブダペスト郊外の旅を楽しみましょう。
10時58分 センテンドレ駅到着→旧市街へ徒歩で向かう

チョコミント色の古い感じのするセンテンドレ(Szebtebdre)駅
列車に揺られること40分。
車窓から見るハンガリーという国は、失礼ですが、都心を出るとあまりパッとしない感じの印象でした。
そして、列車も古ければ、到着した駅もかなり古い感じです。
趣があると言えばそうですが、20年ほど昔の日本の田舎の無人駅を彷彿とさせる佇まいでした。
11時8分 旧市街地到着→観光スタート

クリスマスツリーの残るセンテンドレ旧市街の中心地
道に迷うことなく、徒歩10分ほどでセンテンドレ観光の中心へ到着しました。
中央広場にはまだクリスマスツリーが残っていましたよ。
ここを中心に、ウロウロと歩き回りました。
- 日本語で話しかけてきてビックリさせられるお土産物屋さん巡り
- 小高い丘の上の絶景ポイント
- 教会
- 裏路地巡り
- 博物館&美術館&アートギャラリー巡り
- ドナウ川沿いの散歩

センテンドレの小高い丘から望むドナウ川
11時50分 Kereskedőház Étteremでランチ

センテンドレのレストラン&カフェKereskedőház Étterem
とりあえず一通り回って、中心地まで戻ってきてランチをとる事にしました。
レストランやカフェを色々見て回っていて、他にも気になったお店があったのですが、なんとなくこのお店に吸い込まれるように入店していました。
1月のセンテンドレは、ドナウ川のほとりという事もあり、街歩きをしていてもやはり身体は冷えました。
なので、身体を温めるほっこり料理と飲み物を注文。
店内の詳しい様子や料理の味などは別記事で紹介していますので、興味がありましたらどうぞ。
12時30分 ランチを終えてセンテンドレ駅へ向かう
吞兵衛なMoose(ムース)は、呑むことに関しては興味津々ですが、あまり芸術には興味が無かったので、ボチボチ歩いてセンテンドレを後にする事に。
アート好きさんは、午後からも美術館や博物館巡りをたっぷり楽しめると思いますよ。
12時40分 センテンドレ駅からブダペストへ

HÉV/センテンドレ線のちょっとだけ新しめの郊外列車の車内の様子
駅に着いたら、丁度いい具合に電車が待っていたので、乗り込んで出発を待ちました。
ちなみにこのセンテンドレ駅に、改札なんてものはありません。
ですが、車内でチケット確認をされるので、無賃乗車は得策ではありませんよ。
3時間という短い時間でしたが、なかなか興味深い旅でした。
日帰り観光にかかる費用と注意点【冬旅のリアル】
センテンドレの冬旅でかかった費用と注意点をお伝えします。
電車代:約1000Ft(往復)
昼食:約2,000〜3,000Ft
合計:約3,000〜4,000Ft(約1,500円〜2,000円)
お土産を買ったり、アート巡りとして美術館や博物館に行っていればもう少しかかったかもしれませんね。
注意点としては、
- 冬はドナウ川沿いなので寒い
- 観光スポットがあまりカラフルに賑わっていない
- アートギャラリーやレストラン、カフェなど冬季休業しているところもある
ひっそりとしたセンテンドレの雰囲気が、Moose(ムース)はとても気に入りました。
でも、SNSで見るようなカラフルな映え写真を目的としている人には少しガッカリかもしれませんね。

冬のセンテンドレは「3時間滞在」でも十分楽しめる

センテンドレのPreobrazsenszka templom
ブダペストから約40分で行けるセンテンドレは、冬でもアクセスしやすく、短時間で満足度の高い日帰り旅が楽しめる街です。
観光客が少ない冬は、静かな街歩きや写真撮影にぴったり。
アート雑貨やかわいいカフェがコンパクトにまとまっているので、3時間もあれば十分に雰囲気を堪能できます。
もし次に訪れるなら、春〜夏の季節限定で運航するドナウ川クルーズ(船)での再訪もおすすめ。
行きは電車、帰りはクルーズといった“行き方を変える旅”も、体験型の観光として人気が高まっています。
冬のセンテンドレは人が少なく落ち着いた雰囲気
3時間滞在でも十分回れる
季節を変えて訪れれば、まったく違う魅力に出会える
ブダペストから気軽に行けるセンテンドレ。
短時間でも「行ってよかった」と思える小旅行先として、旅程にぜひ組み込んでみてください。
当サイトでは他にもハンガリーに関する様々な情報を発信しています。
他にもハンガリー旅行で気になる事があるなら、一度覗いてみて下さいね。