【値切り交渉術公開】リスボン・ポルトでお得にお土産を買う方法

ポルトガル

旅行の楽しみの1つといえば、お土産ショッピングですよね。

可愛い雑貨やばらまき用の現地のお菓子、自分用のちょっと値の張るアイテムなど挙げるだけでもきりがありません。

ポルトガルの可愛い缶詰めのお土産

ポルトガルの可愛い缶詰めのお土産

そんなお土産ですが、気が付くと意外に予算はかかるものです。

そこで!

今回はポルトガルのリズボンとポルトで、Moose(ムース)が実際に行った値切り交渉術をご紹介します。

少しでも皆様のお財布の平和を守れれば幸いです。

楽しくお得にお土産ショッピングしちゃいましょう!!

値切れる店・値切れない店

まず初めに、お断りしておきます。値切り交渉はどこでも成功するわけではありません。

どこでもやってしまうとただのたかり屋です。

節度をもって値切り交渉をしましょう。

値切れる店

観光地に必ずあるお土産屋さん

キーホルダーやマグネット、絵葉書などが店の外に並んでいるいわゆるザ・お土産屋さん!です。

旅行へ行くと主要都市で必ず見かけるお店です。

リズボンとポルトでは、インドやパキスタンなど中東系のオーナーが経営しているお店がねらい目です。

チェーン店のような個人経営ではないお店は避けましょう。

露店

屋台のようにあちこちに現れる露店はねらい目です。

まがい品を売っている可能性がとても高いです!それをわかった上で購入を検討しましょう。

値切れない店

正規量販店

有名石鹸のお店や缶詰・食器など、ブランド系は無理です。どこの国でも大概同じでしょう。

スーパーやコンビニ

地元の食料品店やチェーン展開しているコンビニも、もちろん無理です。

値切り交渉術

1つのお土産を持ってレジに行き、「ディスカウント、プリーズ!」では成功の可能性は低めです。

では、どうすればいいのかお伝えします!

商品を複数購入する

本当に欲しいお土産(自分用)の他に、絵葉書やマグネットなどなにか必ず他にも購入しようかなと思うお土産があるはずです。または、ばらまき用の場合は複数購入前提ですよね。

Moose(ムース)は家族用に、コルク製のミニ財布を購入しました。もうばらまいてしまって自分用しか手元にありませんが、色々な柄があって可愛いかったので3つ購入しようと決めました。

ポルトのお土産ガロ柄のコルク製の小銭入れ

ポルトのお土産ガロ柄のコルク製の小銭入れ

交渉術その1
ここですぐ3つのお土産をレジに持って行かない!
買うと決めたからにはすぐに全部レジに持って行っちゃいますよね?ダメですよ!ここがポイントです!

まず1つだけを持って行き、「いくら?」(How much?)と聞きます。もちろん値札が貼ってあるので値段は分かっているのですが、会話の糸口です。ここでは5€だと想定しましょう。

いくらかを聞いたところで、すかさず次の殺し文句を投入します!「もしも、あと2つ追加で買うとしたら、(3個×5€で)15€やけど10€(約30%引き)でどう?(What if I buy 2 more, it’ll be 15€. Could you do 10€?)」と尋ねてみましょう。

もちろん、いきなり3つを10€では売ってくれませんが(可能性はありますよ)、大きく出ていい塩梅で手を打つ作戦です。

恐らく14€か13.50€を提示してくると思います。

あとは、地味に競ります。「How about 11€?」「Come on~ !you can do 11.50€.」といった感じですね。

ここであまり強気に出たり、悪態をついてはいけませんよ。

あくまで紳士淑女にディスカウントです。

よくありがちな「ディスカウント!ディスカウント!」を連発してもいけません。

ここはビジネスです。(笑)もうちょっと買うからおまけしてーな!という取引です。

上級編は、ここからさらに財布以外の物を追加していきます。

「How about this! What if i buy more stuff, like postcard or fridge magnet! Can you give me a good deal?」といった感じに、ちょっと気になっていた小物やキーホルダーなど細かいものを上乗せしていきます。

ポルトガルのお土産ガロの小物

ポルトガルのお土産ガロの小物

写真のキーホルダーと置物(爪楊枝入れ?)は、Moose(ムース)の戦利品です。

ミニ財布3つとまとめて40%オフまで持って行きました。

店員さんとの会話を広げるのも大切な成功の秘訣の1つですよ!

このように、まとめ買い作戦はかなりの率で成功します。

あらかじめ購入したいものを決めておいて、レジに全て持って行かないことがポイントです。

あくまで、交渉で購入を決めた感を前面に押し出しましょう

そして店員さんと、なにげない会話をしましょう!

ポルトガルの語学事情
ポルトガルなのでポルトガル語しか通じないかと思いますが、意外に英語が通じます。中には日本語を話す方もいました。販売員さん達の語学力侮るなかれ!ドイツ語・イタリア語・アラビア語・英語が堪能な方もいらっしゃいましたよ!

財布を空にする

日本人は、お金を持っていると思われています。実際に現地の店員さんから「二ホンジン オカネ モテイルヨ!」と言われるくらいです。

もちろん旅行しているので、お金が無い事はありませんよね。

しかし、ここは技の見せどころです。

交渉術その2
財布の中身を見せる!
まず、旅行用の財布(ヨーロッパ旅行をされる方は、スリ対策用にお持ちだと思います。)に、支払おうと思っている金額のみを入れておきます。

もちろんクレジットカードなどは抜いておいてくださいね。

そして店員さんに一言、「今日が旅行最終日で、現金がこれだけしかないんです。この金額で手を打ってくれませんか?」と尋ねます。

もちろんここで、破格すぎる金額を要求してはダメです。「金が無いなら帰れ!」とあしらわれます。

あくまでいけそうな金額にして下さいね。

この匙加減が難しいところですが、頑張って下さい。成功ポイントとして、旅行最終日ということと、商品をとても気に入っていることをアピールしましょう。

ポイント
ポケットに1・2€ほど小銭を入れておいて、それをあたかも、あ!待って!もう少しあるかも!的に出すとより効果的です。(もちろん購入したい金額に、この1・2€は考慮済みですよ。)
なんだか小芝居みたいですが、タダで値引きなんてしてもらえません!しっかり役者になって頑張って下さい。

まとめ

「そんなことまでして値引きしてもらわなくてもいいわ。」という方には、一切役に立たない今回記事ですが、コミュニケーションの1つだと思って挑戦してみて下さい。

Moose(ムース)が実際に現地で行った値切り交渉術で、効果は実証済みです。

ご紹介した2つの値切り交渉術を行う上でとても大切なのは、コミュニケーションです!ポルトガル語が喋れなくっても大丈夫!笑顔と誠意でのりきりましょう。