- スコットランドとイギリスって一緒のお土産でしょ?
- スコットランドのお土産ってスコッチぐらい?
- そもそもなにがあるのかわからない
そんな疑問にお答えする記事を用意しました。
イギリスの北に位置するスコットランドは、イングランドと一緒クチャにされがち。
でも、イギリスは4つの国からなる連合国なので、スコットランドにはスコットランドにしかないお土産が沢山あるんですよ。
今回は実際にスコットランドを旅してきたMoose(ムース)の実体験をもとに、たっぷりな情報量でお伝えしていきいますので最後までお付き合いよろしくお願いします。
スコットランドのおすすめお土産32選
それでは早速、スコットランドのお土産を紹介していきますね。
スコッチウィスキー
王道も王道。
スコッチウィスキーは言わずもがな、なお土産ですね。
スコットランドで生産したウイスキーのみをスコッチウィスキーと呼び、世界中で愛飲者がいるウィスキーです。
大きなボトルだとかさ張りますが、小さなボトルのスコッチウィスキーも沢山ありますので、ぜひお土産候補に入れてみてください。
ウィスキーケーキ
スコッチウィスキーで有名なブランド、ラフロイグの蒸留所に売っているウィスキーケーキはウィスキー好きにはたまらないお土産です。
日持ちもするので、アイラ島ウィスキーをちょっと違う形で堪能したい方やお酒は弱いけど味が好きで楽しみたい方などにおすすめです。
ウイスキーフレーバー紅茶
ウィスキーは重いけど、折角のスコットランドなんだからスコッチウィスキー系のお土産が欲しい!という方にピッタリなお土産です。
エディンバラ ティー アンド コーヒー(Edinburgh Tea and Coffee)のウィスキーフレーバー紅茶は、ほんのりウィスキーの味がするブラックティーです。
実際にMoose(ムース)がこの紅茶をお土産として購入した感想ですが、ウィスキーがちょっとクセのある感じで出るので、万人受けする紅茶ではないかもしれません。
ちなみに、アイラ島のスコッチウィスキー紅茶はめちゃくちゃウィスキーの味がする紅茶でした。
エディンバラ ティー アンド コーヒー(Edinburgh Tea and Coffee)とは比べ物にならないくらい、スターアニスの風味が濃いブラックティーです、
この紅茶は、Moose(ムース)はアイラ島でしか見かけませんでしたが、ウィスキーが好きな方にはこちらの紅茶の方がおすすめです。
エディンバラ ティー アンド コーヒー(Edinburgh Tea and Coffee)の方は、お酒が苦手な人向けですね。
ちなみに、この紙のパッケージの方が軽くてお土産としては良かったのですが、箱が崩れやすいです。
形が崩れ無い方を選ぶなら、ちょっと重いですが可愛い缶にするのもいいかもしれませんね。
ウィスキーハンドソープ/ローション
ウィスキーは、食べるだけじゃないんですよ。
こちらのハンドローションは、すっごくいい香りで購入しようかかなり迷った1品。
このメーカーだけでなく、色々な会社からウィスキーハンドソープ/ローションが販売されているので皆様の好みの香りをぜひ見つけてみて下さい。
ウィスキーマーマレード
ウィスキーフレーバーのマーマレードはいかがでしょうか。
お土産屋さんでもウィスキーマーマレードは購入できますが、スコッチ蒸留所でも購入する事が出来ますよ。
色々なお店でウィスキーマーマレードが購入できるので、気に入ったものを探してみてくださいね。
マッカイのダンディーマーマレードジャム(Mackey’s Dundee Marmalade)
マーマレード続きで紹介いたします。
マーマレード発祥の地と言われているスコットランド4番目の人口都市・ダンディーが拠点のマッカイ社のマーマレードジャムなどいかがでしょうか。
マッカイ社は1938年に、にんじん加工工場として始まりマッカイ兄弟によってジャム製造会社として歩み始めました。
歴史たっぷりのマーマレードジャムは、お土産にもピッタリですね。
残念ながら、Moose(ムース)はこのマッカイ社のジャムを見つける事が出来ませんでしたので、代わりにマッカイ社のサイトのリンクを貼っておきますね。
シソル ティー(Thistle Tea)
またまた紅茶の紹介となりますが、日本ではアザミと呼ばれているスコットランド国花を使用したお茶です。
こちらも上記のエディンバラ ティー アンド コーヒー(Edinburgh Tea and Coffee)から販売されています。
実際にMoose(ムース)が飲んでみた感想ですが、全く普通のブラックティーでした(笑)
アザミはどこ?って感じです。
飲む前は、カモミールティーみたいなハーブティーを想像していたのですが、原材料を後で見て納得。
めちゃくちゃブラックティーでした。
不味くないですよ!
でも、ちょっと期待していたのと違ったし、アザミの味が楽しめないならわざわざ購入しなくてもというのが個人の感想でした。
でも、スコットランド国花を使った紅茶だよ!って言うとなんだか盛り上がりますので、ネタ的なお土産としてはピッタリかもですね。
シソルグッズ
シソルの味をしっかり味わえないなら、グッズで購入した方が良いのではないでしょうか。
シソルはスコットランド国花なので、あちこちでシソルモチーフのグッズが販売されています。
紫のお花が可愛いので、紅茶よりもこちらのシソルグッズの方がMoose(ムース)はおすすめです。
ヘザー ティー(Heather Tea)
ギリュウモドキというツツジ科の常緑低木を使用した紅茶。
こちらも、先ほどご紹介したシソルティーと同様、エディンバラ ティー アンド コーヒー(Edinburgh Tea and Coffee)から販売されています。
そして、またまためっちゃブラックティーでした(笑)
ヘザーグッズ
ヘザーは、石鹼やハンドローションなどにも使用されています。
紅茶が苦手な方へのお土産にどうぞ。
スコティッシュ・ブレンド紅茶
スコットランドの軟水に合わせた軟水用紅茶で、スコットランド・ブレックファストと書いてあります。
軟水は日本も同じなので、スコットランドの美味しい紅茶は日本でも楽しめますね。
イングリッシュ・ブレックファストってよく見る紅茶ですけど、スコットランド・ブレックファストは初めて見ました。
こんなところでも、イングランドと張り合ってるんですね(笑)
ハイランドカウグッズ
ハイランドに生息している見かけが可愛い牛さんのグッズは、お土産として心くすぐられます。
Moose(ムース)はこのハイランドカウの実物に会う事は出来ませんでしたが、農場で会ったら躊躇してしまったかもです。
ショートブレッド
イングランドのお土産でもチラホラ出てくるショートブレッドですが、こちらはスコットランド発祥の伝統的なお菓子です。
お土産としては、缶が可愛いショートブレッドハウス オブ エディンバラ(Shortbread House of Edinburgh)やスコットランドらしさが感じられるスコティッシュ犬やハイランドカウの形で売っているウォーカーズ(Walkers)がおすすめです。
- ショートブレッドハウス オブ エディンバラ(Shortbread House of Edinburgh)
- ウォーカーズ(Walkers)
- パターソン(Paterson’s)
- ダッチ―(Duchey)
- ボーダー(Border)
Moose(ムース)は値段重視だったので、スーパーで激安だったショートブレッドにしました(笑)
余談ですが、ボーダー(Border)のクッキー詰め合わせも美味しそうでしたよ。
タータン柄グッズ
ザ・スコットランド!!なお土産と言えば、タータン柄グッズではないでしょうか。
柄が可愛いので、どんなグッズにするか迷いますよね。
ペットグッズにもタータン柄があるので、自宅でお留守番している子たちのお土産にいかがですか?
ちなみにタータンとは日本の家紋のようなもので、1つの家に1つ、正式に登録されたタータン柄があるんですよ。
ツイード関連グッズ
羊が沢山いるスコットランドならではのお土産ともいえるツイード製品。
中でも、有名ブランドであるハリスツイード(Harris Tweed)やジョンストンズ(Johnstons)が安く購入出来るのは嬉しいですね。
雑学ですが、ハリスツイードのブランドを名乗るには厳しい規定があります。
その規定とは、アウターヘブリディーズ諸島の職人が羊の新毛を伝統的な技術で手織りしたツイードで、英国ハリスツイード協会が認めた物だけが承認ネームを付ける事ができるというものです。
そう言った理由で、このハリスツイードマークに価値があるのですね。
キルト
スコットランドの民族衣装で、男性が腰に着用するスカートのように見えるものです。
このキルトが、上記でご紹介した各家の家紋であるタータン柄なので、キルト=タータン柄みたいな図式になっていると思います。
あまりキルトを普段使いできないので、タータン柄のバスタオルをお風呂上りに腰にまいてスコットランドの民族衣装を堪能するというのが観光客に受けているそうです。
スコットランド産のカシミヤ・ラム・ウール製品
ヨーロッパでのカシミヤ生産は産地が限定されています。
その中でも、スコットランド産は高品質で滑らかな肌触りなのでおすすめです。
また、お手頃価格なウール製品も沢山店頭に並んでいるので、迷っちゃうこと間違いなしですよ。
エルガン カシミヤ社(Elgin Cashmere)は、お手頃価格なウール製品から高級カシミヤまで取り扱っているので織物・編み物製品をお土産にと考えている人はぜひ足を運んでみてください。
ネッシーグッズ
スコットランドにあるネス湖。
その湖に住むといわれてきた未確認生物ネッシーのグッズです。
本当に存在するかどうかは別として、グッズは可愛いですのでお土産としてピッタリですよ。
スコティッシュ・バター・タブレット(Scottish Butter Tablet)
イングランドのお土産で有名なのはファッジ(Fudge)ですが、スコットランドではこちらのタブレットが有名です。
ファッジより少し硬めで、極甘のお菓子です。
ファッジとこのタブレットはすごく似ているので、ここでもイングランドとスコットランドが張り合っている感が感じられますね(笑)
アイアン ブルー(Irn bru)
スコットランド版コーラがこちらのアイアン ブルー(Irn bru)。
コーラと言ってしまうと、「黒くないやん」ってなっちゃうので、炭酸飲料って言った方がいいですかね。
ファンタオレンジを彷彿させるこのオレンジ色。
コレ!と言った味で言い表しにくい、何とも言えない甘ーい炭酸飲料ですが、実はリニューアルされて甘さが控えめになり味が変わってしまったというブーイングが起こっているそうです。
スコットランドの国民的飲料であるアイアン・ブルーはもはや失われてしまった!と嘆くスコットランド人も続出したとか(笑)
甘さ控えめと言いますが、実際はやっぱり甘かったです。
そして、見た目のようなファンタオレンジの味は全くしません。
正真正銘スコットランドでしか売っていないお産土を探しているなら、ぜひ一度ご賞味あれ。
アイアン ブルー(Irn bru)グッズ
スコットランドの国民的飲料のアイアン・ブルーはグッズにも当然なっています。
飲み物は重いのでお土産としてはあまり向きませんが、グッズならピッタリですね。
アイアン・ブルーの石鹼なんて個人的には面白くておすすめです。
マッキーズ(Mackie’s)のハギス味ポテトチップス
スコットランドのメーカーであるマッキーズ(Mackie’s)から出ている、ハギス味のポテトチップスはいかがでしょうか?
このメーカーはスコットランドで育ったジャガイモを使っているので、それだけでもお土産として素敵ですが、このハギス味っていうのがさらにスコットランド感を高めますね。
ちなみにハギスとは、スコットランドの伝統料理の1つです。
スコットランドの料理が気になる方は
の記事をどうぞ。お土産屋さんには沢山のハギス製品がお土産用として並んでいますが、お肉製品なので日本へは持って帰れません。
なので、ハギス味ポテトチップスは、お土産として持って帰れる最高のスコットランドのお土産候補と言って過言ではないでしょう。
しかし残念ながら、Moose(ムース)はこのハギス味のポテトチップスを見つけることが出来ませんでした・・・。
でも、ハギス・スパイスのチョコレートならありましたよ(笑)
少しお高かったので、購入しませんでしたがダークチョコとハギス・スパイス・・・。
気になる組み合わせなのは、間違いありません。
どうしてもハギスをお土産にしたい方は、こちらで対応してみてはいかがでしょうか。
ティーケーキ
ティーケーキというから紅茶のケーキかと思いますよね。
でも、実際は紅茶とはかけ離れています(笑)
ビスケットの上にマシュマロをのせて、チョコでコーティングしているのがこちらのティーケーキです。
味はというか、そもそもがエンゼルパイみたいな感じでした。
お土産としては個包装になっていて、安いからばらまきにもピッタリなのですが、いかんせん潰れやすい。
スーツケースに入れたら一発でアウトなやつです。
Moose(ムース)も手荷物で慎重に持って帰ってきたつもりだったのですが、上記のようにペチャンといってしまいました。
購入するかは悩ましいお土産です。
ティーケーキグッズ
実際のお菓子は潰れやすいですが、グッズなら潰れる事はありません。
持って帰る心配をしたくない方は、ティーケーキグッズにしてみてはいかがでしょうか。
タンノック社(Tunnock’s)のウエハース
先ほど紹介したティーケーキを販売しているタンノック社(Tunnock’s)はグラスゴーのメーカーで、キャラメルウエハースなども販売しています。
タンノック(Tunnock’s)社のキャラメルウエハースはティーケーキと比べると潰れにくいので、ばらまき用お土産としてピッタリですね。
ジン
スコットランドはジンの蒸留も有名です。
大きなボトルもお土産に最適ですが、やはりミニボトルだと色々な味のジンを楽しめるのでおすすめです。
Cairn O’Mohrのフルーツワイン
スコットランドのその地域で生息するフルーツや花などを発酵させて作るワインです。
ロバート・バーンズのグッズ
スコットランドが誇る詩人、ロバート・バーンズ関連のお土産はいかがでしょうか。
詩集なら本屋さんで購入する事が出来ますよ。
有名なのは、アラン島で製造されるロバート・バーンズスコッチウイスキーですかね。
バッグパイプ
スコットランドが誇る民族衣装の1つであるバッグパイプ。
このショーウィンドウにあるもので実際に演奏が出来るかはわかりませんでしたが、民族衣装などのコレクターからしたら素敵なお土産ですよね。
でも、バッグパイプはちょっとかさ張るので、音のでるマグネットがMoose(ムース)のおすすめです。
スキヤン ドゥ(Sgian-Dubh)
スコットランドの伝統衣装の1つで、足に装着するナイフです。
スキヤン ドゥとはゲール後で「黒い短剣」という意味。
現在はセレモニー用のナイフとして着用しているので、護身用という訳ではありません。
装飾も丁寧なので、日本に来て小さな刀をお土産に買って帰る観光客の気持ちがわかりますね(笑)
Quaich
持ち手が両横についている、アルコールを飲む専用の器。
ハイランド地方が起源と言われており、17世紀の終わり頃にエディンバラやグラスゴーのような大きな都市でも有名になり始めました。
伝統的なQuaichは木で出来ているのですが、銀や石・角などの素材で出来たのものも人気があります。
Quaichには伝統的な紋章やメッセージが刻まれていますので、購入の際には中の模様を見て選んでくださいね。
Oor Wullieグッズ
Oor Wullieはスコットランド人に愛されている漫画です。
架空の町に住むスコットランド人Oor Wullieの活躍を描いたスコットランドのコミックは、80年以上にわたって、サンデーポスト紙に毎週掲載されていました。
漫画では、Oor Wullieのお気に入りフレーズなどが紹介されていて、その多くはスコットランドのスラングなのです(笑)
語学も一緒に学べちゃうお土産はなかなかないので、Oor Wullieの漫画はおすすめです。
ただ、漫画は本屋さんにいかないと見つかりませんのでご注意ください。
スコットランドのお土産はこれで完璧
沢山紹介しましたが、もうこれでイギリスという一括りでスコットランドのお土産を混ぜる事はありませんね。
結構一緒クチャにされがちなスコットランドですが、スコットランドの人は当然スコットランド人としての誇りがあります。
この記事で、皆さまにスコットランドのお土産を知っていただければ嬉しいです。