オランダの郷土料理として知られる「マスタードスープ(Mosterdsoep)」。
北部フローニンゲン地方の名物で、素朴でクリーミーな味わいが人気の伝統スープです。
……のはずなのですが、アムステルダムのレストランでは意外と置いておらず、旅行中に“飲みたいのに出会えない”隠れたレアメニューでもあります。
そんな中、スーパーで見つけた 「マスタードスープの素」 を購入し、帰国後にやっと本場の味を試すことができました。
お湯を注ぐだけの超お手軽タイプですが、果たしてオランダのスープの素は日本人の口にあうのでしょうか?
実際に飲んでみた感想をレビューしていきます。
オランダの「マスタードスープ(Mosterdsoep)」ってどんな料理?

マスタードスープの素(クノール)
マスタードスープは、オランダ北部のフローニンゲン地方発祥の伝統スープ。
バターと小麦粉で作るルーに牛乳やブイヨンを合わせ、粒入りマスタードを加えるのが最大の特徴です。
日本ではあまり馴染みがない料理ですが、オランダ北部を中心に愛されています。
とろりとしたクリームベース
マスタードの酸味がアクセント
パンとの相性が抜群
寒い地域の“体を温めるスープ”
レストランや家庭によっては、ベーコンやポロネギを加えることもあり、地域色が出やすい郷土料理でもあります。
アムステルダムでは提供店が意外と少ないため、スーパーのスープの素が旅行者にとって唯一の入手機会になることもしばしば。
そこで今回は、その“お土産版”で帰国した後ですが、オランダ旅行の続きを楽しみたいと思います。
マスタードスープの素で実際に作ってみた!

マスタードスープ(Mosterdsoep)の素
今回、お土産として実際にMoose(ムース)が購入したのはクノールのカップスープの素。
クノールは皆さまお馴染み、安心のスープの素ブランドですよね。
海外製だと日本人の口に合わないかも・・・と心配になりつつ購入しましたが、お味の方はいかに!?
商品パッケージと中身

マスタードスープ(Mosterdsoep)の素パッケージ
このクノールの箱には、表示の通り3つ小袋が入っていました。
粉末タイプで、1袋1杯分です。
箱の裏には、カロリーだったり原材料だったりが記入されています。
もちろん、全てオランダ語だったので読めません(笑)
緑のカップの所に書いてある文章が気になりましたが、グーグル翻訳がいまいちの精度で意味不明。
「午後4時に飲むスープ」と翻訳されていて、一体何のことやら。
誰か解読出来る方、教えてください。
作り方|お湯を注ぐだけで完成

マスタードスープ(Mosterdsoep)の素と紙コップ
作り方は至ってシンプル。
お湯を注ぐだけです。
パッケージの裏面には100℃のお湯を175㎖注いで、1分間かき混ぜるとありました。

粉末状のマスタードスープの素
実際に飲んでみた!気になる味は?

マスタードスープの素で作るオランダの味完成
粉末量も多めで、お湯を入れた瞬間からふわっと広がるマスタードの香り。
いざ一口飲んでみると…
思っていた以上にとろみがしっかり。
マスタードの酸味がまろやかで ツンと来ない優しい味
塩気が控えめで パンにめちゃくちゃ合う
「なるほど、これがオランダの味ね。」と思う、素朴であったかい仕上がりでした。
海外製のカップスープで、なかなかいける味だったのは正直驚き(笑)
どこで買える?価格は?
今回購入したのは、アムステルダムのスーパー、Albert Heijnのスープコーナー。
現地のスープの素は、1袋あたり €1〜€2(150〜300円程度) とかなり手軽。
軽い・割れない・安い・誰でも作れる
→ 旅行中のお土産としてかなり優秀です。
粉末タイプなので、スーツケースでかさばらないのもポイント。
飲めなかった郷土スープを手軽に再現できる満足度が高い一品
アムステルダムではなかなか出会えなかったマスタードスープ。
帰国後にお湯を注ぐだけで味わえるのは、単に便利というだけでなく、旅の続きができるような感覚があってとても良かったです。
忙しい日でも一瞬で作れるので、朝ごはんや軽食にもぴったり。
オランダ土産としても、自分用にも、かなりおすすめできる一品でした。
もしオランダのスーパーで見つけたら迷わず買って損なし!
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