- ロンドンからエディンバラの列車の旅ってどうなん?
- 日帰りなら飛行機のがいい?
そんな疑問にお答えする記事を用意しました。
ぶっちゃけますと、皆様!
ロンドンからエディンバラの日帰りを検討されるなら、絶対に飛行機がおすすめです。
日帰りでなくても、イングランドからスコットランドへの移動方法としても飛行機がおすすめです!
ロンドンからエディンバラへの列車の旅は、約4時間20分。
飛行機だと平均約1時間20分。
よほどの理由が無い限り、飛行機での移動をおすすめします。
飛行機を予約していたのに、急遽列車の旅に変更というハプニングに見舞われたMoose(ムース)がお伝えする、実録旅行記もあわせてどうぞ。
実際に苦労したからこそ、心から皆様には飛行機という選択をして頂きたいという思いでこの記事を書きましたので、ぜひ最後までお付き合いお願いします。
ロンドンからエディンバラへの鉄道での行き方
今回の列車の旅は、Moose(ムース)の元々の予定には無かった突発的な旅でした。
ですので、Moose(ムース)には行き方にチョイスはありませんでした。
ただ、この記事を読んでいらっしゃる皆様にはしっかりとチョイスがありますので、お伝えしますね。
ロンドンからエディンバラ間はキングクロス駅から出発するものとユーストン駅から出発する2つの路線があります。
どちらの路線も直行で乗り換え無しですが、所要時間と運行本数に違いがあります。
その他にも寝台列車というチ選択肢があり、料金は先述の2路線と比べると高めですが、深夜発早朝着なのでホテル代が浮くという利点もあります。
乗車駅 | 料金 | 所要時間 | |
LNER(ロンドン・ノース・イースタン鉄道) | キングクロス駅 | £49.80~99.10 | 約4時間30分 |
Virgin Trains(ヴァージン・トレインズ) | ユーストン駅 | £49.80~99.10 | 約5時間40分 |
Caledonian Sleeper(カレドニアン・スリーパー) | ユーストン駅 | £50~360 | 約7時間45分 |
Moose(ムース)にチョイスがあって、選ぶ事が出来たなら絶対に寝台列車ですね。
ホテル代が浮くし、寝ている間に目的地に着くというのはお得ですよね。
LNER(ロンドン・ノース・イースタン鉄道)実体験記
では、Moose(ムース)が実際に乗ったLNER(ロンドン・ノース・イースタン鉄道)の地獄の体験記をお伝えします。
LNER(ロンドン・ノース・イースタン鉄道)の乗車駅はキングクロス駅です。
ヒースロー空港から何も知らないMoose(ムース)は、地下鉄を乗り継いでキングクロス駅へ到着しました。
列車のホームは、出発時刻間際に電光掲示板に表示されると係の人に聞き、ジッと眺めていました。
少しすると、掲示板にキャンセルの文字が大量に出てきて焦り始めました。
隣にいた人に聞いたところ、今回のMoose(ムース)の旅行数日前に嵐があり、線路の一部が浸水しで運休したそうです。
さらに最悪な事に、まだ完全に復旧していないらしく、振替チケットを持った人で駅の構内はごった返しになっているとのこと。
そこで、急いで駅のホーム付近にある改札に向かって見ると、そこには人だかりの山が・・・。
なにやら、列車に全員が乗れないので早い者勝ちだとメガホンで叫んでいました。
さらに、改札に通じる道を封鎖していたので、まさにバーゲンスタートを待つ奥様達のような激しい熱気に包まれていました。
本来ならエディンバラへの列車は1時間ごとに出発しているのですが、キャンセルに次ぐキャンセルで、2時間ほどホーム改札前で突っ立たされました。
しかも、ただ突っ立っていたのではありません。
ギューギューに押されながらです!!
その間、もしかしたら全列車キャンセルで当日中にエディンバラへ行けないかもとの話が、ちらほら耳に入ってきました。
待っている人みんながイライラし始めた時に、ついにバーゲンセールのゲート、ならぬ改札へのゲートが開きました。
みんなスーツケースを持って、猛ダッシュ!!
なんとか列車に乗り込めたと思ったのも束の間。
上記写真のように、通路にまで溢れ出すまでいっぱいの乗客たちで、列車内は大混雑。
本来ならば席は予約制なので、下記写真のように予約席は赤、予約されていない空席は緑で分かるようになっています。
ですが、今回は数日前からの振替もあり、例外的に立ったままの乗客がいる状態でロンドン・キングクロス駅を出発しました。
本来は座っていられるはずの席に座る事が出来ず、立ちっぱなしで4時間30分。
改札前に並んでいた時間を含めると6時間以上立っていたことになります。
飛行機に乗った後の疲れた体に、この仕打ちはなかなかに酷でした。
ちなみにMoose(ムース)が駆け込んだ列車は、ファーストクラス。
座席には、携帯充電用のコンセントがありましたし、ミニテーブルもついていました。
座席自体も、座れさえすれば結構心地よく過ごせる座席でしたよ。
本来なら追加料金を払って座る座席ですが、今回はもう入り乱れてしまって、ぐっちゃぐちゃ。
あとで聞いた話ですが、今回ファーストクラスの追加料金を払った方は払い戻しされたそうです。
出入り口付近には、スーツケースを置くことが出来る棚もありましたので、本来なら快適な列車の旅が過ごせるはずでした。
ロンドンからエディンバラ間では悪天候も見越した旅程をたてよう
ロンドンからエディンバラへの列車の旅は、本来ならば快適な旅のはずでした。
今回のMoose(ムース)のように、遅延によって飛行機に乗る事ができず、さらに前日からの悪天候のせいで翌日の昼過ぎまで次の飛行機なし。
少しでも当日中に着けるならと選んだ列車での、不慮なアクシデント三昧でした。
皆様も、旅行にはアクシデントが付き物だという事を心に留めたうえで、余裕をもった旅程を立てるようにしてくださいね。