LCCは安い!でも乗り心地が・・・。そんなあなたにお伝えしたい、エアアジアのプレミアムフラットベッドという選択肢。追加料金にはなりますが、他社ビジネスクラスの飛行機代と比べると超激安です。
今回は、LCC版ビジネスクラスのプレミアムフラットベッドの実体験から、追加料金を払う価値があるのかしっかり調査したいと思います。
プレミアムフラットベッドを選択するメリット
わざわざ追加料金を払ってまで、プレミアムフラットベッドを予約する意味はあるのでしょうか。エアアジアの公式サイトから、プレミアムフラットベッドの特典を書き出してみました。
- 40㎏まで受託手荷物無料
- プレミアムラウンジの利用(3時間まで)
- 機内食
- フルフラット仕様
- 座席指定
- 優先搭乗カウンターの利用と優先搭乗
- 機内エンターテインメント
- 優先受託手荷物受取
- 枕と掛け布団の提供
- ソニーノイズキャンセリングヘッドフォン無料貸し出し
- 予約変更
- Tune Protect保証
特典だけを見てみると、他の航空会社のビジネスクラスやファーストクラスとそこまで違いがありません。
そうなると、値段がかなりお手頃なLCC版ビジネスクラスのあるエアアジアが、とても魅力的に見えてきますね。
LCC利用だと特に嬉しい特典:予約変更が2時間前まで可能
格安航空券のデメリットとして挙げられる、飛行機時間の変更が可能なのは嬉しい特典でしょう。通常のチケットだと、1度予約してしまうと変更はほぼ効きません。
もちろん変更に伴う差額などの料金が発生する可能性はありますが、全額無駄になることを考えれば安いものです。
LCC利用だと特に嬉しい特典:40㎏まで受託手荷物が無料
LCC利用時に1番気になるのが、荷物制限ですよね。LCCを1度でも利用された方は、どの会社を利用しても、大きさ・数・重さをかなり厳しくチェックされた経験があるはずです。
少しでもオーバーしているとダメですと言われたり、追加料金を取られたりします。ですので、40㎏までの受託手荷物が利用料金に含まれているというのは、かなり嬉しい特典ですね。
利用価値調査開始
では実際のエアアジア・プレミアムフラットベッドの利用価値を、クアラルンプールから関空まで約6時間の空の旅で調査していきたいと思います。
優先カウンターの利用と優先搭乗
クアラルンプール空港のKLIA2は、エアアジアを利用する沢山の乗客で、いつもなにかと混雑していることが多いターミナルです。
やはり、優先チェックインカウンターがあると、長蛇の列に並ばなくていいので楽チンでした。
クアラルンプールから関空行きの便は、ハワイ・ホノルル行きの経由便となっているようで、搭乗ゲートにはかなり沢山の人が集まっていました。
そんな大勢の搭乗者の列に並ばず飛行機に乗れる優先搭乗は、やはり快適ですね。
プレミアムレッドラウンジ
プレミアムフラットベッドを利用の方は、最初の3時間無料で、エアアジアのラウンジを利用することができます。
ラウンジでは、専用無料Wi-Fiや食べ物・飲み物のサービス、シャワー室の利用などが可能です。ラウンジ利用について詳しく知りたい方は、LCC利用でもラウンジ?エアアジアのプレミアムレッドラウンジ利用価値調査の記事をどうぞ。
ちなみに今回の関空行きのゲートは、ラウンジからかなりの距離があり、乗り遅れるかと思い一瞬ヒヤッとしました。ラウンジを利用される方は、出発ゲートをしっかり確認しておくようにしましょう。
機内設備
機内は、エアアジアのメインカラーである赤が多様されています。仕切り用のカーテンや床のカーペット、シートベルトなども赤です。
こちらが、フルフラットになるプレミアムフラットベッドの座席です。ペットボトルの水と、クッション兼枕がすでに座席には用意されていました。席の横には読書用の専用ミニライトもあります。
座席横にはテーブルが収納されています。LCCなので、機内エンターテインメント用のスクリーンはありませんでしたが、離陸後にiPadとノイズキャンセリングヘッドフォンの貸し出しがありました。
肝心のフルフラットにする座席操作スイッチですが、肘置きの所にありました。フルフラットにしてみましたが、操作の方法に少し戸惑いました(笑)
フルフラットということでしたが、足元あたりに少し角度があり、完全な水平ではありませんでした。しかし、エコノミークラスと比べると、天と地ほどの快適さです。
離陸後には、真っ赤なブランケットを持ってきてもらえますので、睡眠をとりたい方は、凍えることなく快適に眠ることができます。
機内食
食事は1食無料でついており、いつ食べたいかの要望を聞いてもらえます。飲み物のチョイスがあったのかは分かりませんでしたが、もう1本ペットボトルの水が食事と一緒に運ばれてきましたので、それを頂きました。
クアラルンプール発だったので、機内食もマレーシア料理。料理は選ぶことができず、チキンライスという一択のみ。辛そうな赤いタレと生姜風味の黒いタレがついてきました。
Moose(ムース)は赤いタレはパスしましたが、生姜風味の黒いタレは結構美味しくて、もう一つもらってご飯にかけて食べたいくらいでした。
食事は無料というだけで、エコノミークラスで提供される物と同じです。ここは、他航空会社のビジネスクラスやファーストクラスとの大きな違いです。
エアアジアプレミアムフラットベッドは価値あり
エアアジアのプレミアムフラットベッドは、フルフラットになる座席が最大の魅力のLCC版ビジネスクラスです。
値段も、平会社員であるMoose(ムース)でも購入できる現実的な価格でした。
ほぼ同じ金額でLCC以外の航空会社のプレミアムエコノミーを購入するなら、断然エアアジアのプレミアムフラットベッドにします!
5時間以上の長めのフライトの時には、ぜひ一度プレミアムフラットベッドを検討してみてはいかがでしょうか。
ステップ1・1番安い航空券を比較サイトで一括検索→金額をメモする
ステップ2・1番安かった航空会社の公式サイトで値段を再確認→公式サイトの方が安い場合がある
- 出発時間と到着時間、乗り継ぎの有無を確認して自分のプランに都合がよく安かった方で予約しましょう。
- Moose(ムース)はマイルも貯めているので、どのアライアンスかも必ずチェックします。