- アイラ島へ行くためのフェリーの乗り方が知りたい
- 所要時間は?
- 注意事項は?
今回は、そんな疑問にお答えする記事を用意しました。
スコッチウィスキー好きなら一度は訪れたい聖地アイラ島。
スコットランドにあるその小さな島へはフェリーで約2時間の旅です。
アイラ島への行き方は飛行機かフェリーの2択しかありません。
そのうちの1つ、フェリーでの行き方について詳しく説明します。
フェリー船内の様子や船内でのレアなおすすめアイテムもお伝えしますので、最後までぜひお付き合いください。
アイラ島へフェリーで向かうメリット・デメリット
まずは、フェリーでアイラ島へ向かう際のメリットとデメリットを押さえておきたいと思います。
それを踏まえたうえで、フェリーにするか飛行機にするか選択してくださいね。
フェリーでのメリット
なんと言っても料金が安い。
これに限ります。
また、飛行機だと小さなプロペラ機なので荷物制限が厳しいですが、フェリーはそこまで厳しくありません。
なので、アイラ島でスコッチウィスキーをたっぷりと購入して帰ってこれます(笑)
フェリーでのデメリット
主要都市(グラスゴーやエディンバラ)から、別途フェリー乗り場までの移動方法を確保しなければならないのがデメリットではないでしょうか。
また、時間がかかるというのもデメリットの1つです。
フェリー乗り場に行くまでの時間+乗船時間を合わせると半日がかりの移動日となります。
アイラ島へ向かうフェリーについて
アイラ島とケナクレイグ港を結んでいるフェリーはカルマック・フェリー(CalMac Ferries)という会社が運行しています。
乗船場所(港)
アイラ島へ向かうフェリーの出港するケナクレイグ港は、エディンバラから車またはバスで片道約3時間。
グラスゴーからは片道約2時間30分の距離にあります。
バスの場合は気にしなくてもいいですが、レンタカーの方で、そのレンタカーを持ってアイラ島へ向かう方は予約が必要なのでご注意ください。
時刻表
フェリーの時刻表は公式サイトに載っていますので、必ず事前に確認しておいてくださいね。
冬季は運行数がかなり少ないので、乗り遅れると大変です。
余裕をもって港に着くようにしましょう。
料金
フェリーの料金は、往復で£14.50。
車も一緒にアイラ島へ持って行くなら往復で£73.40となります。
バイクの方は往復£36.70です。(2024年2月調べ)
チケット購入方法
チケット購入方法は、当日に窓口で購入してもいいですし、事前に公式サイトからオンライン購入も可能です。
先ほどもお伝えしましたが、車を一緒にフェリーに乗せようと予定されている方は、事前予約を強くおすすめします。
車は観光の方だけでなく、島で働いている方や物資運搬車なども行き来しているので、フェリーのスペースに限りがあり埋まってしまう場合が多々あるので注意が必要です。
アイラ島フェリー乗船実体験レポート
ケナクレイグ港のフェリーターミナルまでは、エディンバラからツアーバスで向かいました。
ツアー嫌いのMoose(ムース)ですが、今回ばかりはギブアップ。
理由は色々あるので別記事に書きたいと思います。
いつもなら自力でバスを予約して、ケナクレイグ港へ時間を無駄にする事なく向かっていたでしょう。
ですが、今回はMoose(ムース)の嫌いなツアー。
ケナクレイグ港へ直接向かわず、色々な場所へ立ち寄りました。
よくも悪くも色々な場所へ立ち寄りつつ、ケナクレイグ港へ無事に到着しました。
乗船券は、ツアーガイドさんが到着してから購入していました。
Moose(ムース)が旅行をしたのは、シーズンオフのギリギリ手前の10月末。
フェリー自体はかなり空いていましたが、繫忙期だとチケット売り切れとかあるのでしょうかね・・・。
フェリーの乗船券を購入する場所は待合室にもなっているので、万が一乗り過ごしたり、早く到着してしまった場合は中で待つことが出来ます。
Moose(ムース)達は、ちょうどいい時間に到着し、フェリーから人と車が降りるのを待って乗船しました。
車で来て、そのまま車を持っていく人は、停止線で順番が来るまで待ちます。
全ての人が降りたら、乗船開始です。
案内されるまま、船内へ進んで行きます。
フェリー内の様子
フェリー内はかなり広く、内装もとても豪華でした。
2階建て(駐車スペースも入れると3階建て)で、かなりの人数が乗船しても余裕がある大きさのフェリーです。
スーツケースを収納してくれるスペースもありますし、ゲーム(カジノのような)エリア、テレビラウンジ・カフェテリア・ペットエリアと様々なエリアがあります。
温かい食事も出来るし、味もとってもいいのでぜひカフェテリアへは立ち寄ってくださいね。
Moose(ムース)は残念ながら船酔いをし、上記写真以外は限界で撮影出来ませんでした。
船酔い後は1階のソファーで横になってリラックスしました。
船酔いしましたが、2時間を過ごすにはかなり快適でしたよ。
アイラ島フェリーでのおすすめ
フェリーに乗船中にぜひ飲んで頂きたいのが、アイラ島地ビール。
アイラ島についたらもちろんスコッチウィスキー尽くしになるので、その前にアイラ島で作られる地ビールを味わってください。
流通量が少ないので、レアなビールなんですよ。
これがかなりいけるので、重いのにお土産に買っちゃいました(笑)
船酔いしてなければ、フィッシュアンドチップスと共に頂きたかったです。
もう1つは、お土産コーナー。
1階には、このフェリー限定のお土産があるのでぜひそちらもお見逃しなく!
フェリーカレンダーやフェリープラモ、マグカップや洋服などです。
船酔いで写真を撮りに行けなかったのが悔やまれますが、詳しいお土産は公式サイトで確認する事ができますのでどうぞ。
アイラ島からの帰り方
アイラ島にはエレン港とアスケイグ港という2つの港があります。
ケナクレイグ港へ向かうフェリーは、時期や時間帯によってどちらの港から出発するのか決まっています。
公式サイトにてしっかりと下調べをしておかないと、港についたけどフェリーが来ないなんて事になりかねませんよ。
エレン港とアスケイグ港への行き方はバスかタクシー
バスは公共交通機関となります。
公式サイトに時刻表がありますので、そこで時間を確認して乗車しましょう。
ちなみに、公共交通機関のバスは日曜日運行をしていませんのでご注意ください。
タクシーしか選択肢が無くなりますが、小さな島であるアイラ島のタクシーは予約で埋まっていてつかまらない場合が多いです。
最悪、港へ時間通りに到着しないという悪夢に見舞われるかもしれませんので、事前準備はしっかりと行ってくださいね。
アスケイグ港の場所
エレン港の場所
アイラ島へのフェリーの乗り方はバッチリ
アイラ島へのフェリーの乗り方は、しっかりイメージできましたか?
時間や時期、さらにアイラ島のどの港発着なのかに気をつけるのと、天候にさえ恵まれればなにも難しくないです。
もう1点気を付けるべきは、アイラ島の港に着いた後の移動手段。
これは必ず手配しておかないと、かなり後悔しますので要注意です。
Moose(ムース)のように、ツアーを申し込んでしまった方が手っ取り早くていいという方はサクッとツアーに申し込んじゃいましょう。
この記事がスコッチウィスキー好きさんの夢である、聖地アイラ島へ行きたい方々の手助けになれば嬉しいです。