
- ブダペストからセンテンドレへの行き方が知りたい!
- 電車・車・船のどれが便利?
- センテンドレは日帰り観光できる?
今回は、そんな疑問をお持ちの方に向けて、実際にブダペストからセンテンドレへ日帰り観光してきたMoose(ムース)が、全ルートを徹底比較&おすすめルートを紹介します!
結論から言うと、1番コスパが良く快適なのは郊外列車(HÉV線)。
片道わずか約40分で到着する上、片道500Ft(約2ユーロ)しかかかりません。
また、センテンドレの街は半日でも十分楽しめるほどコンパクトなので、日帰り観光にぴったり。
電車・船・レンタカー・現地ツアーを比較しながら、あなたにぴったりの行き方を選べるよう、以下の表でわかりやすくまとめました。
手段 | 所要時間 | 料金(片道) | 快適さ | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
電車(HEV線) | 約40分 | 約500Ft(約2€) | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
車(レンタカー) | 約35分 | ガソリン代+高速料金 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ |
船(ドナウ川クルーズ) | 約1時間 | 約3,000Ft | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
現地ツアー(送迎付き) | 約6時間(観光込み) | 約6,000Ft〜 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
記事後半では、Moose(ムース)が実際に郊外列車を使って行った日帰り観光のタイムテーブルもシェアしています。
「どのくらい時間があれば回れる?」「ランチはどこで?」といったリアルな情報もあるので、これから訪れる方はぜひ参考にしてください!
ブダペストからセンテンドレへ行く4つの方法
ブダペストからセンテンドレへの行き方は、4つ。
郊外列車、船、車、現地ツアーとなります。
以下で詳しく説明していきますね。
郊外列車へ―ヴ(HÉV)で行く方法

センテンドレへ向かう郊外列車(HÉV)
ブダペストからセンテンドレへ行くなら、もっとも安くて便利なのが郊外列車へ―ヴ(HÉV)です。
ブダペスト市内の地下鉄ブダ側にあるM2バッチャーニ広場(Batthyány tér)駅から紫色のへ―ヴ(HÉV)/センテンドレ線5番に乗り、終点のセンテンドレ(Szentendre)駅まで約40分で到着します。
センテンドレ行きの駅のホームはとても小さいので、絶対に迷わないので安心です(笑)

HÉV/センテンドレ線5番のめちゃくちゃ小さい駅のホーム
料金は片道わずか500Ft(約2ユーロ)ほど。
ブダペストの24時間券や72時間券を持っている場合でも、15kmの郊外チケットを追加購入しなければなりませんよ。
改札などはないので、緑色の電車に乗り込む前に必ず駅の券売機または窓口で“Szentendre”行きの15Km以内の郊外チケットを購入しましょう。
ちなみにMoose(ムース)はハンガリーパスを購入していたので、この郊外チケットは不要でした♬

HÉV/センテンドレ線5番の切符売り場
購入した郊外チケットには、Békásmegyer→Szentendreと表記されます。理由は、ブダペストを超えて最初の駅の名前がBékásmegyerだからです。なので、バッチャーニ広場(Batthyány tér)と表示されていなくても焦らなくて大丈夫。
目的地のセンテンドレ駅には窓口がないので、日帰りする場合は復路の郊外チケットも一緒に購入しておくことをおすすめします。(センテンドレ駅にも自動販売機はありますよ。)
郊外列車は15〜20分おきに運行しており、乗り換えも不要。
車内はレトロ感が漂っていますので、覚悟して乗って下さい(笑)

HÉV/センテンドレ線5番郊外列車の車内の様子
センテンドレ駅に着いてから旧市街までは徒歩約10分。
途中の道にはカフェやお土産屋さんもあり、街歩きを楽しみながらアクセスできます。
車(レンタカー)で行く方法
ブダペストからセンテンドレまでは、車でも約35〜40分ほど。
距離にして約22kmと近く、市内観光と組み合わせて気軽に行けるドライブコースです。
高速道路を使う場合は「M0号線」や「11号線」を利用しますが、交通量が多い時間帯(特に朝夕)は渋滞に注意。
駐車場はセンテンドレ旧市街の入り口付近に有料パーキングがあり、1時間あたり約400Ft(約1.5ユーロ)程度が目安です。
レンタカーなら、途中の観光スポットにも立ち寄れるのが魅力。
例えば、ドナウ川沿いの小さな町や展望ポイントなど、電車では行きづらい場所も自由に巡ることができます。
ただし、旧市街中心部は車両進入禁止エリアも多いため、駐車場所をあらかじめ調べておくのがおすすめです。
ブダペストでお得なレンタカーを探す。
船(季節限定)
せっかくブダペストにいるのですから、ドナウ川クルーズをしながら、センテンドレへ向かってみてはいかがでしょうか?
MAHART社から、ブダペスト⇔センテンドレ間で観光シーズン週末のみに運行しています。
出発地 | 出発時刻 | 到着時刻 |
---|---|---|
Budapest, Vigadó tér 5 | 10:30 | 12:00 |
センテンドレ(Szentendre) | 15:30 | 16:30 |
料金は大人片道4000、往復6000です。(2024年12月調べ)
最新情報は上記の公式サイトで確認してくださいね。
プライベートツアー
どうしてもローカル電車に乗って遠出するのが不安な方は、プライベートツアーもありですね。
プライベートツアーはいくつかありますが、言葉の壁が不安な方は、センテンドレへのプライべート日本語ツアーが、楽天トラベルから予約出来ます。
宿泊ホテルまで日本語ガイドが専用車に乗ってお出迎えしてくれるので、安心ですね。
センテンドレ到着後は、コヴァーチ マルギット陶器博物館の入場観光をして、その後約1時間のフリータイムがあります。
現地オプショナルツアーだと、日本語ではないですが、同じように専用車で宿泊ホテルまでお出迎えしてもらえます。
行き方がどうしても不安な方は、プライベートツアーを検討するのもいいのではないでしょうか。
おすすめ移動手段はこれ!タイプ別に紹介
旅のスタイル別におすすめの移動手段をお伝えしますね。
一人旅・コスパ重視 → 電車(HEV線)
Moose(ムース)も実際に利用した方法です。
コスパ最強で迷わず行ける、安心ルート。
駅から旧市街までは徒歩約10分なので、観光時間もたっぷり確保できます。
家族連れ・荷物が多い旅行者なら → レンタカー
ドア・ツー・ドアで移動でき、天候に左右されないのが魅力。
小さな子連れ旅行や冬の訪問にもぴったりです。
ブダペスト空港からだとレンタカーをピックアップしやすいので、空港からレンタカーをピックアップして、最初にセンテンドレ観光をするのもありですね。
👉ブダペストでお得なレンタカーを探す
ゆっくり景色を楽しみたい → ドナウ川クルーズ船
4〜10月の期間限定運航ですが、ドナウ川を北上して行く特別な体験ができます。
船上から眺めるセンテンドレの街並みは、まさに絵画のよう。
フォトジェニックな移動を楽しみたい方におすすめです。
手間をかけたくない&快適に観光したい → 現地ツアー参加がおすすめ
効率的に主要スポットを回りたい人には、「センテンドレ+ブダペスト郊外」半日ツアーが便利。
時間効率が圧倒的に良いし、英語ガイドや日本語対応ツアーもあり、初めての方にも安心。
実際に行ってみた!センテンドレ日帰り観光モデルコース
ここでは、Moose(ムース)がブダペストから電車(HÉV線)でセンテンドレを日帰り観光したときのスケジュール例を紹介します。
これから訪れる方の目安として活用してください。
モデルスケジュール(約3時間滞在)
時間帯 | 行動内容 |
---|---|
10:18 | ブダペスト中心部を出発(H5線・Batthyány tér駅から乗車) |
10:58 | センテンドレ駅着・旧市街まで徒歩移動(約10分) |
11:08 | 旧市街観光スタート|雑貨屋・アートギャラリー・小高い丘の絶景&教会めぐり |
11:50 | Kereskedőház Étteremでランチ(センテンドレ中心地のカフェ・レストラン) |
12:30 | センテンドレ駅へ向けて徒歩移動(約10分) |
12:40 | センテンドレ駅からブダペストへ戻る |
実際に歩いた観光ルートの詳細はこちらの記事で紹介しています。
👉冬のセンテンドレ日帰り観光モデルコースを見る
ブダペストからセンテンドレへ行くなら電車!日帰り観光に最適な小旅行
ブダペストからセンテンドレまでは、電車(HÉV線)で約40分・片道わずか約2ユーロと、アクセスがとても簡単。
中心部から気軽に行けるうえに、かわいい雑貨屋や美術館、カフェが立ち並ぶ小道はまるでおとぎ話の世界です。
天気の良い日には、行きは電車・帰りはドナウ川の船というルートも人気。
半日〜1日の観光で、ハンガリーのローカルな雰囲気をたっぷり味わえます。
最安&最速は「電車(HÉV線)」:片道約40分、約500Ft
船は景色重視派におすすめ(4〜10月運航)
現地ツアーなら効率よく主要スポットを回れる
センテンドレはブダペストからの日帰り旅にぴったりな可愛い芸術の街
ブダペスト市内から日帰り観光を考えている方は、事前にしっかり計画しておくと、当日スムーズに移動できますよ。
👉 GetYourGuideでセンテンドレ日帰りツアーを探す
この記事がこれからセンテンドレへ行く方の参考になれば嬉しいです。
当サイトでは他にもハンガリーに関する様々な情報を発信しています。
他にもハンガリー旅行で気になる事があるなら、一度覗いてみて下さいね。