ボスニア・ヘルツェゴビナは、オスマン帝国や旧ユーゴスラビアの歴史を持つ文化豊かな国ですが、実はビールも非常に人気があります。
特に夏は気温が高く、旧市街のレストランやカフェのテラス席で飲む冷えたビールは、旅行中の大きな楽しみのひとつです。
しかも価格は非常に安く、スーパーなら1ユーロ前後、レストランでも2〜4ユーロ程度と、ヨーロッパの中でもトップクラスのコスパを誇ります。
とはいえ、初めて訪れると
「どのビールが一番おすすめ?」
「有名なビールは?」
「スーパーでも美味しいビールは買える?」
と迷う方も多いはずです。
そこでこの記事では、Moose(ムース)が実際に現地で飲んで分かった「本当におすすめできるビール」を、旅行者目線で分かりやすく紹介します。
- ボスニアヘルツェゴビナで絶対飲むべき定番ビール
- 近年人気のクラフトビール
- スーパーで買えるおすすめ銘柄
- 価格相場やお土産情報
ボスニアヘルツェゴビナのビール文化と特徴
ボスニア・ヘルツェゴビナのビール文化は、旧ユーゴスラビア時代の影響を強く受けています。
現在でもラガービールが主流で、食事と一緒に気軽に楽しむ日常的なお酒として親しまれています。
特徴は次の通りです。
- ラガービールが中心
- 苦味は控えめで飲みやすい
- 価格が非常に安い
- 地元での消費量が多い
首都のサラエボや、世界遺産の橋で有名なモスタルでは、昼間からビールを楽しむ人々の姿が日常的に見られます。
全体的にクセが少なく、日本のラガービールに近い飲みやすさがあるため、海外ビールに慣れていない方でも安心して楽しめます。
では、実際にボスニアで飲むべきビールはどれなのでしょうか?
次のセクションでは、現地で圧倒的な人気を誇る定番ビールから紹介していきます。
ボスニアヘルツェゴビナで絶対飲むべき定番ビール
ボスニアを訪れたら、まずは地元で長く愛されている定番ビールから試すのがおすすめです。
スーパー・レストラン・バーなど、どこでも手軽に購入でき、価格も安いため気軽に楽しめます。
これから紹介する3つの醸造所のビールを押さえておけば、ボスニアヘルツェゴビナのビールは攻略したも同然です。
Sarajevska Pivara(サラエヴォ醸造所)のビール

Sarajevsko Svijetlo ライトビール
Sarajevska Pivara(Sarajevo Brewery) は、1864年創業のボスニアヘルツェゴビナ最古の醸造所であり、国内を代表する歴史あるブルワリーです。
首都サラエボに位置し、オスマン帝国時代から続く伝統を持つ醸造所として知られています。
長年にわたり、伝統的な底発酵(ラガー)製法を守り続けており、クセが少なく飲みやすいクラシックなヨーロピアンラガーを中心に展開しています。
同醸造所の代表ブランド「Sarajevsko」は、ボスニア国内で非常に高い知名度を誇り、スーパーやレストランなど、どこでも見かける定番ビールです。
近年は、従来のラガーに加えて、レモン風味のラドラーやプレミアムラインなども展開しており、幅広い層に支持されています。
ボスニアヘルツェゴビナのビール文化を象徴する存在であり、旅行中にぜひ一度は試しておきたいブルワリーのひとつです。
Sarajevsko(サラエヴスコ)|ボスニアを代表する王道クラシックラガー
Sarajevskoは、Sarajevska Pivaraを代表する定番ラガービールで、ボスニアヘルツェゴビナ全土で広く飲まれている国民的ビールです。
グラスに注ぐと、クリスタルのように透き通った黄金色が美しく、きめ細かな泡が立ち上がります。
味わいは非常にバランスが良く、モルトのほのかな甘みと心地よい苦味が調和した、クラシックなヨーロピアンラガーらしい仕上がりです。
クセが少なく、すっきりとした飲み口で、ビール初心者からビール好きまで幅広く楽しめます。
スーパー・レストラン・バーなど、どこでも購入できるため、ボスニアを訪れたらまず最初に試してほしい1本です。
タイプ:ライトラガー
アルコール度数:約4.9%
味:クリアでバランスの取れたクラシックな味わい
苦味:弱め〜中程度
飲みやすさ:非常に飲みやすく初心者にもおすすめ
Sarajevsko GOLD(サラエヴスコ ゴールド)|軽快で飲みやすいプレミアムライトラガー

左Sarajevsko GOLD、右Sarajevsko Radler Limun
Sarajevsko GOLDは、定番のSarajevskoよりもさらに軽快で飲みやすく仕上げられた、プレミアムライトラガーです。
美しい黄金色が特徴で、口当たりは非常にスムーズ。苦味は控えめで、爽やかなモルトの風味が感じられます。
重すぎず軽すぎない絶妙なバランスで、暑い日や観光中のリフレッシュにも最適です。
日常的に飲まれるビールとして現地でも人気が高く、スーパーでも手頃な価格で購入できます。
タイプ:ライトラガー
アルコール度数:約4.7%
味:軽快で爽やか、すっきりした味わい
苦味:弱め
飲みやすさ:非常に飲みやすい
Sarajevsko Radler Limun(サラエヴスコ・ラドラー・レモン)|爽やかで飲みやすい低アルコールビール
Sarajevsko Radler Limunは、ライトラガーにレモンジュースをブレンドした、爽やかなフレーバービールです。
レモンの自然な酸味と軽い炭酸が特徴で、ビール特有の苦味がほとんどなく、ジュースのような感覚で楽しめます。
アルコール度数も低いため、ビールが苦手な方や、軽く飲みたい時にも最適です。
特に暑い夏の観光中や、リフレッシュしたい時にぴったりの1本です。
タイプ:ラドラー(ビール+レモン)
アルコール度数:約2.0%
味:レモンの爽やかな酸味と軽い甘み
苦味:ほとんどなし
飲みやすさ:非常に飲みやすく初心者向け
Banjalučka pivara(バニャ・ルカ醸造所)のビール
Banjalučka Pivara(Banja Luka Brewery)は、ボスニアヘルツェゴビナ第2の都市バニャ・ルカに本拠地を置く、国内最大級の歴史ある醸造所です。
1873年創業という長い歴史を持ち、旧ユーゴスラビア時代から現在に至るまで、国内のビール文化を支えてきた存在として知られています。
代表銘柄のNektarは、ボスニアヘルツェゴビナ全土で広く流通しており、スーパー・レストラン・バーなど、どこでも見かける定番ビールのひとつです。
また、黒ビールのCrni Đorđeなど、伝統的なラガーをベースにした多様なラインナップも展開しています。
特徴は、クセが少なく飲みやすいクラシックなヨーロピアンラガーを中心に造っている点で、ビール初心者からビール好きまで幅広く支持されています。
ボスニアヘルツェゴビナのビールを語る上で欠かせない醸造所のひとつであり、現地を訪れたらぜひ一度は同社のビールを試しておきたいところです。
Nektar(ネクタル)|コクを楽しめる人気ビール
Nektarは、Sarajevskoと並ぶ人気ビールです。
Sarajevskoよりもモルトのコクが強く、より「ビールらしい味わい」を楽しめます。
軽すぎるビールが物足りない方には特におすすめ。
ボスニアで最も売れているブランドの一つで、非常にクリアで飲みやすいピルスナーです。
タイプ:ラガー
アルコール度数:約5.0%
味:モルトのコクがしっかり
苦味:中程度
飲みやすさ:コクがありながら飲みやすい
Crni Đorđe(ツルニ・ジョルジェ)
Banja Luka Breweryが製造する黒ビールで、定番ビールNektarの派生銘柄です。
「Crni」は現地語で「黒」を意味し、その名の通り、濃い色と深いコクが特徴。
キャラメルやローストモルトのような香ばしさがありながらも、重すぎず飲みやすい仕上がりになっています。
黒ビール初心者でも比較的飲みやすく、「いつものラガーとは違うビールを試したい」という方にぴったりの1本です。
スーパーでも購入できるため、手軽に試せるのも魅力ですね。













