
- Paprika Apartment Studio Budapestって泊まってみてどうやったん?
- ブダペストの高いホテルおすすめレビューじゃなくて、一般旅人が泊まるようなコスト重視のホテルレビューが知りたい!
そんなあなたにこそ読んで欲しい記事を、今回はご用意しました。
ブダペスト観光で宿泊した Paprika Apartment Studio。
「立地は便利?」「部屋は清潔?」「コスパはどう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
そんな疑問にお答えしつつ、実際に泊まったMoose(ムース)が正直にレビューしますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。
もう1件、ブダペスト市内で宿泊したホテルのレビューも別記事でありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
Paprika Apartment Studioの基本情報と立地

Paprika Apartment Studioの外観
Paprika Apartment Studioはブダペストの観光中心地にあるキッチン付きのアパートで、ホテルというよりかは、現地の人が実際に住んでいる住居をリノベして貸しているって感じです。(リンクは公式サイトに飛びます。)
なので、キッチンはもちろん洗濯機なども完備。
暮らすように旅したい方にピッタリの宿です。
アパートの入口を探すのに苦労しましたが、駅からすぐだし、トラム乗り場も目の前なので、立地としてはかなり良いと言えます。
- 最寄り駅:Astoria(徒歩約5分)
- 周辺施設:カフェ、レストラン、スーパーが徒歩圏内で便利
- 観光アクセス:ブダペスト中心部の主要観光地まで徒歩またはトラムで10〜15分
- 価格帯:1泊約8,000〜12,000円(時期による)
チェックインとチェックアウトの時間
チェックインは2時、チェックアウトは10時です。
チェックインは真夜中12時で終了となりますが、もし遅めのチェックイン希望の方は直接オーナーさんに連絡を入れてチェックインポリシーを確認してくださいと注意書きがありました。
実際に泊まったPaprika Apartment Studio のレビュー

Paprika Apartment Studioの部屋の前
Moose(ムース)が実際に予約したのは1King BedのStudioアパートです。
オーナーさんは他にもGrandという部屋をもう1室持っているようです。
Moose(ムース)はエクスペディアでこちらのPaprika Apartment Studioを予約したのですが、予約確認書に「チェックインのために、最低でも48時間前にオーナーに連絡を入れてください」と注意書きがありました。
予約当初は、ホテル的な感じを勝手に想像していたので、そんな注意書きがあったなんて気が付きもしませんでした。
「受付の人が誰かいるでしょ」と勝手に思い込み、チェックイン当日にアパート内に入る事が出来ずに立ち往生してしまったのです(涙)
そうならない為にも、この宿泊先を予約する方は、予約時の指示通りにオーナーさんに事前連絡して下さいね(笑)
ちなみにチェックアウト時は、カギを郵便受けに入れて退去します。

Paprika Apartment Studioのチェックアウト時にカギを入れる郵便受け
パプリカのステッカーが目印なので、間違いにくいですね。
アパート内の様子

Paprika Apartment Studioの入口用ブザーの場所
アパートは、まず入口の所でファブ(電子キー)をかざして開錠して建物に入ります。
チェックイン前だとこのファブ(電子キー)は当然無いので、オーナーさんと事前に待ち合わせか、このアパート内に入っている営業所のどこかに連絡をつけて、建物内に入れてもらいます。

入口を入ると、中に階段が数段あり、その先には1人と大型スーツケースがギリギリ入る小さなエレベーターがありました。

Paprika Apartment Studio内の1人と大型スーツケース1つがギリギリ入るエレベーター
ヨーロッパあるあるの、いまいち信用できないタイプのエレベーターです(笑)
Moose(ムース)はこの時点で、お土産のワイン達がスーツケースを独占しており、かなり重くなっていました。
なので、階段という選択肢はなし。
恐る恐る、怪しいエレベーターに乗り込みました。
が、ここでさらに問題発覚。
乗り込んでみたものの、部屋が何階にあるのかわりません(笑)
というか、どうやってチェックインするのかすら不明・・・。
とりあえず全ての階に止まって、それっぽい所で降りる事にしました。
無事、エレベーターが落ちる事無く(←失礼)部屋の前に着いたのはいいのですが、部屋の鍵なんて当然もらってないし・・・。
「もしかして、暗証番号を入力したら開くタイプ?」と思いましたが、そんな番号も事前に聞いていませんでした。
無料Wi-Fiがこの建物に都合よくあるわけもなく、完全に立ち往生してしまいました。
とりあえず、人がいそうな階の営業所に助けを求めてオーナーさんに連絡をしてもらい、なんとかチェックインする事が出来ました。

本当にお世話になったキルギス共和国大使館の方々
旅行中、ローカル電話が出来ないってこういう時に本当に不便だと感じました。
部屋の様子

Paprika Apartment Studio内キングベッドの様子
やっとの思いでオーナーさんからカギをもらい、チェックインが完了しました。
お部屋はキングベッドという事でしたが、シングルベッド2つを繋げたベッドでした。
ヨーロッパあるあるですかね?
このベッドを繋げてダブルとかキングって言い張るの?(笑)
うちの相方が、このベッドとベッドの隙間が気になると言っていました。
ま、ど真ん中で寝なければ気にならないんですけどね。
お部屋自体は本当に綺麗に保たれていて、大満足でした。

Paprika Apartment Studio内入口付近とキッチンの様子
一通りの調理器具もありましたし、冷蔵庫も完備。
毎食レストランやファーストフードで旅費をを費やしたくない方には助かりますね。

Paprika Apartment Studio内冷蔵庫とキッチン
リビングスペースは無いですが、小さめなダイニングテーブルとチェアーもありましたし、コートラックもありました。
傘も用意されていて、至れり尽くせりです。

Paprika Apartment Studio内入口付近のミニダイニングテーブルセットとコートラック
ベッドの向かいにはテレビと机、あとは一人掛け用ソファーが2つ用意されています。
写真はありませんが、ベッド横にはビルトインクローゼットもありましたよ。

Paprika Apartment Studio内ベッド向かいのテレビ・机・一人掛けソファー
当然、無料Wi-Fiもあり。
トイレとお風呂の様子

Paprika Apartment Studioシャワー室の様子
入口すぐ隣には、トイレとお風呂があります。
浴槽はなく、スタンドアップシャワーのみとなっています。
タオルを乾かすラックもありますので、連泊する方などは重宝しますよ。
ホテルではないので、ハウスキーピングなんてありませんからね。

Paprika Apartment Studioシャワー室とタオル乾燥ラック
ちなみにこのタオル乾燥ラック、Moose(ムース)的にかなり助かりました。
理由は、ブダペストで絶対に訪れたい観光地であるセーチェー二温泉で着用した、濡れた水着を乾燥させるのに大活躍してくれたからです。
濡れた衣類って、結構な重さになりますからね(笑)
たとえスーツケースに入れてゴロゴロしているだけといっても、やっぱり軽い方がいいです。
あと、半乾きの服は臭うので、スーツケースに入れて他の衣類に臭いが移るのを阻止できたのも大きかったですね。
シャワーの話にもどりますが、シャワー室自体はかなり小さいので、ちょっと窮屈かもしれません。
うちの相方183センチなのですが、かなり可哀想な感じでシャワーしてました(笑)

Paprika Apartment Studio小さめなシャワー室の様子
ちなみに、トイレも狭いです。
洗面所と洗濯機、全てが1箇所に集約されておりギューギュー感が否めません。

Paprika Apartment Studioのトイレ

Paprika Apartment Studioの洗面台と洗濯機
ヘアドライヤーも用意されていますので、朝の支度はバッチリですね。

Paprika Apartment Studioの照明付き洗面所ミラー
Moose(ムース)はこの洗濯機を使いませんでしたが、連泊したり、旅の終盤の方などは重宝しますね。
狭いという1点を除けば、とても清潔なトイレとお風呂でした。
アメニティーグッズ

Paprika Apartment Studio先人たちが残していったシャンプーやボディーソープ達
アメニティーグッズは、ありません(笑)
しいて言うなら、こちらの先人たちが残していった使いかけのシャンプーやトリートメント、ボディーソープでしょうか。
ホテルではないので、全て自分で用意しておきましょう。
Paprika Apartment Studioはどんな人におすすめ?
Paprika Apartment Studioは「暮らすように旅したい人」に特におすすめです。
- キッチン・電子レンジ・洗濯機完備で長期滞在も快適
- 観光地やスーパー、カフェが徒歩圏内で便利
- 自炊出来るので旅行中の食費を節約出来る
一方で、24時間フロントやルームサービス・ハウスキーピングといった「ホテルらしいサービス」を求める方には少し物足りなく感じるかもしれません。
「滞在コストを抑えつつ、地元に溶け込むように過ごしたい」という方にこそフィットする宿です。
ホテルらしいサービスがいい方は、Atrium Fashion Hotelのレビューも参考にしてください。
ちなみにMoose(ムース)が実際に滞在した際にかかった費用は2025年1月で、2名2泊で$192.13(カナダドル)でした。
予約時の注意点とコツ
Paprika Apartment Studioはアパートメントタイプの宿なので、ホテルと比べてチェックイン方法や設備の使い方にちょっとした注意点があります。
✅ 注意点
チェックインはセルフ式 → 予約後に送られてくる案内メールを必ず確認し、暗証番号や受け渡し方法を把握しておく。
宿泊料金に「清掃費」が含まれていない場合がある → 予約サイトによって表示が異なるため、合計金額を必ずチェック。
エレベーターがない棟もある → 大きな荷物がある人は階数を確認しておくと安心。
💡 コツ
複数の予約サイトを比較する → Booking.comやHotels.comなどで料金や清掃費込みの総額表示が違うことがあるため、比較してから予約。
キャンセル可能プランを選ぶ → フライト変更や体調不良などに備えて、柔軟に対応できるプランがおすすめ。
ホテルズドットコムの「10泊で1泊無料」を活用 → 長期ヨーロッパ周遊の方は特にお得。
結論:立地が良く、暮らすように旅したい方にぴったり!
Paprika Apartment Studioは、ブダペストの観光中心地に位置しているし、キッチンや洗濯機などが完備されているので、暮らすように旅したい方にぴったりな宿でした。
逆に、ホテルのようなサービスを求めている人には、ちょっと合わないかもしれません。
それでも、立地の良さとコスパを考えると「観光+ちょっと生活感のある滞在」を楽しみたい人にはおすすめできる宿です。
自分の旅のスタイルに合いそうだと思ったら、最新の料金や空室状況をチェックしてみてください。
個人旅行派のMoose(ムース)もよく利用しているのが「ホテルズドットコム」。
理由はシンプルで、10泊ごとに1泊無料になる「Hotels.comリワード」があるからです。
同じ料金で予約するなら、次の旅もお得になるサイトを使った方が断然賢いですよね。