【完全ガイド】タイ・バンコク8時間のトランジット観光!実際に回った効率的ルートと所要時間

【完全ガイド】バンコク8時間のトランジット観光!実際に回った効率的ルートと所要時間
【完全ガイド】バンコク8時間のトランジット観光!実際に回った効率的ルートと所要時間
タイ

タイ・バンコクのトランジット観光を考えているあなたへ。

空港に到着してから短時間で市内観光を楽しむには、しっかりと計画を立てることが重要です。

この記事では、実際にMoose(ムース)が8時間の乗り継ぎ時間を使って効率よく観光した体験をもとに、どのスポットを訪れ、どのように回ったのか、具体的なルートと所要時間を詳しくご紹介します。

限られた時間内でバンコクの魅力を最大限に味わうためのポイントや、注意点も合わせて解説しますので、これからトランジット観光を予定している方にとって参考になる内容が盛りだくさんです。

目次

【体験記】バンコク8時間のトランジット観光ルートを実際に回ってみた!

バンコクのトランジット観光は、限られた時間をいかに有効に使うかが大切です。

今回は、Moose(ムース)が実際に体験した8時間のトランジット観光を元に、効率的に観光を楽しむ方法をご紹介します。

Moose(ムース)の実際のフライトは、早朝5時45分に到着し、16時45分にバンコクを出発。

通常ならば11時間のロングトランジットになりますが、友人とのランチの約束があったため、空港へ戻らなければいけない時間が12時30分でした。

ですので、実質観光時間は約6時間強、限界まで観光してきましたよ。

通常のトランジット観光では、フライトの2~3時間前には空港へ戻り、入国審査を終え、ゲート付近で時間を潰すのが鉄則です。

今回の旅程では、通常の8時間トランジット観光を想定して、効率的な観光を試みました。

以下に、実際に行った観光スポットとその所要時間、体験談を交えて紹介します。

これからバンコクのトランジット観光を計画している方にとって、参考になる情報が盛りだくさんですので、ぜひご覧ください。

実際に訪れた観光スポットと所要時間・感想

バンコクには見どころがたくさんありますが、短時間で効率よく観光するためには、移動時間や混雑具合を考慮して、無理なく楽しめるスポットを選ぶことが大切です。

ここでは、Moose(ムース)が実際に訪れた観光スポットとその所要時間を紹介します。

限られた時間内で、どの観光地をどの順番で回るべきか、その選定基準をもとに効率的に楽しむ方法も解説します。

実際に訪れたスポットでの体験談を交えながら、それぞれの所要時間や滞在時間の調整方法についても触れていきますので、観光プランを立てる際の参考にしてください。

ワット・ポー(涅槃仏)

ワット・ポーは、バンコクを代表する寺院のひとつで、世界的にも有名な涅槃仏が安置されています。訪れるには、サナームチャイ駅から徒歩で約10分。所要時間は約30分〜1時間ほどで、寺院内の美しい建築を楽しむことができます。

  • 印象:広大な敷地と神聖な雰囲気。涅槃仏の迫力に圧倒される。

  • 体験:タイ古式マッサージは体験せずに、寺院観光に集中。

  • 所要時間:30分〜1時間

  • 効率的な使い方:見どころを絞って周り、時間があればマッサージも体験可能。

ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

ワット・プラケオは、バンコクで最も象徴的な観光地の一つです。

タイの王室に関する貴重な歴史や文化が感じられる場所で、タイ王室の守護神「エメラルド仏」が祀られています。

かなり広大な敷地なので、訪れるには1時間〜1時間半を見込むと良いでしょう。

所要時間: 約1時間~1時間30分

ポイント: 早朝訪れることで混雑を避け、ゆっくりと内部を見学できます。観光時間を有効活用するためには、事前に必見スポットを決めて、駆け足で回ることをおすすめします。

  • 印象:豪華な金色の建物と荘厳な雰囲気が圧巻。

  • 体験:歴史を感じながら敷地内を散策。混雑が多いため早朝訪問が◎。

  • 効率的な使い方:早朝訪問がベスト。時間がない場合は外観だけでも価値あり。

カフェで休憩(ブルーホエールマハラート)

観光の合間に、タイのカフェ文化を楽しみたいなら、ブルーホエールマハラートがオススメ。落ち着いた雰囲気のカフェでリラックスでき、観光の疲れを癒してくれます。

  • 印象:落ち着いた雰囲気で観光の合間にリフレッシュできるカフェ。

  • 体験:タイスイーツとコーヒーで休憩。観光の疲れを癒すひととき。

  • 所要時間:30分〜1時間

  • 効率的な使い方:注文を素早く済ませ、次の観光スポットにスムーズに移動。

チャオプラヤー川

  • 印象:対岸の寺院や建物が織りなす美しい景色。

  • 体験:短時間の船移動でもバンコクの雰囲気を堪能。

  • 所要時間:30分〜45分

  • 効率的な使い方:船移動は時間短縮の手段としても有効。

実際の乗り継ぎ観光タイムテーブル

バンコクでの8時間の乗り継ぎ時間、どこまで観光できるのか?どれだけ効率的に楽しめるのか?

実際にMoose(ムース)が体験したルートを、時間ごとに詳しくご紹介します。

早朝のバンコクは、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。

人混みの少ない寺院で静寂に包まれ、活気ある市場のエネルギーを感じ、おしゃれなカフェで一息つく…。

このプランなら、乗り継ぎ時間を最大限に活かし、コンパクトにバンコクを堪能できること間違いなし!

では、実際にMoose(ムース)の体験した6時間強のタイムテーブルをご覧ください。

時間帯行動内容移動方法ポイント
05:45スワンナプーム空港到着徒歩いかに早く入国審査を終えるかが勝負の決め手!小走りで誰よりも早く入国審査場へ向かいましょう。
06:26エアポートリンクで移動電車手荷物がある場合は預けて身軽になりましょう&エアポートリンクで朝の渋滞回避!
07:42チャオプラヤー川ボート移動景色を楽しむ。
07:48ワット・アルン観光徒歩早く到着しすぎても、有料エリア外を散策できますよ♬
08:15チャオプラヤー川ボート移動景色を楽しむ。
08:27ワット・ポー観光徒歩見どころがあり過ぎるので、絞っておきましょう。
09:00タイ古式マッサージ総本山にて施術徒歩旅の疲れを癒しましょう。
10:00カフェ休憩(ブルーホエールマハラート)徒歩カフェの営業時間は要チェックです。
10:40王宮&ワット・プラケオ観光徒歩観光ルートは事前にしっかり決めておかないと重複して時間に無駄が生じます。
11:13スワンナプーム空港へ戻る電車余裕をもって移動しましょう。
12:15空港到着・搭乗手続き

このタイムテーブルは実体験ベースなので、8時間のトランジット時間で充実した観光が可能なはずです。

移動時間や観光地ごとのポイントも考慮しているので、実際に再現しやすいプランになっています。

5時45分 スワンナプーム空港定刻到着!混雑を避ける為にまずやったこと

イミグレーションが混むかもしれないと事前にリサーチしていたので、なるべくスムーズに飛行機を降りれるように機内で事前準備。

この時点で、タイの出入国カードに記入漏れがないかしっかり確認して、時間を節約しましょう。
到着したゲートからイミグレーションまでの距離が意外とあり、小走りで空港内を駆け抜けました。

👉 【ポイント】飛行機の座席は「通路側の前方」を指定しておくと、降機がスムーズで大幅な時短に。人気路線の早朝便では、これが乗り継ぎ観光の成否を分けることも!

6時10分 手荷物を預け、エアポートレールリンクへ向かう

入国審査を想像よりもはるかに早く通過することができたので、観光に邪魔な機内手荷物を預けに行きます。

万が一引換券を無くした時用に、引換券の写メを取っておくことをお勧めします。
Bellugg Left luggageの引換券

Bellugg Left luggageの引換券

エアポートレールリンクを往復利用する予定なので、手荷物を預けるのはエアポートレールリンク駅周辺の会社にすることで、時間のロスを防ぎます

エアポートレールリンクへ向かうエスカレーターの目の前にあるBellugg Left luggage

エアポートレールリンクへ向かうエスカレーターの目の前にあるBellugg Left luggage

6時26分 乗車券を購入し、エアポートレールリンクへ乗車

空港の地下にエアポートレールリンクの乗車券を買う場所があるので、目的地まで購入します。

スワンナプーム空港内エアポートレールリンク乗車券販売エリア

スワンナプーム空港内エアポートレールリンク乗車券販売エリア

あとは案内表示に従って、ホームまで降りていき電車の到着を待ちます。

エアポートレールリンク スワンナプーム空港駅の様子

エアポートレールリンク スワンナプーム空港駅の様子

始発からそんなに時間が経っていないにもかかわらず、学生さんなど意外と地元の利用者が多く、混雑していました。

6時55分 マッカサン(MAKKSAN)駅でMRTへ乗り換え

最初の目的地がワット・アルン(暁の寺)なので、マッカサン(MAKKSAN)駅で下車し、MRTペッチャブリ駅(PHETCHABURI)BL21へ向かいます。

エアポートレールリンク(ART)マッカサン駅(MAKKSAN)改札を出てMRT(ブルーライン)へ向かう道

エアポートレールリンク(ART)マッカサン駅(MAKKSAN)改札を出てMRT(ブルーライン)へ向かう道

詳しい乗り換え方法は【空港から3大寺院へ電車で向かう人必見!ARL↔MRTの超簡単乗り換え】の記事を参考にしてください。

7時26分 MRTサナームチャイ駅(Sanam Chai)到着

MRTサナームチャイ駅(Sanam Chai)BL31へ到着後、駅をでてチャオプラヤー川を越えるべく、徒歩で渡し船乗り場へ向かいます。

7時40分 ターティアン船着き場へ到着

ワット・ポーの美しい建物を横目に見ながら渡し船乗り場へ向かいます。

場所がちょっと分かりにくく道に迷いましたが、無事に船着き場へ到着しました。

ターティアン船着き場入口

ターティアン船着き場入口

7時42分 渡し船でチャオプラヤー川を超え対岸のワット・アルン(暁の寺)へ

運よく、渡し船がすぐに来たので4バーツ支払って船に乗り込みます。

乗船時間は約5分です。

7時48分 対岸到着 ワット・アルン(暁の寺)

渡し船を降り、真っ直ぐに歩いて行くとすぐに入口があります。

ワット・アルンの有料エリアは8時から見学が可能です。

先にチケットを購入して、8時になるまでは有料エリア以外を見てまわります。

無料エリアから見るワット・アルン(暁の寺)

無料エリアから見るワット・アルン(暁の寺)

早朝なので人が少なく、写真を撮り放題でした。

たっぷり撮影をした後は、来た道と同じように4バーツで対岸へ戻ります。

8時27分 ワット・ポーの寝釈迦様とご対面

ワット・ポーも、早朝だからか人が少なく、スイスイと鑑賞できました。

ワット・ポーの寝釈迦様

ワット・ポーの寝釈迦様

ワット・ポー寺院内もかなり広く、見どころが沢山あります。

9時 タイ古式マッサージ総本山でマッサージ施術

ワット・ポー寺院内にあるタイ古式マッサージの総本山

ワット・ポー寺院内にあるタイ古式マッサージの総本山

ワット・ポー寺院内にあるマッサージの総本山で、本場のマッサージを受けました。

フットマッサージ・全身マッサージ・オイルマッサージから選べます。

ワット・ポー寺院内にあるタイ古式マッサージの総本山施術メニュー

ワット・ポー寺院内にあるタイ古式マッサージの総本山施術メニュー

30分320バーツ、約1050円!!めっちゃ安い!!

時間があったなら絶対1時間のマッサージを受けたかったです。

9時30分 全身マッサージ終了

施術後は、冷たいマルベリー(桑)茶を頂きました。

マッサージの効果を高めるため、しっかり水分補給します。

ワット・ポー内で頂く冷たいマルベリー(桑)茶

ワット・ポー内で頂く冷たいマルベリー(桑)茶

次の目的地であるカフェの開店時間を勘違いしていたため、ここで時間つぶしのためにワット・ポー内をさらにブラブラ。

ちょっと勿体なかったです...。

9時50分 ワットポーを後にし、お目当てのカフェへ移動

ワット・ポーから徒歩で行ける距離に、インスタでも見かける映えドリンクを提供する、ブルーホエールマハラートカフェがあります。

10時 ブルーホエールマハラートカフェ到着

カフェの営業時間をMoose(ムース)は勘違いしていました・・・。

10時と思っていた営業時間は、なんと9時から。

混んでいないか心配しましたが、並ぶことなく注文できました。

ブルーホエールマハラートカフェのアイスバタフライピーラテ

ブルーホエールマハラートカフェのアイスバタフライピーラテ

マメ科のバタフライピーという青い花が、この美しい色を出しています。

ラテのお味は、マメ科だからか豆乳風の味でおいしかったです。

10時20分 カフェを後にし、急遽予定に入れた王宮へ

この時点で、最初に予定していた観光地をすべてまわりきってしまいました。

カフェ店内の無料Wi-Fiを使って、近くにある観光地を調べた結果、予定していなかった王宮へ向かうことにしました。

当然、事前にしっかり調べていなかったため、王宮の入口がカフェからかなりの距離があることを、歩きながら知りました。

10時40分 王宮&ワット・プラケオ(エメラルド寺院)到着

やっとの思いで到着した王宮&ワット・プラケオ(エメラルド寺院)には、かなりの人が・・・。

しかも王宮内は、さっきMoose(ムース)が歩いてきた距離をそのまま逆戻りするような観光ルート

王宮&ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

王宮&ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

美しい王宮内は、どこもかしこも絵になりましたが、もっと時間をたっぷりとって観たかったです。

11時 泣く泣く王宮を出発

結局広すぎて、肝心のエメラルドブッダを拝むことができず時間オーバー。

かなりの距離を歩いて足が限界にきてしまったのと、時間が押してしまったのも合わさって、タクシーバイクを利用しなければ間に合わないという事態に。

11時13分 駅到着

タクシーバイク利用という無駄な出費になりましたが、無事MRTサナームチャイ駅(Sanam Chai)BL31へ戻ってこれました。

後は、来た時と同じようにMRTペッチャブリ駅(PHETCHABURI)BL21で乗り換えて、空港へ向かいます。

12時15分 スワンナプーム空港到着

最後は少し焦りましたが、約束の12時30分に少し余裕を持って到着することができました。

これがもし、友人との約束ではなく飛行機の時間だったら・・・と想像しただけで冷汗がでました。

観光中は、どんなハプニングが起こるか分かりません!時間には本当に余裕をもって行動しましょう。

8時間でバンコクを満喫!乗り継ぎ観光の攻略ポイント

Moose(ムース)のタイムテーブル通り真似するだけでも充実した観光が出来ますが、さらなる工夫でもっとスムーズに回れます!

飛行機を降りてからの動きがカギ!入国審査&移動の攻略法

スワンナプーム空港の入国審査は混雑必至!
コツ👉:到着後はトイレや両替を後回しにし、最速で審査場へ直行!

エアポートリンクを使えば、渋滞知らずで市内へスムーズにアクセス!
コツ👉 :券売機の行列回避のために小銭を用意 or 窓口でラビットカードを購入しておくと時短に!

手荷物がある場合は、移動線上にあるお店を利用する!
コツ👉 :値段と時間、どちらがあなたにとって優先度が高いかで選びましょう。

静かにじっくり見たいのはワット・ポーかワット・プラケオか!

どちらもタイの目玉観光地だけあって混雑は必至です。

どちらの観光地も混雑なく見学するには、「朝の観光客が少ない」という利点を活かしましょう。

ただし、ワット・プラケオ(王宮)は8時30分、ワット・ポーは8時から開館しますので、優先順位をつけないといけません。
コツ👉 :ワット・ポーで涅槃仏をじっくり鑑賞するのか、ワット・プラケオでエメラルドブッダをじっくり鑑賞したいのかで決めましょう。

カフェ休憩のタイミング

カフェを観光の合間に挟むことで、体力温存&移動の調整ができる。
コツ👉 :お目当てのカフェの立地と営業時間をしっかりと事前に確認しておきましょう。

時間ロスを防ぐ!失敗&改善ポイント

Moose(ムース)の実際の失敗例からぜひ学んで下さい。

失敗例:観光地の位置関係を把握していなかった!

観光プランをしっかり立てず急遽予定に入れたワット・プラケオ(王宮)へ向かうため、移動してきた方向へ逆戻りしなければ行けなかった。

時間も余計にかかり、無駄に歩いて疲れました。

改善策:観光ルートは事前にしっかり場所把握からやっておく!

👉 結果:移動した場所への逆戻りが無くなり、時間も労力も無駄にしなくてすむ。

失敗例:営業時間をしっかり把握していなかった…

お目当てのカフェの営業時間を勘違いしていて、1時間ほど無駄に!

改善策:最新情報を公式サイトで事前に確認する!

👉 結果:無駄な時間潰しが無くなり、よりスムーズに観光地を巡る事が出来る!

8時間のバンコク乗り継ぎ観光を成功させるために

バンコクでの8時間の乗り継ぎ時間をフル活用して、市内観光を楽しむ方法を詳しく紹介してきました。

実際には11時間あったので、8時間以上乗り継ぎがある方はご紹介した以上にもっとたっぷり観光地を巡れると思います。

限られた時間でも、効率的に動けば有名スポットを巡り、おしゃれなカフェで休憩し、バンコクらしい雰囲気を満喫することが可能です。

この記事で紹介したタイムスケジュールやコツを活用すれば、乗り継ぎ時間をただの“待ち時間”にせず、思い出に残る旅の一部にすることができます!

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