ハンツビルのレッドメープルイン&スイーツでペットと滞在した本音口コミ

カナダ
ビーバー君
  • アルゴンキン州立公園付近の格安宿が知りたい。
  • カナダでペットと宿泊・・・、部屋は綺麗なの?
  • ペットの追加料金は?
  • なにかペット用特典があるの?

このような疑問にお答えする記事をご用意いたしました。

パンデミックで新しく増えたモコモコ家族と一緒に、ムスコカ地方へ1泊旅行やハイキングを考えている方の参考になればと思い、正直な感想を詰め込みました。

メープル街道での紅葉を楽しみにしている方は、トロントからだと日帰り旅行でもギリギリ可能です。

でも、アルゴンキン州立公園以外の紅葉の名所を巡るには、ぜひ1泊して頂きたいです。

Moose(ムース)
5年連続でアルゴンキン州立公園の紅葉を見に行っているMoose(ムース)がおすすめします!

この記事では、ムスコカ地方にあるアルゴンキン州立公園へ日帰りではなく1泊旅行を考えている方のホテル選びの参考になるようなレビューを書きました。

オンタリオ州ハンツビルにあるレッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)で、ペットと一緒に滞在した体験記となりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

レッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)の基本情報

Red Maple Inn & Suites

Red Maple Inn & Suites

ムスコカ地方ハンツビルという街にあるレッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)は、高速出口付近にあるので州立公園などの観光地にアクセスしやすい好立地なホテルです。

場所と周辺の観光地

レッドメープルイン&スイーツは、アルゴンキン州立公園へ向かうための高速11号線沿いにあります。

高速出口から1キロ以内の距離なので、中・長距離ドライバーさんがよく利用しているホテルでもあります。

近隣の主な観光地は、アルゴンキン州立公園やアロウヘッド州立公園などカナダの大自然を満喫するアクティビティがメインとなります。

ホテル近くの主な観光地
  • アロウヘッド州立公園
  • ライオンズヘッド
  • アルゴンキン州立公園

欲張りにどちらの州立公園も回りたいという方にピッタリなホテルです。

ホテルの設備

ホテルの設備は、

24時間コンシェルジュサービス

無料Wi-Fi

アイロン

電子レンジ

ミニ冷蔵庫

チェックインとチェックアウトの時間

チェックイン15時

チェックアウト11時

値段

Moose(ムース)が予約した際の値段は、大人2人で税込み99.89カナダドルでした。

時期は9月28日とアルゴンキンの紅葉真っ只中なので、ピークシーズンといえます。

税前で1人85カナダドル、日本円で約7663円(2022年2月調べ)は、まぁまぁではないでしょうか。

ペットの追加料金

公式ウェブサイトでは、ペット1匹につき10カナダドルとあります。

しかし、エクスペディアやホテルズドットコムなどの大手サイトではペットの追加料金を払う事ができませんでした。

手間になりますが、ホテルを予約する前に電話で事前連絡をする事を強くおすすめします。

その際には、追加料金の確認もお忘れなく。

実体験レビューで書いていますが、電話で追加料金を確認しておいて本当に良かったという事件が起こりました。

長年住んでいてもさすが海外。

侮れません(笑)

レッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)を選んだ理由

ズバリ、安さペットフレンドリーかどうかの2点のみ。

アルゴンキンの紅葉を毎年見に行っているのですが、紅葉具合でいつも直前に行く日を決めます。

いつもなら日帰り旅行にするのですが、歳のせいか行きのドライブで3時間→ハイキング数時間→さらに3時間のドライブが堪えるように・・・(笑)

なので今年から1泊する事にしました。

Moose(ムース)家のメンバーは、大人2人と犬3匹という大所帯。

紅葉のピークシーズンということもあり、多くのホテルやコテージの宿泊料金は高額設定です。

さらに犬がいるので、滞在先を探すのも苦労します。

とにかく安く、さらに犬も泊まれるという条件をクリアしたのがレッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)だったのです。

レッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)実体験レビュー

レッドメープルイン&スイーツの看板

レッドメープルイン&スイーツの看板

では、実際にペットと宿泊してみてどうだったのかの本音口コミをお届けします。

ホテルロビーと周辺

レッドメープルイン&スイーツの正面入口

レッドメープルイン&スイーツの正面入口

レッドメープルイン&スイーツのホテル入口は正面に2か所ありました。

1か所目は真正面のメイン玄関、2か所目はメイン玄関のすぐ横、写真でいうと車の真正面のグレーの扉です。

チェックインされる方は、当然正面玄関から入ってフロントデスクを目指します。

レッドメープルイン&スイーツのメインロビーの様子

レッドメープルイン&スイーツのメインロビーの様子

ホテルに入るとすぐにフロントデスクがあるので、チェックイン手続きを済ませましょう。

Moose(ムース)
この時に自己申告でペットがいる旨を伝え、追加費用を払います。

ロビーですが、比較的新しかったので「最近改装したのかな?」という印象を持ちました。

ロビー横には応接室のようなスペースもありました。

レッドメープルイン&スイーツのロビー横の様子

レッドメープルイン&スイーツのロビー横の様子

フロントが混雑した時に座って待ったりできるので、応接室セットがあるのは好印象です。

メインロビー横にはドアがあり、そこから各フロアへ続く階段に繋がっています。

通路には自販機や製氷機などがあり、さらにその奥に2階より上のフロアに通じる階段がありました。

レッドメープルイン&スイーツの各部屋へ続くサイドロビー

レッドメープルイン&スイーツの各部屋へ続くサイドロビー

この通路は、冒頭でお伝えした2か所目の入口に繋がっています。

どうして入口が正面に2か所もあるのか不思議だったのですが、夜になるとフロントデスクが施錠されてしまい、この2か所目のドアしかホテルに出入りできなくなるのです。

さらに、この2か所目のドアを使えば、各部屋からホテルの外へ出るのに、ぐるっと回ってフロントデスクのあるロビーを通らなくていいので、ほんのり近道になります。

だから正面入口のドアが2か所もあったのかと、チェックイン後に納得しました。

あ、お気づきかもしれませんがこのホテル、エレベーターがありません

レッドメープルイン&スイーツの各部屋へ続く階段の様子

レッドメープルイン&スイーツの各部屋へ続く階段の様子

ヨーロッパの古いアパルトマンホテルかい!!とツッコミを入れたくなりましたが、無い物はしょうがないのでせっせと上がります。

2階とかならまだいいですが、3、4階の部屋となると荷物もあるしキツイです。

Moose(ムース)
もちろんMoose(ムース)の部屋は3階。犬にハイキングのおやつにと荷物が多かったので、荷物の出し入れに2往復かかり、ゲンナリしました。

やっとこさ階段を上がり切ると、各部屋に続く通路に出ます。

レッドメープルイン&スイーツの部屋に続く通路の様子

レッドメープルイン&スイーツの部屋に続く通路の様子

全室禁煙のはずですが、なぜかほんのりタバコの臭いが廊下全体にしていました。

ムスコカ地方は冬になるとかなり寒いし雪が凄いしで、外へ出て吸うのが面倒くさくなり室内で吸ってしまう人がいるのでしょうね、残念ながら。

ホテルが禁止しているのに、ほんのり臭いがするというのがその証拠です。

そこまでキツイ臭いではないので、ホテル側も消臭を頑張ってくれているのでしょう。

でも、一旦染みついたタバコの臭いはなかなかとれないので、本当に残念でした。

部屋の様子

レッドメープルイン&スイーツダブルベッドスタンダードルームの様子

レッドメープルイン&スイーツダブルベッドスタンダードルームの様子

気を取り直して、部屋の様子をお伝えします。

今回宿泊した部屋は、ダブルベッドスタンダードというお部屋です。

この部屋からタバコ臭はしなかったので、すごく安心しました。

カーテンを開けたら少し紅葉も見える、すごく広々としたお部屋。

窓際の大きなソファーは、ソファーベッドにもなります。

レッドメープルイン&スイーツの部屋の様子

レッドメープルイン&スイーツの部屋の様子

今回の滞在でソファーベッドは使いませんでしたが、万が一ベッドに不具合があった時の保険と思うと安心ですね。

広々とした室内には冷蔵庫、電子レンジ、簡易コーヒーメーカー、ダイニングテーブルがあります。

レッドメープルイン&スイーツ室内の冷蔵庫と電子レンジ

レッドメープルイン&スイーツ室内の冷蔵庫と電子レンジ

これは本当に重宝しました。

ハイキング用に家からお弁当を作って持って来ていたので、翌日まで冷蔵庫に入れて保管する事ができました。

さらに、コロナ真っ最中でレストラン内での食事ができない為、ダイニングテーブルと電子レンジは最高に役立ちました

Moose(ムース)
コロナでなくても、レストランでの食事を回避すると旅費がグンと下がるので、節約旅行にはもってこいですよ。

簡易コーヒーメーカーはお湯を沸かすだけもできるので、持参のティーバッグで暖かい紅茶も飲めました。

レッドメープルイン&スイーツの簡易コーヒーメーカーと無料コーヒー

レッドメープルイン&スイーツの簡易コーヒーメーカーと無料コーヒー

ちなみに、部屋に準備されていたインスタントコーヒーは古そうだったので怖くてパス(笑)

Moose(ムース)は今回使いませんでしたが、部屋にはアイロン台とアイロンもあります。

レッドメープルイン&スイーツのアイロンとクローゼット

レッドメープルイン&スイーツのアイロンとクローゼット

気になったのは、クローゼット上の水漏れがあったであろう跡。

滞在中にもし、また水漏れしたらと思うと、安心してジャケットとかをハンガーにかけようとは思えませんでした。

さらには、オートロックの内側!

レッドメープルイン&スイーツの室内オートロック

レッドメープルイン&スイーツの室内オートロック

オートロックは問題なく作動してましたが、ここはカバーちゃんとつけといてよ!ってツッコミ入れてしまいました(笑)

トイレとシャワー室の様子

レッドメープルイン&スイーツのシャワーとトイレの様子

レッドメープルイン&スイーツのシャワーとトイレの様子

水まわりにうるさいMoose(ムース)ですが、このシャワーと浴槽は合格ラインでした。

海外の浴槽って、あまりお風呂にお湯を溜めて入らないので汚い場合が多いですよね。

でも、レッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)の浴槽は比較的新しくて、湯船に浸かってもいいかなと思わせてくれました。

水圧もお湯の温度もしっかりで、なかなか満足したシャワーが浴びれました。

でも、長髪の皆様!特に女性の方!!

髪を洗ったらヤバいですよ(笑)

レッドメープルイン&スイーツのヘアドライヤー

レッドメープルイン&スイーツのヘアドライヤー

何じゃこりゃ!なヘアドライヤーで、一切髪の毛が乾きませんでした。

そもそも風が送風されなかったので、壊れていた可能性大です(笑)

アメニティ

レッドメープルイン&スイーツのアメニティ

レッドメープルイン&スイーツのアメニティ

北米ホテルにあるスタンダードなアメニティでした。

コンディショ二ングシャンプーと固形石鹼のみですが、期待はしていなかったので十分です。

ドッグエリア(ホテルの裏庭)

レッドメープルイン&スイーツの犬を散歩出来る裏庭

レッドメープルイン&スイーツの犬を散歩出来る裏庭

宿泊した3階の部屋の窓から撮った写真しかないので申し訳ないのですが、ワンちゃんをトイレに連れていくのにピッタリな裏庭がこのホテルにはあります。

芝もしっかり刈ってあり、ピクニックテーブルとベンチもありました。

ちなみに、このくらいしかペットに特化した設備はありません。

日本みたいに特典みたいなのは皆無(笑)

まあ、最安値で選んだのでそれ相応といったところですかね。

ペット料金に関するトラブル

冒頭でもお伝えした通り、公式サイトではペットの追加料金は1匹につき$10となっています。

Moose(ムース)はTDバンクのポイント専用エクスペディアで予約したのですが、ペットオプションが決算時にありませんでした。

エクスペディアだけなのかと思い、他の予約サイトでも調べましたが、ペットオプションはありません。

仕方なく大人2人で予約をし、予約確認メール後にホテルへ電話をする事にしました。

恐らくオーナーらしき男性が電話にでたので、犬が3匹宿泊する事と、追加料金の額も確認し、3匹で30ドルと電話口で言われました。

チェックイン時に追加料金を払って下さいとのことだったので、当日犬を連れてフロントデスクに行くと、

「あー、デカい犬なので合計で45ドル頂きます。」と。

はい!?

犬のサイズの事なんて一切触れられておらず、電話で確認した時も何もいわれませんでした。

Moose(ムース)
ちなみにうちの子達の内訳は、ポメラニアン1匹とジャーマン・ショートヘアー・ポインターが2匹です。

なのにいきなり、「大きい犬なので45ドル頂戴します。」とかありえません!!

電話をかけた時に出た方がチェックインをして下さったので、電話であなたが30ドルっていいましたよね!?と圧をかけました。

結局、37.10ドルという、どうやってはじき出したのか分からない金額を支払いました。(オンタリオ州の税金は13%)

この対応にはかなり不満足です!!

低価格で犬と寝るだけの場所を探している人向け

レッドメープルイン&スイーツ(Red Maple Inn & Suites)は、低価格でとりあえず犬と一緒に寝れたらいいという場所を探している人向けなホテルです。

予約の際ですが、ペットの追加料金について必ず電話確認をお忘れなく

ロケーションはバッチリなので、アルゴンキン州立公園などの大自然アクティビティをペットと一緒に思う存分楽しみたい人は、選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか?