- ボストンでの宿泊って高い!なんとか費用を抑えたい。
- 安くても汚い宿泊先はムリ。
- 「安い=中心地から遠い」は避けたい。
- 1人旅だから安全重視にしたい。
そんなワガママなお悩みを全て叶えるピッタリの滞在先、HIボストンホステルに実際に宿泊してきたので紹介します。
平均宿泊料金が最も高い都市の上位を争うボストンで、低予算でお得に旅行したい人の参考になる記事です。
高級ホテル・旅館からAirbnb、ホステルまで滞在施設数50軒以上を経験してきたMoose(ムース)が本音でお伝えします。
HIボストンホステルの魅力
HIボストンホステルは、2012年6月に現在のロケーションにオープンした比較的新しいホステルです。
ボストンのチャイナタウンに位置しており、日本人の私達からすれば少し親しみやすい雰囲気のエリアにあります。
観光地も近く、空港からのアクセスもいい好立地
HIボストンホステルは市のほぼ中心部に位置しており、人気の市街地へも徒歩圏内という市内観光に最適のロケーションです。
また、空港からのアクセスもよく、無料空港シャトルバスのシルバーラインを利用してサウス・ステーションのバス停で下車後、徒歩でも10分ほどで到着する距離にあります。
ボストンの市内観光で欠かせないパブリックガーデンも、目と鼻の先です。
また、フリーダムトレイルの出発点であるボストンコモンもすぐそこにあります。
24時間受付もあり、セキュリティ面でも安心
24時間の受付をはじめ、すべてのドアはオートロック式になっています。受付の左手側奥にあるドアが、ホステル内の部屋へと続いています。
受付のお兄さんお姉さんの横を通らないと部屋に行けないという点と、なにより安心したのが、部屋へのアクセスには二重ロックドアとなっている点です。
こちらが滞在するホステル室内へ行くための最初のドア。部屋番号を確認して、カードキーを差し込みます。
ドアを開けるとすぐに、お手洗いともう1つのドアが現れます。1つめのドアと同様、カードキーで開閉します。
セキュリティ面ではかなり安心です。また、室内には、貴重品ロッカーが個々に備えられています。
カギは持参しなければいけませんが、自分のベッドの真横にあるので安心です。
金庫とまではいきませんが、かなりしっかりしたつくりです。スペースもかなりあって、少し大きな荷物もすっぽり入ってしまいます。
清潔で綺麗な室内
ホステルに滞在したことのある人は1度は経験があるはずです。かなり衛生面的に無理なレベルの部屋の数々を。
しかし!このHIボストンホステルはそんな心配の必要はありません。
こちらはMoose(ムース)が泊まった女子専用8人部屋の室内です。
HIボストンホステルは、男性専用・女性専用・男女共同・個室の4つのタイプの部屋が用意されています。
どの二段ベッドの上段か下段かは、チェックインの時に紙に書かれています。
ベッドのシーツ・枕は清潔感のある白で統一されていて、汚れていたらすぐに分かります。
さらに、バスタオルと毛布・その下に敷くシーツは洗濯されていて、ビニールのジップアップ袋に入ってそれぞれのベッドに置いてあります。
ベッド際のコンセントにWi-Fiも完備
携帯の充電は絶対必須ですよね。でもコンセントがベッド際にないケースもちらほら。
でもご安心ください。このHIボストンホステルは、二段ベッドの上でも下でも、バッチリコンセントがあります。
さらにWi-Fiのシグナルも強く、建物内ならどこでもバッチリ接続してくれます。
1階のロビーでは、Wi-Fiを使いながらくつろぐことができます。
トイレ&シャワー室は部屋付きのもの以外も利用可
これは1番嬉しかったですね。もちろん共有ですが、自分の部屋についているトイレ&シャワー室以外にも、通路にある空いているトイレ&シャワー室を使用することが出来ます。
トイレ&シャワー室の基本的なつくりは同じですが、トイレとシャワーが1部屋に1つではないので、他の人にそこまで気を使わなくていいのがすごくよかったです。
トイレ&シャワー室も清潔感たっぷり
滞在していた4階のテーマカラーがオレンジだったからなのか、シャワーカーテンもオレンジ色で統一されていました。他の階へ行っていないので、テーマカラーだったのかは怪しいですが・・・。
写真左手のタオルはフロアマットで、使用する度に濡れていないフロアマットを使用することが出来ます。これはうれしかったですね。
また、ドライヤーの風量もしっかりあって文句ありませんでした。
シャワー室には、ボディーソープがついていました。トイレでよく見る泡でハンドソープが出てくる入れ物に入っています。ハンドソープなんじゃないかと使っていて疑ってしまいました。
お湯加減は、めっちゃ熱くも冷たくもなくといった感じです。水圧はそこそこでした。とりあえず、冷水じゃなく継続的にシャワーヘッドから水が出ていたのでMoose(ムース)は満足しました。
無料朝食付きというコスパ最強の証
このHIボストンホステルは、立地や衛生面・セキュリティの面だけでなく、無料朝食付きという至れり尽くせりなサービス付きなのです。
セルフサービスですが、2階のダイニングルームで朝の7時から10時まで無料で朝食を食べることが出来ます。
朝食のメニューはいたってシンプルですが、無料なので文句はありません。ヨーグルトにグラノーラ・シリアル・オートミール、そしてトーストとリンゴです。
トーストはベーグルか食パンかを選べます。もちろん自分でトーストします。
バターにジャム・クリームチーズにピーナツバターもあります。これだけあれば本当に至れり尽くせりです。
飲み物は、コーヒーと紅茶が用意されていました。
共同キッチンというくらいなので、簡単な調理もできそうです。晩御飯の自炊もありかも。
調味料なども結構そろっています。アジア系の調味料もバッチリ置いてあります。
食べ終わった食器は、決められたビンの中に自分で入れていきます。洗いものまではしなくていいのでご安心を。
ちなみに受付のロビーでは、カップラーメンやジュース類も販売しています。これで夜中にお腹が空いても大丈夫ですね。
ランドリールーム・エンターテインメント設備も!
中には1週間ほど滞在する方もいるのではないでしょうか?そんな人の強い味方、ランドリールームです。
洗濯機と乾燥機が数台づつ置いてあるので、洗濯待ちすることは無いと思います。
洗剤を持参しなくても、その場で購入することも可能です。アイロン台もありましたので、ワイシャツなどのアイロンがけが必要な衣類の洗濯も安心です。
エンターテインメントとしては、ビリヤード台やゲーム機などが置いてあります。また、テレビルームもありました。
チェス盤もあったりと、室内で退屈することはなさそうです。
夜11時から朝7時までは就寝時間。でも門限無し
門限のあるホステルも中にはあります。10歳の子供じゃないんだから門限は面倒くさいですよね。
HIボストンホステルは、門限はない代わりに夜11時過ぎから朝の7時までを就寝時間としています。
その就寝時間内で、友達とおしゃべりしたい人やパソコンなどの光が必要な作業をしたい人は、1階か2階の共有スペースへ行くようにしましょう。
夜遅くにホステルに帰ってきて、ピザやハンバーガーなどの夜食を買って帰った時も、この共有スペースで食べるようにしましょう。
チェックアウト後も荷物を$3で預かってくれる
1つの荷物につき3ドルで、1AMまで預かってもらえます。11時にチェックアウトですので、その日にまだ観光をする予定の人にはとても嬉しいサービスです。
滞在してみた体験記
Moose(ムース)のボストン滞在は、約30時間という弾丸旅行だったので、ホステルでは本当に寝るだけでした。
チェックインしたのは午後6時30分。
部屋のキーをもらってすぐ、荷物を置いて即出かけました。その間わずか2分。(笑)その後夜中の1時まで帰ってきませんでした。
深夜1時、ホステルの部屋の扉を開けて1番驚いたのは、部屋が真っ暗だったことですね。
大袈裟じゃなく、ほんと真っ暗。なんにも見えませんでしたよ。
携帯のスクリーンの光だけ(サーチライトじゃないですよ!)でベッド横のロッカーにたどり着き、ロッカーキーを解除しました。
そそくさとかばん一式をもって、退出しました。雰囲気的にシャワーの用意をゆっくり出来る気がしませんでした。
さらに静寂すぎて、金属製のドアの音が響く!!開閉するだけでかなりの騒音に感じました。
シャワーは、部屋のすぐ横についているものが空いていましたが、とにかく自分が原因の音が気になったので、廊下の方のシャワーを使うことに決めました。
大正解!音も気にせず、がっつりドライヤーもかけて長時間トイレ兼シャワー室を占拠しました。
その後部屋に戻って、おやすみなさい。・・・と思ったら!!!!
つわもの登場!!
Moose(ムース)よりももっと遅くに部屋に帰ってきて、バッチリ部屋の電気をオン!!
眠っているルームメイト全員がピカっと照らし出されて、その場の空気が一気に凍ったのを感じました(;’∀’)
Moose(ムース)は夜遅くに帰ってきた人なので、何も言えせんでしたが、部屋の電気全開はありえないでしょう・・・。
常識というか、他人への思いやりにかける行動を目の当りに(実感)した瞬間でした。
滞在先で寝るだけの人は一考の価値アリ
HIボストンホステルがコスパ最強の理由が少しでもお分かりいただけましたか?
もう1度簡単におさらいしておきますね。
- 無料朝食付き
- 観光地まで徒歩圏内
- 空港からのアクセス◎
- 部屋・トイレがキレイ
- Wi-Fiの接続◎
- セキュリティ対策◎
- 門限無し
しかもHIボストンホステルは、すごく清潔感があってキレイだったのがMoose(ムース)が皆様におすすめする1番の理由です。
初めてホステルを経験する方にも、とてもおすすめです。
ボストンはホテル代が高めの都市ですので、少しでも皆様の旅費削減の参考になれば嬉しいです。