今回は、そんな疑問を体当たりで解決するべくMoose(ムース)が実際にブラチスラバ1日観光へ行ってきました。
結論、ブラチスラバは観光スポットが集約されているので1日でもかなり有名な観光スポットは網羅出来ます。
なので、どうしてもたっぷりスロバキア観光に時間が取れない方は、首都1日観光でも十分堪能する事が可能です。
ブラチスラバの観光スポット22選の紹介と共に、実際に日帰り観光をしたルートも紹介していきますね。
スロバキアの首都観光やブラチスラバへの日帰り旅行を計画している方の参考になれば嬉しいです。
ブラチスラバの有名観光スポット
スロバキアには沢山の観光スポットがありますが、今回は日帰り旅行という縛りがあります。
残念ですが、首都であるブラチスラバのみの観光に絞りお伝えしていきたいと思います。
まずは、ブラチスラバ観光で押さえておきたい観光スポットをいくつかサラッと紹介します。
- ブラチスラバ城
- ミハエル門
- グラサルコビッチ伯爵宮殿
- 聖マルティン大聖堂
- 武器博物館
- クラリシン教会
- フラヴネー広場
- 薬学博物館
- 市歴史博物館
- 聖マルティン大聖堂
- EUROVEAショッピングモール
- チュミル像
- UFOタワー
この中で1番行きたい場所を中心に、日帰り弾丸観光の予定を立てていきましょう。
ブラチスラバのご当地グルメ
観光で忘れてはならないのがご当地グルメです。
行きたい観光スポットと合わせて、ブラチスラバで絶対に食べておきたいご当地グルメのリストもしっかりと旅行の予定に入れましょう。
- ランゴス
- はちみつワイン
詳しいご当地グルメ情報は別記事にて紹介しています。
日帰り観光モデルコース紹介
実際に観光した日帰り旅行モデルコースと共に、ブラチスラバの観光名所をお伝えします。
Moose(ムース)はお隣の国オーストリアのウィーンから電車で訪れましたので、ブラチスラバ観光のスタート地点はブラチスラバ中央駅(Bratislava hl.st. / Bratislava Hlavná stanica)からです。
ウィーンからブラチスラバへの詳しい行き方は、別記事にて紹介しているので気になる方はどうぞ。
また、バスの場合は中央駅に加え、Most SNPという停車駅があります。こちらは市内に一番近い停車駅なので、市内観光をするのにピッタリです。
ブラチスラバ中央駅(Bratislava hl.st. / Bratislava Hlavná stanica)を出て、ブラチスラバの観光中心スポットである旧市街地までは、徒歩と公共交通機関の2択となります。
Moose(ムース)はケチって徒歩を選択しましたが、徒歩だと旧市庁舎の付近までは約30分強かかりますのでご覚悟下さい。
それでは、Moose(ムース)が実際にケチって徒歩で観光してきた日帰りモデルコースを下記に紹介していきます。
大統領官邸庭
まず、始めに向かったのがこちら。
スロバキア版ホワイトハウスの庭、大統領官邸庭です。
この白い建物はグラサルコビッチ伯爵宮殿の裏側で、市内からこの宮殿を見に来る方はあまりこの裏庭まで足を伸ばさない方も多いと思います。
綺麗に整えられたフランス式庭園は、のんびりお散歩するのにもってこいのコースなので時間に余裕がある方は訪れてみてください。
グラサルコビッチ伯爵宮殿
Moose(ムース)は後ろから回って来た形になりましたが、やはり正面の姿は素晴らしいです。
少し風でも吹いて、旗がなびいてくれたらもっと映える写真になったのですがそこは仕方がないですね(笑)
この建物は、1760年に女帝マリア・テレジアの親友貴族アンタル・グラサルコビッチ氏のために建設された歴史ある建築物です。
中に入る事は出来ませんが、外観が素敵なのでぜひ足を運んでみてください。
ブラチスラバ城
次に向かったのはスロバキア・ブラチスラバ観光で絶対に外せない観光地、ブラチスラバ城。
「ひっくり返ったテーブル」と言われてるほど特徴的な外観を持つブラチスラバ城ですが、どしーんとした四方の塔がテーブルの脚に見えるんですかね。
小高いカルパチア山の上にあるので、ケチって徒歩で上がってきたので疲れました(笑)
体力に自信のない方は公共交通機関やツアーなどで行くことをおすすめします。
ただ、お城の外壁からドナウ河と市内を見る景色がとても綺麗なので、ぜひ歩くのが大変でも訪れて欲しい観光地です。
Moose(ムース)は入城しませんでしたが、ブラチスラバ城内に入る事も可能ですので時間の許す方はぜひ城内観光も合わせてどうぞ。
かなり古い歴史を持つお城で、9世紀に要塞が建てられてからその都度、改築・再建を繰り返し現在の姿となっています。
一時は女帝マリア・テレジアの居城の1つでもありました。
城内の展示は、チェコスロバキア皇族にまつわる歴史博物館となっており、装飾品などを見学できますよ。
ブラチスラバ城の公式サイトはこちら。
バロックガーデン
ブラチスラバ城の中庭であるバロックガーデンは、とても美しい庭園です。
Moose(ムース)は訪れたのが早朝すぎたためか、庭園内に入る事が出来ず柵の外から頑張ってカメラを突っ込んで撮影しました(笑)
聖ミクラーシュ教会
聖ミクラーシュ教会は、ブラチスラバ城から徒歩で坂道を降りてくる途中にある教会です。
入口がかなり分かりにくいので、見逃してしまいそうになります。
中は、かなりかび臭いというか古い建物の匂いがしました(笑)
特にスキップしても問題ない観光地ですが、せっかく訪れたので紹介だけしておきますね。
ペスト記念柱(聖三位一体の碑)
ペスト記念碑は、ペスト終焉を記念して建てられた像です。
以前は旧市街の中心地、フラヴネー広場にありましたが、現在はフヴィエズドスラヴォヴォ広場に移動しました。
公園には、詩人フヴィエズドスラヴォヴォの銅像もありますよ。
ユダヤ人ホロコーストメモリアル(Pamataj Jewish Holocaust Memorial)
ひっそりと佇むユダヤ人ホロコーストの記念碑です。
チェコを訪れた際にテレジーン要塞を訪問しましたが、やはりスロバキアにも当時の爪痕がのこっているのですね。
歴史に興味のある方はぜひお立ち寄りください。
ブラチスラバの城壁
聖マルティン大聖堂の横から入る事が出来る城壁は、80年代と90年代に改修されてはいますが現在も14世紀末から続く歴史を物語っています。
壁の厚みは約150メートル。
高速道路の真横にそびえ立つ城壁は、現在と歴史のコントラストが面白いスポットです。
公式サイトを貼っておきますので、興味のある方はぜひ城壁を歩いてみてください。
城壁は、ブラチスラバ城⇔旧市街地へ向かう事ができますよ。
聖マルティン大聖堂
さっきの聖ミクラーシュ教会とは打って変わって←失礼ぜひとも訪れて頂きたい教会がこちらの聖マルティン大聖堂。
中も全くかび臭くない美しい聖マルティン大聖堂は、14世紀初めから200年の歳月をかけて築かれました。
美しいステンドグラスや内装など、ぜひ教会内へ入って堪能してください。
Moose(ムース)は後で知ったのですが、聖マルティン大聖堂は、ローマ・カトリック教会のブラチスラバ教区を統括しているそうです。
そう聞くと、やはり威厳のある素晴らしい教会だったんだと改めて感じました。
クラリシン教会
とんがりした建物が特徴的なクラリシン教会は、中世の旧クララ会と呼ばれるカトリック教会の女子観想修道会修道院でした。
現在は市が所有していますが、中世の雰囲気がたっぷり感じられるスポットです。
ミハエル門
ブラチスラバの旧市街を囲む城壁にある4つの門のうちの1つです。
残念ながら残り3つの門は、18世紀後半に女帝マリア・テレジアによって撤去されてしまいました。
中世の要塞が保存されている唯一の城門で、14世紀に建設されて以降色んな改修を施されながら現在の形に落ち着きました。
武器博物館
武器博物館はミハエル門の中にあり、螺旋階段を上っていきます。
階段の途中途中で、盾や銃などの中世時代の武器や防具の展示物を見学できます。
最上階(約51メートル)から望む旧市街の風景は絶景ポイントなので、ぜひ上ってください。
そして、ついでに武器博物館も観光するのをおすすめします(笑)
Moose(ムース)は時間の関係から残念ながら登りませんでした。
薬物博物館
ミハイル門のすぐ外側に、武器博物館と同じ入場券で入る事ができるのがこちらの薬物博物館です。
一気に2つの観光スポットを網羅できますので、かなりお得です。
博物館の看板にザリガニがついていますが、なんでも赤いザリガニという屋号だった街で最古の薬局の建物だったそうです。
ミハルスカー通り
ミハエル門から真っ直ぐに伸びる通りで、沢山のお店で賑わっています。
可愛いお店やレストラン・カフェなどが集まっているので、目移りしてしまいますよ。
フラヴネー広場(旧市街広場)
フラヴネー広場には我らが日本大使館もある、かつてのブラチスラバの中心地です。
その他各国の大使館や彫刻・噴水、映画祭やクリスマス時期にはクリスマスマーケットの出店で賑わう広場で、ブラチスラバ観光で外すことはできないスポットです。
ロランド噴水(マクシミリアン噴水)
広場にある噴水で、甲冑に身を包んだハンガリー国王マクシミリアンの像が建っています。
Moose(ムース)が訪れたのが冬でしたので、水が出ていませんでした。
ナポレオンの像
フランス大使館前にあるナポレオン像は、ナポレオン軍から攻撃・支配されたことのメモリアルとして設置されています。
チュミル像(Čumil)
変なおじさんがマンホールからひょっこり出ている、なんとも妙な観光スポットです。
このおじさんは、旧ソビエト支配下であったチェコスロバキア時代に作られました。
支配下の街であっても明るさを与えたいと、当時のスロバキア人の思いから設置された像は、今では道行く人々が記念撮影をする人気観光スポットになりました。
ちなみに、チュミルとはスロバキア語で「監視者」という意味だそうです。
たしかに、見られてますね(笑)
旧市庁舎
国内最古の市庁舎で、1370年に時計塔が建てられました。
この塔は有料ですが登る事ができますので、ブラチスラバの街を見下ろすことができますよ。
ブラチスラバ市歴博物館
一般公開されている博物館です。
Moose(ムース)は訪れませんでしたが、歴史・民族・自然史など多岐にわたる展示物があります。
オールドマーケットホール
オールドマーケットホールは、曜日が合うならぜひ立ち寄って頂きたい観光スポットの1つです。
土曜日にのみ開催するファーマーズマーケットでは、有機野菜・ソーセージ・手作りのパンやジャム、ハチミツにお花・雑貨やアートなど様々な商品が集います。
スロバキアのローカルフードを楽しむ絶好のチャンスです。
土曜日以外では、色んなイベントホールとして利用されているようです。
詳しいイベント情報は公式サイトをご覧ください。
UFOタワー
唯一の遠目に移っている写真で大変申し訳ないのですが(笑)
ブラチスラバのシンボルマーク的存在の建物であるUFOタワー。
タワー内はレストランもあり、過去にグルメアワードの受賞歴もあるほど。
展望デッキからは美しいドナウ河をじっくりと眺める事が出来ますよ。
展望台タワーの外際を歩く「スカイウォーク」というアトラクションもありますので、高い所とスリルがお好きな方はぜひどうぞ。
UFOタワーの公式サイトをはっておきますね。
プリマティア宮殿(大司教宮殿)
ピンクの外観が可愛いプリマティア宮殿。
スロバキア屈指の美しさを誇る古典建築といわれているそうです。
宮殿内の鏡の間は、オーストリアとフランス・ナポレオンのプレスブルク平和条約の調印が行われた場所でもあります。
宮殿内部は有料にて一般公開されていますので、興味のある方はぜひどうぞ。
スロバキア国立劇場
スロバキアで最も古い劇場で、オンラインにてオペラ・バレエ・演劇のチケットを購入する事ができます。
かなりの余談ですが、Moose(ムース)が大好きな「のだめカンタービレ」のロケ地でもあります。
千秋様御一行がこの同じ地を踏んだと考えるだけで幸せな気持ちになりました(笑)
青の教会(聖アルジュベダ教会)
ブラチスラバで映えを意識するなら、絶対に外せない観光スポットです。
住宅街のど真ん中にあるのですが、外観だけでなく内装もとっても可愛いので、ぜひ中に入って見て頂きたい教会です。
ただし、教会内部は観光客向けの公開をしていないので、聖アルジュベダ教会(公式HPへ飛びます)内へ入れる時間は限られているので注意してください。
月曜から土曜 6時30分~7時30分、17時30分~19時
日曜 7時30分~12時、17時30分~19時
外も中もかわいい青の教会ですが、沢山の観光地が密集している中心地から少し離れているため訪れるのが少し面倒くさいのでご覚悟下さい。
観光名所が集約しているので日帰りでも十分楽しめる!
スロバキアの首都・ブラチスラバは、ウィーンから日帰りでも十分楽しめる都市です。
観光名所が集まっているので、サクサクと観光する事ができます。
徒歩のみでも十分回り切れますが、公共交通機関を使いこなせるとさらに効率が上がりますのでおすすめです。
スロバキアの首都・ブラチスラバを観光しようと計画している方の参考になれば嬉しいです。
ウィーンからの日帰り旅行で、どこまでスロバキアの首都・ブラチスラバを堪能できるん?
ブラチスラバの観光名所が知りたい。